ダイソーの新商品「ピタッ!とキャスター」は、自宅にある収納ボックスにキャスターを付けることができるアイテムです。
1セットに4個のキャスターが入っており、PP製収納ボックスやケースに取り付けることができます。
差し込み式のキャスターに対応していない収納グッズに貼り付けができるのが便利なポイントです。
キャスター自体は小さく、取り付けた状態でも高さを抑えることができます。ベッド下や棚など、高さに制限がある場所で重宝するアイテムです。
カラーはホワイトというよりもアイボリーやベージュに近い色合いでした。
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こちらの記事では、ダイソーの新商品「ピタッ!とキャスター」の特徴や活用法、収納アイデアを写真付きでご紹介しています。
粘着テープ式キャスターは1つの収納グッズに対して、4個を貼り付けて使用します。耐荷重は約8kgで、四隅にバランスよく配置しました。
商品パッケージの写真ではキッチンや洗面所収納、ベッド下で使用されています。
商品パッケージの裏面に使用上の注意事項が記載されていました。キャスターを取り付ける時は粘着面をしっかりと押し付け、キャスターを固定させます。
キャスター取り付け後はすぐに使用せず、約1日放置してから使用するとのことでした。粘着力が強めなのですぐにひっつきましたが、念のため時間をおきます。
粘着テープ式キャスターは1セット100円なので、たくさんの収納グッズに付けたい場合に重宝します。
人気商品なので店舗によっては在庫がないことも。遠くのお店で購入する場合は事前の在庫確認がおすすめです。
100円ショップは商品点数が多いので、欲しい商品が見つからないことがあります。今回ご紹介している「ピタッ!とキャスター」もなかなか見つからず、お店の方に売り場をお聞きしました。
ダイソー神戸三ノ宮店では、キズ防止フェルトテープやすべるシールが並ぶ売り場で見つけることができました。
店舗によって売り場が異なる場合があるので、見つからない場合はお店の方にお聞きするのがおすすめです。
少し引いた状態で売り場を見てみました。障子や網戸補修シール、チェア脚カバーが並んでいます。写真には映っていませんが、向かいのコーナーはフック売り場でした。
粘着テープを使用している商品なので、取り付け可能な素材が限られています。ポリプロピレンなどプラスチック製の収納グッズと相性が良いです。
無印良品のポリプロピレンファイルボックスや頑丈ボックス、ニトリの収納ボックスに取り付けました。
粘着テープ式キャスターは布製品やラタンなど、凹凸がある収納グッズには取り付けができません。
水や高温に弱いので、キッチンや洗面所では水が掛かりにくい場所・高温にならない場所で使用します。お風呂場での使用は不向きなアイテムでした。
キャスターの裏面に粘着テープがついており、上の紙を剥がして貼り付けるだけでOKです。取り付けがとても簡単でした。
取り付ける時に注意したいのが「キャスターの向き」です。4個のキャスターは全て同じ向きを取り付けますが、キャスターは回転しないので、前後または左右どちらか一方のみにしか動きません。
上の写真では、左右にのみボックスを動かすことができます。置き場所や使用イメージをあらかじめ考えてから、動かしたい方向に合わせてキャスターを取り付けます。
テープは粘着力が強めなので、張り替えがしにくいです。
キャスターに使用されているポリアセタールは、耐摩耗性に優れたプラスチックです。ゴムのような柔らかさはないので、収納グッズに貼り付けて移動させると「カラカラ」と音がします。
重いものを入れた状態で頻繁に動かすと、床に小さなキズがつく可能性も。頻繁に動かす物にはやや不向きな印象です。
粘着テープ式キャスターは「高さに制限がある場所」「奥行きがある場所」「狭い場所」で重宝するアイテムです。
キッチンのダストボックスに付けたり、押入れやクローゼットの収納ケースを動かす時に役立ちます。高さを抑えることができるので、ベッド下の収納にもおすすめです。
ダイソーのピタッとキャスターは、無印良品のポリプロピレン・ファイルボックスと相性が良いです。自宅ではホワイトグレーを中心に使用しています。
「ファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用」の底を見てみると、四隅に小さな丸い突起がありました。
ファイルボックスの丸い突起にキャスターの丸い穴がちょうどハマりました。キャスターを取り付ける時は、動かしたい方向を決めてから設置します。
「ファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用」に小さめサイズの紙袋をまとめて収納しています。スリムな収納ボックスなので、壁と棚の空きスペースに入れることができました。
ダイソーのキャスターが付いているので、ファイルボックスの出し入れがスムーズです。ファイルボックスを引き出すことで、紙袋が管理しやすくなりました。
無印良品・PPファイルボックス×
— ぱんくま (@clipnotebook) 2019年4月13日
ダイソー・粘着テープ式キャスター pic.twitter.com/dH4M92GuRw
狭いスペースから簡単に取り出すことができました。中身が紙袋で軽量なので、動きがスムーズです。
ピタッとキャスターの耐荷重は約8kgです。500mlペットボトルを15本収納しました。収納グッズは無印良品の「PPファイルボックススタンダード・幅25cmタイプ」を使用しています。
小さめサイズのキャスターなので目立ちにくく、高さに制限がある収納庫や棚下に置きやすいです。
無印良品・ファイルボックス25cm×
— ぱんくま (@clipnotebook) 2019年4月13日
ダイソー・粘着テープ式キャスター pic.twitter.com/2ocOyhMnji
重さ7.5kg分の飲料が入っているので、しっかりと力を加えても動きが遅いです。
上の写真では、無印良品の別売りキャスターを使用したボックス(左)とダイソーのキャスターを取り付けたボックス(右)を並べてみました。
左は「ファイルボックス用キャスターもつけられるフタ」と「PP収納ケース用キャスター」を併用しているので、どうしても高さが出てしまいます。
床からボックスまでの高さは約4cmでした。底板の厚みも少し加わるので、ファイルボックス単品で使用するよりも高さが出やすいです。
フタは価格が490円、ポリプロピレン収納ケース用キャスターは390円とやや高め。
ダイソーのピタッとキャスターをPPファイルボックスに取り付けた状態で測ってみました。高さは約1.8cmのみアップしており、遠目で見るとキャスターが付いているか気づきにくいです。
PPファイルボックスだけでなく、無印良品の人気商品「PP頑丈収納ボックス・小」にも取り付けが可能です。価格は1個1,290円で販売しており、重さは約2kg。
キャスターの耐荷重が約8kgなので、中に6kgほどの物を収納することができます。
無印良品の楽天市場店「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」ページへ
PP頑丈収納ボックスをクローゼットに2個並べて使用しました。持ち手が付いているので持ち運びがしやすいアイテムですが、奥行きがある場所ではキャスターが付いていると使いやすいです。
キャスターが付いている状態の頑丈収納ボックスは、スツールとして使用できません。(踏み台もNG)
ダイソーのキャスターが付いていますが、正面や上から見ると直置きしている時とあまり変わらない印象です。キャスターを付けることで掃除がしやすくなりました。
無印良品・PP頑丈収納ボックス小×
— ぱんくま (@clipnotebook) 2019年4月13日
ダイソー・粘着テープ式キャスター pic.twitter.com/mEYpFyxKsa
今回はクローゼットで使用していますが、押入れや収納庫での使用も便利です。
キャスターを取り付けたファイルボックスは、バッグの収納・整理にも役立ちます。リュックは25cmタイプ、トートバッグは10cmタイプに立てて収納しました。
無印良品の収納グッズはホワイトグレーで統一されているので、収納するアイテムによって使い分けがしやすいです。
ダイソーのキャスターを活用することで、より使いやすくなりました。
粘着テープ式キャスターは取り付けは簡単ですが、取り外しには少し時間が掛かりました。粘着力が強く、手で引っ張って剥がすことができませんでした。
商品パッケージの裏面に剥がし方が記載されており、「底面とキャスターの間にナイフなど差し込み、裏面に付いている粘着テープを切り取ります」と書かれています。
PPファイルボックスに取り付けたキャスターを剥がす時はカッターを使用しました。キャスターを手で動かしても取れず、カッターでテープ部分を切り取っています。
カッターでテープ部分を切り取るとキャスター本体とテープが別々の状態に。収納グッズに残っている粘着テープは手や布で簡単に取ることができました。
キャスターは粘着テープがなくなったので、再利用することはできませんでした。(両面テープを貼ればもう一度使えそうですが、基本的には使い切り商品です)
100円ショップの人気商品「スクエア収納ケース」にキャスターを取り付けました。上の写真では、ダイソーの「収納BOXスクエア」を使用しています。本体が200円、蓋が100円の商品です。
グレーとホワイトの2色を使用しています。同じサイズのボックスですが、左がキャスターなし、右がキャスターありの状態です。
「収納BOXスクエア」の上に高さのみが異なる「スクエア収納ケース 4L」を載せて使用しています。こちらは本体と蓋を合わせて200円の商品です。
洋服やおもちゃ、雑貨類の収納に重宝します。
キャスター付きなのでボックスを動かしやすいです。収納ボックス自体が軽量なので、キャスターと組み合わせて使いやすいのがポイント。
押入れやクローゼット、収納庫の整理にもおすすめです。
正面から見るとキャスターがほとんど見えませんでした。小さいサイズのキャスターなので、目立ちにくいです。
軽量で柔らかく、角丸の収納シリーズ「やわらかポリエチレンケース」は、おもちゃなど子供用品の収納に便利なアイテムです。上の写真では1個1,190円で販売している「やわらかポリエチレンケース・深」を使用しています。
ファイルボックスのように別売りのキャスターが用意されていないので、ダイソーのキャスターと組み合わせて使うと便利です。
ラベルシールはダイソーで販売している「ケース用インデックスステッカー」を貼りました。かわいいイラストがデザインされているステッカーです。
手前に持ち手が付いているので、キャスターと組み合わせて移動がしやすいです。別売りの蓋を使用し、重ねて使用できます。(全体の耐荷重を8kg以内にしておく)
無印良品の通販サイト「やわらかポリエチレンケース」の商品一覧ページへ
下駄箱下の空きスペースに「やわらかポリエチレンケース・丸型・中」を置きました。
マンション内を移動する時に使用するサンダルと靴ブラシを収納しています。底にキャスターを取り付けたので、下駄箱の下スペースからすぐに取り出すことができました。
長く使用しない時は別売りの蓋をし、埃が入らないようにしています。
ケースの裏側です。四隅にキャスターを取り付けました。
無印良品や100円ショップだけでなく、ニトリの収納グッズにも使用できます。IKEAのトロファストと似ている収納ボックスにキャスターを貼りました。
トロファスト風ボックスはカラーバリエーションが豊富ですが、今回は定番色ホワイトを使用しました。中身がわかりやすいようにキャンドゥで販売している「デザインラベルステッカー」を貼ります。
正面から見るとわかりづらいですが、ダイソーのキャスターが付いている状態です。
トロファスト風ボックスはインボックスと違い、別売りのキャスターがありません。棚ではなく、床置きで使用する場合にダイソーのキャスターが重宝します。
粘着テープ式キャスターは収納グッズだけでなく、ダストボックス(ゴミ箱)に付けても便利です。上の写真では、ニトリの「ダストボックスプリート」に貼っています。
お手洗いのゴミ箱として使用でき、キャスターが付いているので掃除の時に移動がラクです。
ニトリ・ダストボックスプリート×
— ぱんくま (@clipnotebook) 2019年4月13日
ダイソー・粘着テープ式キャスター pic.twitter.com/HvQ1WjW8mN
床が平らな場所ではスムーズに動きます。ダストボックスだけでなく、トイレブラシの移動にも便利です。
ダイソーのピタッとキャスターはプラスチック製品だけでなく、ダンボールにも取り付けが可能です。100円ショップのワッツで購入した「ストレージボックス A4」に取り付けました。
ダンボールボックスの四隅にキャスターを付けています。キャスターを剥がす時にダンボールの紙が一部剥がれる可能性が高いです。
A4サイズのファイルや新聞紙を収納できました。ダンボール箱は前後左右に動かしにくいアイテムですが、キャスターを取り付けることで動かしやすくなりました。掃除機をかける時もスムーズです。
ダイソーの新商品「ピタッとキャスター」はとても便利なアイテムでした。実際に使ってみて「良かった点」と「ここはちょっと気になる…」と思うところをピックアップしています。
2019年10月1日から全国のダイソー直営店でPayPayが使用できるようになりました。(一部店舗を除く)
ポイント還元キャンペーンも行なっているので、現金での支払いが中心だった100円ショップでもよりお得に買い物ができます。(セリアもぜひ対応してほしいですね!)
まずはPayPayアプリを無料ダウンロードしておくとスムーズです。12月にダイソー限定のキャンペーンも実施されます。