無印良品では衣装ケースやハンガーなど、洋服収納グッズを数多く販売しています。1個5,490円(税込)で販売している「スチールハンガーラック」は、衣類収納に便利なアイテムでした。
細いパイプにこだわって作られたハンガーラックで、すっきりとした印象にまとまるのが特徴です。
無印良品の公式ネットストアに掲載されている写真ではアイボリーに近い色に見えましたが、実際はライトグレーに近い色合いでした。
こちらの記事では、無印良品で販売している「スチールハンガーラック」の特徴や収納例を写真付きでご紹介しています。ハンガーラックのサイズ感や収納量の参考になれば嬉しいです。
スチールハンガーラックを組み立てた状態の写真です。下にはベースフレームが3本ついており、洋服を掛けるだけでなく、ボックスなどを置いて使用することができます。
ハンガーバーとベースフレーム、それぞれの耐荷重は10kgです。こちらの商品は屋内専用で直射日光が当たる場所を避けて置きます。
楽天市場でハンガーラックを確認したところ、ベーフフレームがあるハンガーラックは5,000円以上の商品が多いです。無印良品のスチールラックは価格も高すぎず、収納力があるアイテムでした。
無印良品のスチールハンガーラックは組み立て式の商品です。組み立て前は縦長のダンボールに入っていました。
写真だけ見るとすごく重そうに見えますが、持ってみると軽くて驚きました。ダンボールなので少し持ちにくいですが、女性でも持ち運びができます。
中には組み立て前のパーツが入っており、それぞれがビニール袋に包まれています。商品を組み立てる時はハサミを用意しておくとスムーズです。
組み立て・取り扱い説明書が入っていました。注意事項や製品仕様、組み立て方が掲載されています。
製品の重さは約3.5kgと軽量です。服を掛けていない状態だと簡単に持ち上げることができました。
パーツは「ポール2本・ハンガーバー1本・ベースフレーム1本・ネジ&ワッシャーセット4個・六角レンチ」が入っています。
組み立て方の工程は2つのみです。ハンガーラックを寝かせた状態で組み立てるので、少し広いスペースが必要でした。
無印良品のスチールハンガーラックは、一度組み立てると取り外しができない商品です。ハンガーバーとポール部分が外せない仕様でした。
組み立て自体は簡単で、コツを掴むと25分前後で組み立てることができます。女性ひとりでも組み立てが可能です。
まず初めにポールとハンガーバーをつなぎ合わせます。組み立てはじめの頃はコツがわからず、この作業に時間が掛かってしまいました。
ポールとハンガーバーを両方とも寝かせ、ハンガーバーにポールを真っ直ぐグッと押し込みます。くるくる回しながらでは入らず、少し力を入れて押し込む必要がありました。きちんとポールがはまると「カチっ」と音がします。
ポールをベースフレームに取り付けます。左右それぞれ2箇所ずつ穴があり、そこをネジとワッシャーでしっかりと閉めます。
六角レンチを使用すると、しっかりと閉めることができました。以上で組み立てが完了です。
六角レンチは商品のセット内容に含まれており、別途用意する必要はありません。
スチールハンガーラックは白やアイボリーではなく、ライトグレーに近い色合いです。無印良品の「ポリプロピレン洗濯用ハンガー」を掛けてみると、色の違いがよくわかります。
無印良品のPPファイルボックス(ホワイトグレー)をベーフフレームの上に置きました。近い色合いですが、スチールハンガーラックの方が少し濃いグレーカラーです。
スチールハンガーラックは少しザラッとした質感が特徴です。つや消しで落ち着いた印象のハンガーラックでした。
ハンガーバーの両サイドに小さな突起があり、掛けているハンガーが落ちないようになっています。
ハンガーが小さな突起に当たり。きちんと止まります。目立ちにくい大きさとカラーなので、違和感がありません。地味な部分ですが、毎日使用することを考えると大切なポイントです。
スチールハンガーラックは、無印良品の公式ネットストアでは「ランドリー用品」に分類されている商品です。
洋服の収納はもちろん、室内干し用のハンガーラックとしても重宝します。
水に濡れた状態で放置するとサビの原因になるので、濡れたタオルや洋服を直接掛けないようにしています。
ベースフレームの上にランドリーバスケット(フレディレック)とニトリのインボックスを置きました。
室内干しで使用しない時は、インボックスの中に洗濯用ハンガーや洗濯バサミを収納します。ニトリのインボックスは専用フタが別売りされているので、フタを閉じて目隠しすることができるのも便利なポイントです。
スチールハンガーラックに洋服を掛けて収納します。高さが150cmあるので、コートをキレイに掛けることができました。男性用コートも掛けやすいサイズです。
冬場はコートをスチールハンガーラックにまとめておくと便利です。ハンガーは無印良品で購入した「ポリプロピレンハンガー・紳士用」を使用しており、フレディレック・ウォッシュサロンの洋服カバーを被せています。
コートは出し入れがしやすいように程よく感覚をあけて収納しています。よく着用するコートは洋服カバーを取っていることが多いです。
コートが増えてくると、1年以上着用していないコートを中心に買取に出すようにしています。洋服の買取については、下の記事でレポートしました。
スチールハンガーラックによく着用する服をまとめました。クローゼットから独立しており、洋服を少量ずつ管理することができます。
パンツ(ズボン)は「MAWAハンガー・シングルパンツ」に掛けて収納しています。ハンガーはそのままの状態で、パンツのみを手前に引き出すことができるアイテムです。
MAWAハンガーを使用するとパンツの管理がしやすくなりました。カラーはホワイトの他にブラックも販売しています。
スチールハンガーラックを使用していて特に便利と感じたのが、ベーフフレームです。スリムなハンガーラックですが、ベースフレームが大きく、収納ボックスを置きやすいのが嬉しいポイント。
上の写真では、ポリプロピレン頑丈収納ボックスの「大」サイズを1個置いています。幅が少し余るので長いコートやワンピースを掛けるスペースを作ることができました。
頑丈ボックスの中だけでなく、上にもバッグを置くことができます。
無印良品のPP頑丈収納ボックスは「特大・大・小」の3サイズを販売しています。ベースフレームの上に一番大きいサイズの「特大」を置くことができました。グレーカラー同士の収納グッズなのでよく馴染みます。
無印良品の公式通販サイト「PP頑丈収納ボックス」一覧ページへ
頑丈ボックスは両サイドに持ち手がついており、ボックスのフタをロックすることができます。特大サイズを置く場合は、持ち手を下におろしておくとボックスを動かさずにフタのみを開けることができて便利です。
特大サイズは収納力があり、リュックやバッグをたくさん収納することができます。フタがあるので埃避けとしても重宝します。
一番小さいサイズの「小」は2個並べて置くことができました。
シャツを掛けた状態でも縦にゆとりがあり、服とボックスどちらもすぐに取り出すことができます。ベーフフレームがついたハンガーラックを使用することで、上下両方のスペースを生かすことができました。
スチールハンガーラックは洋服収納だけでなく、手入れ前の洋服置き場としても使用できます。クリーニング前や洋服ブラシを掛ける前の洋服の置き場所として使用しました。
部屋の中での使用はもちろん、スペースがある場合は玄関に置いておくと便利です。来客用のコート掛けとしても役立ちます。
2018年11月に新登場した幅25cmのファイルボックスと組み合わせて使用しました。カラーはホワイトグレーなので、スチールハンガーラックと相性バッチリです。
高さ24cmのファイルボックスにはリュックを立てて収納しました。折りたたみができるトートバッグは立てて収納すると出し入れがしやすいです。
高さ12cm(半分)のファイルボックスには、ミニバッグやサコッシュを収納しました。
バッグは収納場所や収納方法に悩むことが多いアイテムです。ベースフレームとボックスを組み合わせることで整理がしやすくなりました。
上の写真では、グレゴリーのサコッシュとLLビーンのライトウェイト・トートを収納しています。
幅25cmのファイルボックスは専用蓋を販売しています。トートバッグやサコッシュが入ったファイルボックスに蓋をしました。埃を避けることができ、見た目もすっきりとした印象に。
蓋をしたファイルボックスの上はキャンバストートバッグの置き場所に。よく使用するバッグを置いておくと便利です。
ベースフレームの上にはバッグだけでなく、スニーカーやパンプスなど靴の置き場所として使用できます。
ダイソーの新商品「透明収納ケース」を使用しました。こちらの商品は1個330円(税込)で販売しています。
材質にはポリスチレンが使用されています。サイズは「28cm×19cm×14.5cm」と記載されていますが、メンズスニーカー(26cm)がギリギリ入らない大きさでした。
24.5cmのレディーススニーカーは収納することができました。パンプスとハイカットスニーカーを収納しています。透明なケースなので、どこにどんな靴を収納しているか一目で確認できます。
透明収納ケースの横にはニトリのインボックスを置いています。別売りで蓋があるボックスなので、マフラーやベルト、手袋などのファッション小物を収納しやすいです。
透明収納ケースを2個重ねておきました。購入時にもらえるダンボールの靴箱をそのまま置くこともできます。
ベースフレームは無印良品だけでなく、他のメーカーの収納ボックスも置きやすい広さです。上の写真ではニトリのインボックスを重ねて収納しています。
ニトリのインボックスについては、下の記事で種類や活用法をご紹介しています。
スチールハンガーラックは翌日に着用する服やバッグの置き場所としても重宝します。クローゼットから独立しているので、使い方を変えるのもおすすめです。
スチールハンガーラックは簡単に取り付けができる専用キャスターを販売しています。別売りのアイテムで、1個390円(税込)で購入することができました。
無印良品の通販サイト「スチールハンガーラック用キャスター」商品ページへ
組み立てたスチールハンガーラックを寝かせ、脚の部分にキャスターを取り付けます。専用の締め付け工具が同封されており、簡単に取り付けができました。
キャスターを取り付けるとハンガーラック全体の高さが5cm高くなります。
スチールハンガーラック用キャスターにはストッパーが付いていました。動かさない時はロックを掛けるようにしています。
キャスターをつけると洋服を掛けた状態でも動かしやすくなりました。すごくスムーズというわけではなく、少し動きがぎこちないことも。
キャスターが付いているとラック下の掃除がしやすくなるので、つけておくと便利です。キャスターは設置後も取り外しが可能でした。
公式ネットストアに加え、アマゾンでも無印良品の商品販売がスタートしました。
約250商品が対象で化粧水や掃除用品、ポリプロピレン収納ボックスなどが対象です。