100円ショップでは、いろんな種類のフックを販売しています。セリアで購入した「フィルムフック」は、フック部分と接着面が透明になっているアイテムです。
サイズや形が異なるフィルムフックを販売しており、使い方に合ったフックを選ぶことができました。
セリアのフィルムフックは「タイル・ガラス・鏡」に取り付けが可能です。洗面所の鏡やタイルに貼り、コップや歯磨き粉を吊り下げ方式で収納することができました。
掛けて収納することで掃除がしやすくなり、接着面が減るので衛生的です。
こちらの記事では、セリアで販売している「フィルムフック」の種類と活用法を写真付きでご紹介。キッチン、洗面所、バスルームを中心に収納アイデアを掲載しています。
掛けて収納できる「フィルムフック」は、全部で6種類を見つけることができました。サイズが小さいフィルムフックは2個入りで、接着面の大きさも異なります。
セリアで購入した「フィルムフック」の商品一覧(家モノカタログ)
商品パッケージから取り出したフィルムフックは、接着面にシート(半透明)が貼られています。こちらのシートを剥がしてから取り付けました。
取り付ける場所に埃や汚れ、水分、油が残っているとフィルムフックが取れやすくなります。取り付け前に布巾で乾拭きをしました。
フィルムフックは固定タイプとスイングタイプがあり、どちらも「小2個セット」と「大1個」を販売しています。
左が固定タイプ、右がスイングタイプです。接着面のシートはどちらも透明で、フックのデザインと素材が異なります。
スイングタイプはフック部分にステンレスを使用しています。フックは左右に動くのではなく、上下に動かすことができました。
フィルムフックシリーズでは、リングタイプの商品も販売しています。J型フックとは違った使い方ができるアイテムで、スプレーボトルやハンガーを掛けて収納することができます。
上の写真では、リング部分にキッチンクロスを掛けて使用しました。フィルムリングフックの活用法については、下の記事でご紹介しています。
便利なフィルムフックですが、ホッチキスやネジで留めているわけではないので落下する可能性があります。時計や額縁、ガラス製品など割れやすい物の収納には使用することができません。
種類ごとに耐荷重が異なりました。フィルムフックを使用する場合は、フックを取り付け面に押し付け、フィルムから空気をしっかりと抜く必要があります。フックの取り付けが甘いと落下しやすいです。
フィルムフックを使用した収納アイデアをご紹介していきます。空気清浄機の側面にフィルムフックを貼り、電源コードを掛けて収納しました。
空気清浄機を使用しない時に電源コードが邪魔にならず、持ち運んだり、掃除がしやすいです。
上の写真では、固定タイプの小を使用しています。コードが長く、取り付けスペースが確保できる場合は大サイズが使いやすいです。
洗濯機の横スペースの活用にもおすすめです。セリアで購入した白いケース「ファインBOX壁掛け用」と組み合わせました。
自宅で使用している洗濯機は真っ直ぐになっている面が狭いので、フックは小を使用しています。
ファインBOX壁掛け用はフックが掛けやすい形になっており、ケース自体も広口なので使いやすいです。
ケースに洗濯ネットを畳んで収納しました。立てて収納しているので、使いたい洗濯ネットをすぐに取り出すことができます。
洗濯ネットだけでなく、掃除グッズ置き場としても使用可能です。
フィルムフックはお風呂場の吊り下げ収納にも役立ちます。左の水切りワイパーは、「フィルムリングフック」に入れて収納しました。右のブラシはフィルムフック・固定タイプ小に掛けています。
取り付ける時にフィルムフックをしっかりと吸着させたので、落下したことはありません。
キッチンの掃除グッズ収納でもフィルムフックを使用しました。フィルムフックにセリアで購入した「ライズミニ」を掛け、メラミンスポンジを入れています。
洗剤スプレーはフィルムリングフックに掛けました。
小物ケースはフックから簡単に取り外すことができ、単体でも持ち運びが可能です。
鏡やタイルに貼って使用できるフィルムフックは、洗面所で活躍するアイテムです。歯磨き用コップを掛けて収納できる「コップホルダー」も販売しています。
コップを洗面台に置かずに収納できるので、底部分が乾きやすいです。
歯磨き粉はダイソーで購入した「チューブ絞り」と組み合わせて収納しています。歯磨き粉が少なくなってきたら、絞りながら使用することができるアイテムです。
チューブ絞りには専用の吸盤がついていますが、フィルムフックの方がよりスッキリとした印象に。
フィルムフックシリーズの「コップホルダー」は、J型というよりも逆L字型です。コップを掛けやすく、透明なので圧迫感を抑えることができます。
フィルムフックとセリアで購入した「ライズミニ」を組み合わせ、小さなゴミ箱として使用しました。
ライズミニはフックを掛ける穴が開いており、フィルムフックと相性が良いアイテムです。洗面所だけでなく、キッチンやバスルームのゴミ箱として使用することができます。
ゴミ箱を吊り下げることで、洗面台の掃除がしやすくなりました。ダイソーで購入したチューブ絞りは、ハンドクリームの吊り下げ収納にも便利です。
意外と置き場所に困ることが多いのが、洗顔用泡立てネットです。使用後は濡れているので、吊るして乾かすようにしています。
お風呂場や洗面所にフィルムフックを取り付け、泡立てネットを掛けました。
上の写真では、固定タイプの小を使用しています。小は2個入りなので、洗面所とお風呂場それぞれに設置することができました。
フックなので泡立てネットが取りやすく、透明なので目立ちません。
ミニタイプは購入してみたものの、どう使用すれば良いか分からなかったアイテムです。耐荷重が500gなので、重い物の収納には向いていません。
他のフックのようにJ型ではなく、丸い突起のようなフックでした。
使ってみると、ヘアゴムやネックレスの収納にピッタリでした。小さめサイズのフックなので並べて使いやすく、ネックレスやヘアゴムの出し入れがスムーズです。
J型のフックは輪ゴムの収納に向いています。冷蔵庫横に固定フック小を貼り、縦に2個並べました。モノトーンの輪ゴムもセリアで購入したアイテムです。
少量だけフックに掛けておくと便利です。
固定フック小を使用し、レジ袋(持ち手付きビニール袋)を掛けました。フックを少し離して設置することで、レジ袋を広げることができます。
簡易なゴミ箱として使用でき、レジ袋の入れ替えも簡単です。
フィルムフックに手付き盆ざるを掛け、乾かしています。フィルムフックは透明なので使用しない時は目立たず、張り替えもしやすいです。
キッチンの引き出しにフィルムフックと「ファインBOX壁掛け用」を設置し、キッチンペーパー置き場として使用しました。広口の収納ケースなので、ラップやレジ袋入れとしても使用可能です。
▼ 100円ショップだけでなく、Amazonでもフィルムフックが充実していました。
フィルムフックに布団叩きを掛けて収納しました。J型フックなので出し入れが簡単です。
服の手入れで使用する洋服ブラシを玄関に置いています。携帯用ブラシなので、そのままバッグに入れて持ち運べる点も便利です。
ドアの内側にフックを掛け、物を吊るして収納する場合はドアと棚の隙間スペースを確認するようにしています。
無印良品の「卓上ほうき(ちりとり付き)」を掛けて収納しました。コンパクトサイズのほうきなので収納がしやすく、フィルムフック小に掛けることができました。
フィルムフックは、エコバッグの置き場所づくりにも役立ちます。玄関やキッチンカウンターに掛けて収納することができました。
固定タイプのフックでも掛けることができますが、自宅ではスイングタイプのフィルムフックを使用しています。
フック自体が細く、やや長めなのでエコバッグが掛けやすいです。
キッチンカウンター横にフィルムフックを取り付け、お買い物バッグを掛けました。好きなデザインのバッグは、見せる収納にもおすすめです。
J型フックなので使いたい時にすぐに取り出すことができます。上の写真では、カウニステのトートバッグ・ミニバッグ を掛けて収納していました。
セリアで販売しているフィルムフックは便利なアイテムですが、貼れる場所が限られているのが気になるところです。
鏡、タイル、ガラスなどザラザラとしておらず、光沢がある場所に取り付けることができます。
一方、壁紙や家具、ザラザラしている面には取り付けることができませんでした。フィルムがピッタリと吸着することで取り付けができるアイテムなので、家の中で貼れる場所は限られます。
フィルムフックをたくさん使用する場合は、事前に1個だけを購入し、接着可能か確認するのがおすすめです。