無印良品といえば、ポリプロピレンやアクリル素材の収納シリーズが人気です。
落ち着いた色合いとシンプルなデザインが素敵な「スチール工具箱」もおすすめのアイテム。特にコンパクトサイズのスチール工具箱は使い勝手がよく、小物収納に役立ちます。
スチール工具箱を購入すると、上の写真のように白いダンボール紙に包まれていました。商品シールは本体ではなく、ダンボールに貼られているので使用前に剥がす必要がありません。
こちらの記事では「スチール工具箱」の種類やサイズ、収納アイデアを写真付きでご紹介しています。
無印良品で販売しているスチール工具箱は、全部で4つのサイズがあります。「1」と「2」は持ち手がついておらず、コンパクトサイズです。
「3」と「4」には持ち手がついており、「4」は上が平らになっていないので重ねて使用することができません。
カラーは白色というよりもアイボリーに近いイメージで、ホワイトグレーよりも明るく、優しい色合いです。
スチール工具箱を1種類ずつご紹介していきます。1個1,200円で販売している「1」は、小物収納におすすめのアイテムです。
フタが大きく開くので出し入れがしやすく、文房具や裁縫道具、掃除シート入れとして使用することができます。
フタが平らになっているスチール工具箱1は、3段まで積み重ねて使用できるのが特徴です。上の写真では2個重ねていますが、シンプルで癖がないデザインなので、スッキリとした印象に仕上がります。
スチール工具箱のフタと底部分にくぼみや突起があり、重ねやすくなっています。使い勝手が良いスチール工具箱1は特に人気が高いアイテムなので、無印良品の公式サイトでもレビューがたくさん投稿されていました。
次にご紹介するのが、1個1,000円で購入できるスチール工具箱2です。こちらはフタの開き方が異なり、向きを変えて使用することができます。「1」よりも200円安く、サイズも「2」の方が小さいです。
「1」と「2」を並べてみました。サイズの違いとフタの開き方の違いがわかります。
スチール工具箱2も最大で3段まで積み重ねて使用することができます。カラーが統一されているので、一緒に使いやすいアイテムです。
スチール工具箱は「3」になると急にサイズが大きくなります。こちらも手前に持ち手がついており、バッグのような形をしています。留め具は2箇所あり、やや開け閉めが面倒。持ち運ぶことは少なく、横に寝かせたまま使用することが多いです。
大きめサイズのボックスなので収納力はバッチリです。
スチール工具箱3はフタが平らになっているので、最大で2段まで積み重ねて使用できます。「1」と「2」は3段なので、1段少なくなります。
「3」の上に「1」と「2」を載せてみました。大きさの違いがよくわかります。
最後にご紹介する「スチール工具箱4」は、工具箱と聞いてイメージする形に近いアイテムです。こちらは持ち手が上についており、平らではないため重ねて使用することはできません。
フタに重さがあるので、中に何も入ってない状態で開いた場合は、スチール工具箱自体が少し後ろに倒れます。こちらのスチール工具箱も収納力はバッチリです。
「3」の上に「4」を載せてみました。横幅はほとんど同じですが、奥行きと高さが異なります。カラーは同じアイボリーなので、一緒に使用しやすいです。
無印良品の公式サイトでは、絵の具セットを収納している写真が掲載されていました。底の音が気になる場合は、100円ショップで販売しているフェルトの保護シールが便利です。
スチール工具箱といえば無骨なイメージですが、無印良品の商品はシンプルなデザインなので、インテリアに馴染みやすいです。
ただ、フタが少し開けづらいのが難点。重さがあるので、子供用の収納グッズとしては不向きなアイテムです。
無印良品の公式サイトや商品シールには、耐荷重のみが記載されています。念のためどれくらいの重さなのか、種類ごとに量ってみました。
スチール工具箱1は、336gでした。
スチール工具箱2は、248gでした。サイズが一番小さいので、一番軽いです。
スチール工具箱3は、急に重くなり、1497gでした。約1.5kgです。
スチール工具箱4は、1083gでした。
次はスチール工具箱の活用法、収納アイデアをご紹介していきます。コンパクトサイズで持ち運びしやすい「1」は、裁縫道具の収納におすすめです。「2」よりもフタが開けやすく、個人的には「1」が気に入っています。
一つのスチール工具箱には糸をまとめて収納しました。裁縫道具が増えた場合は、スチール工具箱を買い足して揃えることができます。
サイズが小さい「1」は細々とした裁縫道具の収納に向いています。「1」にも糸を収納することができ、刺繍道具の種類によって使い分けるのもおすすめです。
使用しない時は重ねて収納すればOK。スッキリとした印象で、フタ付きなので埃を避けることができます。
横長タイプの「1」は、使い捨てマスクを収納しやすいサイズです。大きめサイズのマスクは入れにくいですが、ドラッグストアや100円ショップで販売している使い捨てマスクをキレイに入れることができました。
フタがあるので埃を避けることができ、落ち着いた印象の色合いやデザインも魅力です。玄関のマスク入れとしても重宝します。
小物収納に向いている「1」は、洋服ブラシや小型スプレー、靴磨きセットの収納におすすめです。スチール工具箱を玄関や下駄箱に置いておくのも素敵。
上の写真では「ブラシの平野」の携帯用洋服ブラシを収納しました。
スチール工具箱2は、スマートフォンの充電器やイヤホンの収納に使いやすい大きさです。コンパクトサイズで使いやすく、フタを閉めると生活感を抑えることができます。
ノートPCの電源ケーブルなど、大きめサイズのケーブルを収納する場合は「2」以外のスチール工具箱がおすすめです。
使わない時はスッキリとした印象に。リビングやソファ周り、チェスト上に置きやすいアイテムです。
横長タイプの「1」は、トイレのお掃除シートを収納しやすい大きさです。お掃除シートは生活感が出やすいパッケージデザインの商品が多いので、スチール工具箱に入れています。
フタが大きく開くので、トイレお掃除シートが取り出しやすいです。
使用しない時はフタを閉めて置いておけばOK。スチール工具箱はシンプルなデザインなので、見える場所に置いていても違和感がありません。重ねて首脳できるのも便利なポイント。
スチール工具箱の向きを変えてみました。お掃除シートをサッと取り出す場合は、フタが開けやすい向きで置くのがおすすめです。
一番サイズが大きい「3」は、薬や救急用品の収納に便利なアイテムです。薬や消毒液、ガーゼなどをまとめて収納することができました。浅型で広口なので、どの商品もすぐに取り出せるのが便利です。
薬はセリアで販売しているカードケースに分けて収納しています。薬を取り出しやすく、見た目もスッキリとした印象に。
ハンドクリームやリップクリームなど、使用する機会が多いケアグッズをまとめておくのもおすすめです。上の写真では一番小さいサイズの「2」を使用しました。「2」は省スペースで置きやすく、玄関やデスクまわり、カウンター上で使用しやすいアイテムです。
よく使用する文房具をまとめて収納する場合は、スチール工具箱3が使いやすいです。無印良品で販売している「デスク内整理トレー」と組み合わせることで、より整理しやすくなりました。
上から見るとデスク内整理トレーを使用しているのがよく分かります。細長いタイプの「デスク内整理トレー3」を3個使用し、一番大きい「デスク内整理トレー4」を1個使用しました。
細長い「デスク内整理トレー3」は、ペンやハサミ、付箋の収納に便利です。デスク内整理トレーは積み重ねて使用することができ、スチール工具箱の縦スペースをうまく生かすことができました。
上の「デスク内整理トレー3」を取ると、下に収納している付箋紙を取り出すことができます。
デスク内整理トレーを2個積み重ねた状態でもフタを閉めることができました。文房具など細々とした物を収納している場合は、スチール工具箱を立てず、水平の状態で持ち運ぶようにしています。
色鉛筆やコピックなどのペン類を収納する場合は、横長タイプの「1」が使いやすいです。筆箱のように使用することができます。
ある程度深さがあるスチール工具箱は、マスキングテープも収納することができました。上の写真ではカモイ加工紙「mt 15cm幅」のマスキングテープを立てて収納しています。
立てて収納できるのでマスキングテープの出し入れがしやすく、どんなマスキングテープを収納しているか一目で確認することができます。
工具箱として使用する場合は、やはり持ち運びがしやすい「4」がおすすめです。横長で高さがあるので工具が入れやすく、収納力もバッチリ。
上に持ち手がついているので、移動もラクです。
横長で使いやすいサイズの「1」を通帳、印鑑入れとして使用しました。通帳のカバーをつけている場合は、やや斜めになります。
使い勝手が良い「1」をカトラリーケースとして使用しました。ナイフやお箸など長めのカトラリーは入りにくいですが、スープスプーンやコーヒースプーンをキレイに収納することができました。
スチール工具箱の底には、好きなペーパーナプキンを敷いています。使用しない時はフタを閉め、埃を避けることができるので便利です。
収納力がある「3」は、タオルハンカチやベルト、靴下、財布などのファッション小物入れとして重宝します。よく使用するアイテムをまとめておくと便利です。
一番小さいサイズの「2」は、ケアグッズの収納に便利なアイテムです。上の写真では、爪切りやネイルケアセットをまとめて収納しました。
気に入っている布のハギレやカットクロスの収納にもおすすめです。一番大きい「3」は、布を重ねて収納する時に役立ちます。スチール工具箱を開けた時にお気に入りの布がたくさん入っている様子を見ると、嬉しい気分になります。
上に持ち手が付いており、持ち運びがしやすい「4」に、掃除グッズを収納しました。しっかりと水気が取れた掃除ブラシやハイホームをまとめています。
PPデスク内整理トレーを使用し、スチール工具箱3コスメを収納しました。トレーで仕切るを作ることができるので、バラバラになりやすい化粧品をキレイに整理できます。
PPデスク内整理トレーに付いている仕切り板を使って、アイシャドウやチークを取り出しやすい状態で収納しています。
スチール工具箱の中を仕切る場合は、無印良品で販売している「デスク内整理トレー」または「PP整理ボックス」が役立ちます。
上の写真ではスチール工具箱1にPP整理ボックス1(80円)を1個入れ、クリップ収納に使用しました。細々とした物が整理しやすくなります。
スチール工具箱はシンプルなデザインなので、ラックや棚の見せる収納にも向いているアイテムです。洋服ラックの下スペースやチェスト上、玄関などいろんな場所で使用することができます。
コンパクトサイズの「1」と「2」は、棚に重ねて収納するのもおすすめ。縦スペースを生かすことができ、スッキリとした印象にまとまっています。
スチール工具箱は重さがある収納グッズです。まとめ買いや大きいサイズを購入する場合は、通販が重宝します。
無印良品のスチール工具箱はLOHACOで見つけることができず、無印良品の公式ネットストアでの購入することができます。各商品ページにはレビューが掲載されており、使い方の参考になりました。