「アデリアレトロ」は老舗ガラスメーカーの石塚硝子が手がける食器シリーズです。昭和の家庭で愛用されていたアデリアのグラスを本家がリメイク。
プリントデザインがすごく素敵で、ロフトの店舗で見かけた時、思わず手に取ってしまいました。
グラスに飲み物を注いで、地元のケーキを載せただけなのにすごく可愛い…。アデリアレトロの食器を使用すると毎回嬉しい気持ちになります。
ガラス食器なので、ちょっと涼しげな雰囲気も良いです。
こちらの記事では、アデリアレトロの食器(グラス・プレート・ボンボン入れ)の使用例を写真付きでご紹介しています。
各柄のプレート写真(箱含む)も掲載しているので、柄選びの参考になれば嬉しいです。
これをこう🍈
— ぱんくま (@clipnotebook) August 20, 2021
セブンで買ったメロンソーダとアイスクリーム。 pic.twitter.com/oqCNWafLxb
台付きグラスはクリームソーダを作りやすい形・大きさでした。
石塚硝子の楽天市場店「アデリアレトロ プレート」商品ページへ
アデリアレトロといえばグラスが人気ですが、2021年8月に数量限定された「プレート 150」もすごく可愛いアイテムです。
8月2日に石塚硝子の楽天市場店にて販売がスタートしましたが、すぐに在庫切れになってしまいました。
注文が殺到したため一時販売をストップし、8月16日(月)の9時に再度販売される予定とのこと。
今回もすぐに売り切れそうなので、プレートを購入される場合は販売開始直後がおすすめです。
平らなお皿ではなく、カップ&ソーサーのソーサーのように真ん中部分が低くなっています。上の写真ではヤングドーナツ(チョコ味)を載せました。
まずは各柄の写真を掲載しているので、すぐに使用例の写真をチェックする場合は下のリンクからページ内を移動できます。
【2021年8月20日追記】
ガラスプレートが再生産できない理由がアデリアレトロのインスタグラム(ストーリーズ)に掲載されていました。
理由「数年前に生産したプレートをベースに商品化したもののため、設備上の理由で今は同じものが生産できないため。」
「レトロ柄のサンプルを試しに作ってみたら、思いのほか可愛くできたので、数を限定で発売させていただきました。」
上記のような理由でガラスプレートの再販売はないようです。設備上の理由とのことなので、確かにそれは難しい…と思いました。
アデリアレトロのデザインは全部で10種類用意されています。すべての商品に対して、すべての柄が展開されているわけではありませんでした。
プレート10種類を1枚ずつ購入できたので、プレートを使用して各デザインをご紹介していきます。
箱にも柄の名前が書かれています。左上から順番に記載しました。
他の柄は植物モチーフが中心ですが、こちらは風船。青と赤の色使いがなんとも言えない可愛さです。風船のみを集めている方も多いよう。
専用箱のデザインもすごく可愛い。
箱の裏面には各柄の説明が掲載されています。風船は昭和44年(1969年)に発売された柄で、赤い花がチャームポイント。
箱に記載されている通り、アデリアレトロの食器は日本製です。耐熱ガラスではないので、電子レンジや食器洗い乾燥機では使用できません。
アデリアレトロの中で一番売れている柄はこちらの「野ばな」とのこと。
ITmediaの記事「約2年で44万個売れたプリントグラスのヒットの理由とは?」に書かれていました。
可愛さだけでなく、上品さを感じるデザインです。
柄ごとにデザインされたロゴも素敵。
野ばなは昭和49年(1974年)に贈答用ガラス食器セットとして販売がスタート。その翌年に単品販売がスタートし、家庭用グラスとして普及したとのこと。
チューリップデザインの可愛い柄です。風船と同じようにコレックだけを集めている方も多く、楽天市場の店舗でもコレックのみが売り切れていることがよくあります。
箱もたまらない可愛さ。
オレンジ色のチューリップが可愛いコレックは、昭和48年(1973年)に発売された柄。箱に掲載されている柄の説明を読むのも楽しみの1つです。
アデリアレトロの柄の中でも特に明るく、華やかなのが「花ざかり」です。プリント名どおり、花がたくさんデザインされており、他の柄よりも白の面積が多めです。
オレンジイエローのパッケージも素敵。
花ざかりは昭和46年(1971年)に発売されたデザイン。マーガレットがたくさん咲いているように見えるデザインは、食卓を華やかな印象にしてくれます。
実際に使用してみると、こちらの柄はすごく使いやすく、テーブルのアクセントになりました。
ロフトの店舗で見かけた時に一番はじめに目にとまったのが、ラプソディーのグラスでした。可愛く、上品な印象の色使いがとても素敵です。
箱はミントブルーのような色合い。ラプソディ〜のロゴもデザインも可愛いです。
ラプソディーは昭和48年(1973年)に発売された柄。
「アリス」は昭和アデリアの代表的なデザイン。アデリアを知らない人でも「この柄どこかで見たことがある」と思えるデザインです。
箱は濃いめのオレンジカラー。
昭和46年(1971年)に誕生した柄。グラスだけでなく、ピッチャーやカップ&ソーサー、容器なども販売されていたそうです。
「花まわし」はアデリアレトロを知った時はあまり意識していなかった柄ですが、実際に使ってみると、すごく可愛くて気に入った柄です。
パッケージは赤。
花まわしは昭和46年(1971年)に誕生した柄です。赤と白のお花がくるくると回るようにデザインされているので、花まわし。お花だけでなく、手描きのようなドット柄がアクセントになっています。
「マスカレード」はアデリアレトロの中でもややエレガントな雰囲気のデザインです。バラが赤ではなく、黄色なのがポイント。
ロゴもちょっとエレガント。
マスカレードは昭和49年(1974)年に発売された柄。
アデリアレトロの柄は植物が多いですが、こちらは食べ物の「梨」。他のフルーツではなく、梨を選んだところが何だか素敵です。
パッケージは茶色。少し秋の訪れを感じさせる色合いが素敵です。(梨の旬は8月〜10月初旬)
昭和50年(1975年)に発売された柄。他のデザインは40年代が多いので、梨は少し後から登場した柄のようです。
最後はガラっと雰囲気が変わって動物モチーフのズーメイト。こちらも人気がある柄で、ズーメイトのみを集めている方も多いです。
ヒョウとトラの表情がなんとも言えない可愛さ。
オレンジ色の箱にはヒョウがデザインされていました。
「ズーメイト」は昭和51年(1976年)に誕生したデザイン。10種類の中では一番最後に登場した柄です。
アデリアレトロのプレートは、ロフトネットに入荷されてすぐに購入しました。(2021年8月8日)
アデリアレトロのプレート、ロフトネットさんで購入できた✨☺️ https://t.co/xKAcQOR5Ys
— ぱんくま (@clipnotebook) August 8, 2021
購入後、しばらくプレートの売れ行きを見ていたのですが、「風船」と「コレック」は販売がスタートして10分以内に在庫がなくなっていました。
アデリアレトロの食器を使ってみて、特に好きだなぁと思ったのが「花まわし」と「ラプソディー」です。どの柄も素敵で絞るのが難しいのですが、無意識で選ぶことが多いのがこちらの2柄でした。
「花まわし」は色と絵柄がハッキリとしているので、食卓が華やかな印象になります。「ラプソディー」は主張が強すぎず、でも可愛さと上品さを感じる柄でした。
アデリアレトロの食器をよく見ると、小さくロゴがデザインされています。食器や柄によって場所が異なるので、探してみるのも楽しいです。
アデリアレトロは箱が可愛く、魅力が2割り増しになっている気がします。こういうのにすごく弱い…。
自分用としても嬉しく、箱が素敵なのでこのままギフトとしても贈りやすいです。
箱自体は丈夫なわけではないので、通販で購入した場合は箱が少し傷んでいる可能性があります。(手頃なお値段の商品なので、箱あり自体が嬉しい)
レトロデザインの日用品を見かける機会が増えましたが、何だかちょっと違う…と思うことも。アデリアレトロはレトロ風ではなく、本家がリメイクした商品なのが嬉しい。
アデリアレトロの商品に入っていたミニブックも読んでいて楽しかったです。
アデリアレトロのシールも素敵…。可愛くて、渋い。(簡単に剥がせました)
見た目はレトロですが、現在の石塚硝子自社工場で作られる製品です」と書かれています。
単なる復刻ではなく、現代の生活でも使いやすいように作られているとのこと。確かにコップの口当たりもよく、安心感がある食器です。
中コップには口部強化のシールが貼られていました。
アデリアレトロといえば、やはりグラスが人気のアイテム。特にこちらの3種類は普段づかいしやすいグラスです。
グラスにも専用箱が付いており、可愛いデザインです。
3種類の他にはトールグラス(容量280ml)が販売されており、デザインはアリスとラプソディーの2柄でした。
少量のドリンクを飲む時に普段づかいしやすいのが、中コップ。価格は1個770円でした。
自宅では「野ばな・梨・花まわし」の3柄を使用しています。他のグラスよりも小さいので省スペースで収納しやすく、柄も揃えやすいアイテムでした。
専用の箱も安定の可愛さ。夏場は麦茶用コップとして重宝しています。
プリントと台付きグラスの組み合わせはやっぱり素敵です…!無地の台付きグラスはよく見かけますが、この柄にこの形はなかなか出会えませんでした。
容量は3つのグラスの中で一番多い335mlで、価格は1個770円。中コップと同じ値段です。
柄は「花まわし」と「花ざかり」の花コンビで揃えました。アデリアレトロは柄同士の組み合わせを考えるのも楽しみの1つ。
台付きグラスはクリームソーダやパフェ作りにも向いているグラスです。
脚付きグラスは昭和アデリアを代表するアイテムです。短めの脚なので安定感があり、使いやすいのが特徴。
デザインはラプソディーとコレックを選びました。風船や野ばななど、他の柄も欲しいです。
脚付きグラスの容量は305ml。価格は1個1,650円と他のグラスよりも高めですが、1個持っていると嬉しい気持ちになるアイテムです。
箱自体も他のグラスよりもやや丈夫な印象。
ガラスの蓋が可愛いボンボン入れは2021年6月に登場。サイズは小(360ml)と大(680ml)の2種類があり、写真は小です。
デザインはチューリップ柄のコレックを選びました。
密封容器ではないので、汁物や個包装ではない食品の長期保存には不向きな印象です。
フタがブリキのボンボン入れも販売しています。ガラスフタとは違った魅力があり、フタの開け閉めもスムーズでした。
こちらもパッキンは付いておらず、密封容器ではありません。
柄は「野ばな」と「花まわし」を選びました。
楽天市場で「アデリアレトロ ボンボン入れ ミニ」商品一覧を見る
アデリアレトロの食器はソーダガラスを使用しており、耐熱ガラスではありません。食器洗い乾燥機は使用せず、中性洗剤で手洗いしています。
洗っている時も毎回「可愛いな…」と思ってしまいます。
プレートのサイズは直径約15cm。大きくカットされたケーキははみ出す場合がありますが、シュークリームやショートケーキなど、スイーツと相性が良いアイテムです。
ハーゲンダッツを載せてみました。カップアイスと相性バッチリ。
アデリアレトロの食器はイッタラのティーマシリーズとも合わせやすいです。上の写真では、ティーマのカップ&ソーサー(ホワイト・イエロー)と花ざかりを一緒に使用しています。
花ざかりのプレートにスライスレモンを並べています。花ざかりをテーブルに置くと華やかな印象に。
野ばらと梨のプレート・コップを使用しました。フルーツやナッツのお皿としても使いやすいです。
プレートは真ん中部分が少し低くなっているので、滑りやすいゼリーのお皿としても重宝しています。
ボンボン入れフタの開け閉めがしやすいので、個包装の砂糖入れとして使用しました。コーヒーシロップ入れにもおすすめです。
スティックシュガーは台付きグラスに。アデリアレトロは自宅での使用はもちろん、喫茶店やカフェでも使えるアイテムです。
持ち運びがしやすいように「イイホシユミコ アルミトレ- ラウンド 225」にまとめて載せました。
脚付きグラスとプレート、ボンボン入れをコレックでまとめました。違う柄を組み合わせるのも楽しいですが、やはり柄を揃えると可愛さがアップします。
酒屋さんで購入した瓶コーラとジンジャエールを脚付きグラスで飲みました。普段はあまりしない組み合わせなので、少しテンションが上がります。
容量305mlの脚付きグラスは、瓶コーラ(190ml)と氷多めで、ちょうど良い大きさでした。
コースターの代わりにプレートを合わせるのもおすすめです。
スライスしたレモンをグラスに添えてみました。
中コップは麦茶グラスとしてよく使用しています。カップヌードルとアデリアレトロの組み合わせも好きです。
台付きグラスはたっぷりとドリンクを入れたい時におすすめ。グラス全体にプリントがあるわけではないので、飲み物色もきれいに見えます。
台付きグラスもプレートと組み合わせて使用できます。アイスコーヒーとオレンジジュースにバニラアイスを載せました。
台付きグラスは飲み口部分が広いのでアイスが食べやすいです。ロングスプーンはセリアで購入したアイテムを使用しています。
ボンボン入れミニには、紅茶のティーバッグとピスタチオを入れました。密封容器ではないので長期保存ではなく、短期で使いきれる量を入れています。
プレートは食事だけでなく、小物置きとして使用できました。風船のプレートには指輪とイヤリング、野ばらには腕時計を置いています。
玄関やチェスト、デスク上にプレートを置いておくのも可愛いです。
ガチャガチャでゲットしたキッチンミニチュアを飾りました。野ばらとカリモクソファーの組み合わせも気に入っています。
ラプソディーのプレートを使用。日世ソフトスタンドとコメダ珈琲のミニチュアを飾っています。
花まわしのプレートにはBRUNOのミニチュアを。色使いや柄の組み合わせを考えるのが楽しいです。