2019年6月28日に新登場した詰め替えボトルは、シャンプーやコンディショナーの詰め替えパウチをそのまま入れることができるアイテムです。
無印良品では以前からお風呂場用の詰め替えボトルを販売していましたが、新商品はフタを外せるのでより洗いやすくなりました。
価格は1個790円で公式通販サイトと無印良品・楽天市場店で販売しています。(2020年6月オープン)
待望の商品だったので、ワクワクしながら使ってみましたが、実際に使用してみると気になる点がありました。
「無印良品のシャンプー・コンディショナー・ボディソープ専用」として作られた商品なので、市販の詰め替えシャンプーなどで使用する場合は注意が必要でした。
こちらの記事では、無印良品の新商品「フタが外せるPET詰替ボトル」の特徴や使用例、使った感想を写真付きでレポートしています。
無印良品の通販サイト「フタが外せるPET詰替ボトル ホワイト」のページへ
フタが外せるPET詰替ボトルは、ホワイト(白色)とクリア(透明)の2色を販売しています。
商品名にホワイトと書かれていますが、真っ白というよりもホワイトグレーとアイボリーの間くらいの色合いでした。
ボトルは正方形ではなく、長方形タイプです。詰め替えパウチを入れやすいように横長の形をしています。
商品シールは前面に1枚、背面に2枚貼られていました。こちらのシール撥水加工されておらず、剥がしてから使用します。
無印良品で以前から販売しているPET詰め替えボトル(600ml)と新商品を並べてみました。左のボトルには詰め替えパウチをそのまま入れることはできません。
無印良品の通販サイト「PET詰替ボトル・ホワイト 600ml」のページへ
どちらも商品名に「ホワイト」が含まれるアイテムですが、色が異なるのがわかります。左の600mlボトルは真っ白に近い色合いですが、右の新商品はホワイトグレーのような色合いです。
無印良品のPPファイルボックス(ホワイトグレー)と並べてみました。
色合いが似ていますが、詰め替えボトルは光沢があり、ファイルボックスはマットな印象です。
商品シールはボトルの前面と背面に計3枚貼られていました。跡が残らず、スムーズに剥がすことができます。
ホワイトは問題なく剥がすことができましたが、クリアはほんの少しだけ糊が残ってしまうことがありました。残った糊は少量だったので、すぐに取ることができました。
無印良品の商品ページに「無印良品のシャンプー、コンディショナーの詰替パウチをそのままいれて使用することができます」と記載されています。それでも「市販の詰め替えパウチでも問題なく使用できるだろう」と思っていました。
実際に使ってみると、やはり無印良品のシャンプー・コンディショナーの詰め替え容器として使用するのが一番使いやすいと感じました。
無印良品の楽天市場店「シャンプー・コンディショナー」ページへ
詰め替えボトルのフタを外し、無印良品のシャンプーやコンディショナー、ボディソープを入れていきます。
未開封の状態でボトルに詰め替えパウチを入れてみました。
本体と同じくらいの高さで詰め替えパウチをカットします。(写真では少しはみ出てしまいました)
中の詰め替えパウチを開いた状態でフタ(ポンプ)を入れ、フタを閉じます。
指を指している線より下あたりでカットしました。
フタが外せるPET詰替ボトルのクリア3個に、無印良品の「エイジングケアシャンプー・コンディショナー・ボディソープ」を入れました。
無印良品のシャンプー類は商品のパッケージデザインがシンプルなので、透明タイプのボトルと合わせやすいです。
詰め替えパウチの真ん中に商品名が記載されており、中に何が入っているかボトルに入れた状態でもよくわかります。
専用商品なので、詰め替えやポンプの動きもスムーズでした。
無印良品のシャンプーやコンディショナーは容量が300mlの商品が中心です。
市販の詰め替え商品は350〜440mlが多く、400mlを超えると「フタが外せるPET詰替ボトル」の詰め替えパウチが入らないことも。
「THE PUBLIC ORGANIC」のシャンプーは440mlなので、詰め替えボトルにスムーズに入らず、ギュギュッと押し込む形でなんとか入れることができました。
詰め替えパウチの形や大きさによって異なりますが、市販で容量が多めの詰め替え商品は入れにくい印象です。
LUXのルミニーク・ダメージリペアのシャンプーは350mlです。並べてみるとボトル本体が小さいことがわかります。
詰め替えパウチをカットする前にボトルに入れてみました。カットする位置よりも中のシャンプーが下の位置にあったので、そのまま入れて使用することができました。
詰め替えパウチを一旦ボトルから取り出し、ハサミでカットしました。
コンディショナーも同じように高さを確認し、パウチの上部をカットします。
LUXのシャンプーとコンディショナーを詰め替えパウチごとボトルにセットすることができました。
しっかりとフタをして準備完了です。
詰め替えた直後はポンプを数回プッシュすると、中のシャンプーやコンディショナーが出てきます。
今回は詰め替えたLUXのコンディショナーは粘度が高く、何度ポンプを押しても全く出てきませんでした…
詰め替えボトルの商品シールに掲載されている注意書きを見ると「粘度の高いもの、粒状のものが混合されている液体等には使用できません」と記載されていました。
左は無印良品の詰め替えボトル、右はLUXの商品ボトルです。ポンプの太さを比べてみると、無印良品のポンプはやや細めなのがわかります。
粘度が高いLUXのコンディショナーは吸い上げることができませんでした。
LUXのシャンプーはサラサラとしているので、問題なく出すことができました。
無印良品のシャンプー・コンディショナー専用商品なので、無印良品のコンディショナーは問題なく出すことができました。上の写真は1回プッシュした時に出てきたコンディショナーの量です。
2回プッシュした場合のコンディショナーの量です。
「フタが外せるPET詰替ボトル」の蓋の開け方がイラスト付きで掲載されていました。蓋は上に引っ張るのではなく、横に倒すようにして開けます。
写真を撮影しているので写すことができませんでしたが、片手でボトル本体を抑えるようにします。ポンプの下の部分を持ち、蓋を開けました。
慣れるまで開けづらく感じましたが、コツを掴むとポンっと蓋が開きます。
蓋やキャップのみを掴んで持ち上げると、本体が外れてしまう可能性があります。
「フタが外せるPET詰替ボトル」を持つ場合は、必ず本体を持つようにしています。平型なので片手で持ちやすいです。
蓋が開く構造になっているので、吊るす収納には不向きなアイテムでした。
上の写真ではセリアで購入した「ステンレスボトルハンギング」を使用し、無印良品のPET詰替ボトル600mlを並べて収納しています。
ステンレスボトルハンギングは、今回ご紹介している新商品「フタが外せるPET詰替ボトル」には使用できませんでした。
「フタが外せるPET詰替ボトル」はポンプ部分が回るので、収納スペースによって奥向きを変えることができます。
幅が狭く、奥行きがある場所では向きを変えて並べました。狭い面を手前に置く場合は、中に何が入っているか分かるようにラベルシールを貼っておくと便利です。
狭い面を手前にした場合は、600mlの角型ボトルよりもスリムな状態に。
中が透けて見えないホワイトの詰め替えボトルを使用する場合は、ラベルシールの使用が便利です。
無印良品ではお風呂場と洗面所で使用できる「識別ラベル」を販売しています。「シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ハンドソープ」のラベルが1枚ずつ入っており、価格は100円です。
無印良品の通販サイト「PET詰替ボトル用・識別ラベル」のページへ
こちらの商品、公式サイトのレビューではやや不評でした。左が旧タイプ、右が新タイプの識別ラベルです。デザインが変わり、記載されている言語が3つになりました。
旧タイプの方がデザインがスッキリしており、好きだったという口コミが多い印象です。
デザインは少し変わってみましたが、使いやすさという点では新タイプはパワーアップしていました。
シールに凹凸があり、目をつぶった状態でもシャンプーとコンディショナー、ボディソープを見分けやすくなっています。シャンプーには横線が7本入っていました。
コンディショナーは凹凸がありません。パッと手で触った時にシャンプーとコンディショナーどちらなのかを判断することができます。
文字サイズや太さも変わっており、使いやすさを重視したデザイン変更です。
「フタが外せるPET詰替ボトル」のホワイトは真っ白ではなく、ややホワイトグレーに近い色合いなので、ラベルとの色の違いを感じました。
無印良品ではお風呂場で使用できるボトルラックを販売しています。サビに強いステンレス製で、シンプルなデザインが特徴です。
「PET詰替ボトル600ml」は3本並べて置くことができました。
無印良品の通販サイト「ステンレスボトルラック・1段」のページへ
「フタが外せるPET詰替ボトル」は横長なので、2本のみを置くことができます。
3本入ればと思ったのですが、3本目がはみ出してしまいました。
置く向きを変えれば3本入るかもと思ったのですが、ボトルラックに入りませんでした。
「フタが外せるPET詰替ボトル」2本と「PET詰替ボトル600ml」1本を並べることができました。
公式ネットストアに加え、アマゾンでも無印良品の商品販売がスタートしました。
約250商品が対象で化粧水や掃除用品、ポリプロピレン収納ボックスなどが対象です。