100円ショップのセリアでは、インテリアに馴染みやすいクリアタイプのフックが充実しています。
掛ける部分がリングの形をしている「フィルムリングフック」は特に人気が高く、売り切れになっていることが多いアイテムです。
商品パッケージに書かれている通り、何度も貼って使用できるのが特徴。貼り直しがしやすく、貼った跡が残りにくいです。
こちらの記事では、セリアの「フィルムリングフック」の特徴や活用法を写真付きでご紹介しています。
フィルムリングフックは便利な収納グッズですが、貼れる場所が限られているのが気になるところです。
フィルムリングフックは透明なフィルムが付いており、フィルムを剥がして使用しました。フックを使用しない時はこのフィルムに貼って保管するので、フィルムは捨てないようにしています。
商品パッケージの裏面には取り付け方法が掲載されていました。
フックを取り付けた後は、フックがしっかりと吸着しているか確認する必要があります。
透明なフィルムに空気が入っていたらしっかりと抜き、フックを引っ張って固定具合を確認しました。
リングの形をしているフックなので、「横向き」と「縦向き」のどちらでも使用することができます。上の写真ではフックを横向きで設置しました。
上の写真では縦向きで設置しています。透明なフィルムが正方形なので、貼る時に必要なスペースは同じです。フィルムのサイズは縦横7cmでした。(自宅で計測)
フィルムリングフックを使用する上で注意が必要なのが、耐荷重です。透明なフィルムで吸着し貼り付けている状態なので、耐荷重をきちんと守る必要があります。
縦向きで使用する場合は「耐荷重2kg」、横向きで使用する場合は「1.5kg」でした。フックが落下する可能性があるので耐荷重より軽いアイテムでも、割れやすい物や繊細な物の収納には不向きです。
フィルムリングフックは便利なアイテムですが、取り付けできる場所は多くありません。フィルムをピタッと吸着させる必要があるので、ガラスやタイル、鏡で使用することができます。
壁紙や家具には付けにくく、キッチンカウンターなど「光沢のある平らな場所」で重宝します。
自宅では洗面所の鏡に付けて使用しています。フィルムの空気が抜けやすく、しっかりと固定することができました。
使用前に必ず吸着具合を確認します。少し引っ張って、フックが取れてしまう場所では使用することができません。
フィルムリングフックだけでなく、セリアで販売しているクリアタイプのフックは、ザラザラした面や壁で使用することができません。
フィルムリングフックを購入した物の使いたい場所で使用できない可能性があるので、事前に使用場所の材質確認がおすすめです。
木製家具やカラーボックスにも設置できませんでした。
フィルムリングフックは穴に物を掛けたり、通して収納するアイテムです。真ん中の穴の大きさは約2.4cmでした。(自宅計測なので若干の誤差あり)
フィルムリングフックは貼り直しがしやすいのが特徴です。フィルム内の空気が抜けているとしっかりと吸着します。フックを外しても糊や跡は残っていませんでした。
何度か貼り直しをしていると、フィルム部分に汚れがつきやすくなりました。フィルムに埃がついた場合は中性洗剤をつけ、指で優しく洗い流します。
ブラシやたわしを使用するとフィルムに傷がつき、吸着力が低下することも。
フィルムリングフックを洗面所の鏡に取り付けました。リング部分にT字カミソリを入れることができ、出し入れがスムーズです。
フック自体が透明なのでインテリアに馴染みやすく、取り付け場所も簡単に変えることができます。
洗面所や脱衣所のメガネ置き場として重宝します。リング部分にメガネを掛けることができ、省スペースで収納可能です。
フィルムリングフックの使い方でおすすめなのが、スプレーボトルの収納です。上の写真ではキッチンシンク横の面にフックを取り付け、アルコール除菌スプレー「パストリーゼ77」を収納しています。
フックは横向きで使用しており、耐荷重は約1.5kgです。500mlのパストリーゼ77を掛けており、使いたい時にすぐに取り出すことができます。
フィルムリングフックは1個110円(税込)で販売しているので、数を揃えやすいです。アルコール除菌スプレーの横にもう1個フックを設置しました。
左側にはキッチン用洗剤スプレーを掛けました。使いやすいように高めの位置に取り付けています。
フックがしっかりと吸着している状態なのでスプレーボトルが落ちず、使いやすい状態で収納できました。
スプレーボトルを掛けて収納する場合は、しっかりと閉まっているか確認してから収納します。
薬味チューブはドアポケットだけでなく、冷蔵庫の空きスペースを生かして収納することができます。冷蔵庫の内側壁にフィルムリングフックを設置し、薬味チューブを立てて収納しました。
リング部分に入れているだけなので、薬味チューブの出し入れがスムーズでした。たくさんの薬味チューブを収納する場合は不向きな方法ですが、本数が少ない場合は便利です。
フィルムリングフックを縦向きに設定し、仕切りやストッパーとして使用しました。キッチンの壁や引き出しに設置し、ラップなど倒れやすい物を支えることができます。
フィルムリングフックは貼り直すことができるので、仕切る幅を自由に調節することができました。透明なフックなので目立ちにくく、すっきりとした印象にまとまります。
よく使用するハンディモップを収納しました。ハンディモップだけでなく、掃除クロスもリングに掛けて収納することができます。
使いたい時にサッと抜くことができるので便利です。
お風呂上がりに壁の水を切る「Satto 水切りワイパー」を収納しました。リング部分に持ち手を入れ、立てることができます。
お風呂場の壁に3ヶ月以上フィルムリングフックを貼っていますが、落ちたことはありません。(濡れにくい場所に貼っています)
フィルムリングフックを横向きに設置し、キッチンクロスをリングに掛けました。
フックは縦向きでも使用できますが、横向きの方がキッチンクロスを入れやすかったです。
キッチンの手拭きとして、ハンドタオルを掛けて使用しました。フェイスタオルも掛けることができますが、ハンドタオルの方が短くて使いやすいです。
リングから抜き取るだけでなので、タオルの入れ替えがしやすいです。
収納方法に困ることが多い布団たたきの置き場所としても重宝します。上の写真では、セリアで購入した白い布団たたきを収納しました。
布団たたきをリングに通し、立てて収納することができます。布団たたき自体は軽量なので収納しやすいです。
フィルムリングフックの商品パッケージでは、使用例として「傘の収納」が掲載されていました。フックを横向きに取り付け、傘の持ち手部分を掛けています。
傘は少し重さがあるアイテムなので、フックがしっかりと吸着しているか確認してから収納します。
フィルムリングフックは、次の日に着用する服の置き場所づくりにも役立ちます。上の写真ではフックを横向きに設置し、ハンガーを掛けて使用しました。
より安定感を出す場合は、フックを縦向きで取り付けるのがおすすめです。縦向きの場合は耐荷重が約2kgで、横向きよりも0.5kgアップします。
リングを縦向きにするとハンガー自体も掛けやすくなりました。
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