無印良品では、軽くて丈夫なダンボールを使用した収納グッズを販売しています。カラーは黒色で、シンプルなデザインながら存在感があるアイテムです。
黒色のダンボール収納ボックスは2017年春に登場しました。同じ素材を使用した「ワンタッチで組み立てられるダンボールファイルボックス」も販売しています。
こちらの記事では、黒色ダンボール収納ボックスの種類や特徴、活用法を写真付きでご紹介。サイズ感や組み合わせ方の参考になれば幸いです。
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黒色のダンボール収納ボックスは、全部で7種類を販売しています。高さとカラーが揃っているので組み合わせて使いやすく、価格が手頃なのも嬉しいポイントです。
ダンボール収納ボックスは使用前に組み立てる必要があります。購入時は上の写真のように平らな状態です。
収納ボックス自体は軽量ですが、平らな状態の商品を持ち帰るのは大変でした。ダンボール収納シリーズの商品を購入する場合は通販の利用がおすすめです。
組み立てが必要なのか…と思ったのですが、組み立て自体はとても簡単でした。イラストで組み立て方法が説明されており、手順がわかりやすいです。
特に便利だと感じたのが、「ツメ」と「ミゾ」でした。組み立てる時に折ることが多いですが、ミゾにツメがピッタリと収まり、力を掛けずに組み立てていくことができます。
ボックス内側の四隅にツメとミゾがあり、はめ込むだけでOKです。
初めて組み立てたボックスは5分ほどで作業が完了しました。2個目以降は要領がわかったので、もう少し早く組み立てることができました。
まずは引出式のボックスをご紹介します。黒いダンボール収納ボックスは「引出式・タテヨコ使えるフタ付きボックス・ボックスフタ式」と3つのタイプに分かれており、「引出式」の商品が一番種類が多いです。
全てのボックスは高さが同じで、横幅と奥行きが異なります。深型は790円、2段タイプは990円で購入することができます。
チェストやカウンター上に置いて使用する場合は、横ワイドが使いやすいです。
引出式のダンボール収納ボックスを一つずつご紹介していきます。奥行きが37cmある「ダンボール・引出式・深型」は、一番オーソドックスなデザインのアイテム。組立も簡単でした。
引き出しはボックスから丸ごと取り出すことができ、前後の向きを変えて使用することができます。
深さがある引き出しなので、細々とした物を収納しやすいです。こちらは最大で2個まで積み重ねて使用することができます。
次は2段タイプのご紹介です。深型と同じ高さで、引き出しが2個に分かれています。深型よりもやや組立が難しかったですが、問題なく組み立てることができました。
浅型の引き出しなので、書類や郵便物を収納する場合は2段タイプがおすすめです。下に入れた書類もすぐに取り出すことができます。
深型と2段タイプを横に並べてみました。横幅、奥行き、高さが同じなので組み合わせて使いやすいです。
次は横ワイドタイプの引出式ボックスをご紹介します。こちらも深型と2段タイプに分かれており、価格差は200円です。
カウンター上やチェスト上など奥行きがせまい場所で使用する場合は、横ワイドタイプが重宝します。
引き出しは前後で向きを変えることができます。物の出し入れがしやすいのは横ワイドタイプで、個人的にはこちらのほうが気に入っています。
無印良品の通販サイト「ダンボール・引出式・横ワイド・深型」ページへ
横ワイドタイプも2段が用意されていました。郵便物や学校のプリント、書類など使用する機会が多い物を収納する場合は、横ワイドタイプの2段が一番使いやすいです。
無印良品の通販サイト「ダンボール・引出式・横ワイド・2段」ページへ
ダンボール収納シリーズの引出式は、引き出しの前後を入れ替えて使用できるのが特徴です。ボックスから引き出しを取り出し、向きを変えていれるだけでOK。簡単に入れ替えることができました。
引き出しの片側は高さが低くなっており、手が掛けやすいデザインです。使用する機会が多い物を収納する場合は、こちらの向きが使いやすいと思います。
手を掛ける場所が広く、サッと引き出すことができます。スッキリとしたデザインも魅力。
こちらは手を掛けるスペースが狭く、やや使いにくい場合も。その代わり中の物が見えづらく、ごちゃごちゃした印象になりません。
引出式のダンボール収納ボックスは、上下左右を連結して使用することができます。組立前の素材の中にジョイントパーツが付いていました。
ジョイントパーツを切り取り、下のボックスに設置します。
グッと差し込めば連結完了です。しっかりと連結されていますが、取り外しは簡単でした。
ジョイントパーツを使用して上下左右をキレイに連結できました。ジョイントパーツ無しでも上や横に置いて使用できますが、しっかりと留めておきたい場合はジョイントパーツの使用がおすすめです。
引出式のダンボール収納ボックスのみ、滑り止めが付いていました。奥行きがあるタイプは2個、横ワイドには4個の滑り止めを使用します。
滑り止めの設置は簡単です。この滑り止めが意外と力を発揮し、ボックスを横から押しても動かなくなりました。
滑り止めとジョイントパーツを一緒に使用する場合は、ジョイントパーツを先に付けるのがおすすめです。先に滑り止めを付けてしまうと、ダンボールボックスの上側に付けてしまい、滑り止めが見えてしまうことも。
次は「タテヨコ使えるフタ付きボックス」をご紹介します。こちらは小と大の2種類があり、書類や文房具の収納に向いているアイテムです。
ボックス自体はやや開け閉めがしにくいので、頻繁に使用する物の収納にはやや不向きだなぁと感じました。
小サイズは3個セットになっており、790円で販売しています。A4サイズの雑誌や書類がキレイに収まる大きさです。こちらも組立は簡単ですが、3個組み立てるのが少し面倒でした。
手前にあるミゾに差し込んで使用します。フタをスムーズに開けるのは少し慣れが必要です。
無印良品の通販サイト「ダンボール・タテヨコ使えるフタ付きボックス・小・3個入」ページへ
大サイズは2個で1セットです。価格は小3個セットと同じ790円で、横幅と奥行きが揃っています。
小2個と大1個が同じ高さで、キレイに揃えることができました。
無印良品の通販サイト「ダンボール・タテヨコ使えるフタ付きボックス・大・2個入り」ページへ
「タテヨコ使えるフタ付きボックス」は商品名どおり、縦置きと横置きのどちらでも使用することができます。
上の写真では横置きで使用しており、安定感がある置き方です。
小と大、どちらも縦置きで使用することができます。高さがある棚に並べて収納することができ、出し入れがしやすいです。
最後にご紹介するのが、他とは異なるデザインの「ダンボール・ボックス・フタ式」です。1個990円で販売しており、両サイドに持ち手が付いています。
フタはかぶせているだけなので、簡単に取り外すことができました。他のボックスと同じように組み立てが簡単です。
無印良品の通販サイト「ダンボール・ボックス・フタ式」ページへ
ダンボール・ボックス・フタ式には、先にご紹介したタテヨコ使えるフタ付きボックスを入れて収納することができます。上の写真では小サイズのタテヨコ使えるフタ付きボックスを4個立てて収納しました。
フタをかぶせればスッキリとした印象に。取り出す機会が少ない書類の収納におすすめです。
こちらは小サイズ2個、大サイズ1個をボックスに収納しました。大サイズ1個は小サイズ2個と同じ大きさなので、この組み合わせが可能です。
大サイズ2個もキレイに収まりました。保管しておきたい書類や雑誌をボックスごとに分けて収納することができます。
黒色ダンボール収納シリーズは高さが統一されているので、組み合わせて使用しやすいのが嬉しいポイントです。自宅での使用はもちろん、オフィスやデスク周りの整理でも活躍します。
ダンボール素材ですが、丈夫で軽量なので使いやすいです。ただ、紙製のボックスなので10年など長期で使用できる保証はありません。
長く使用する場合は、「引き出し式ポリプロピレンケース」が個人的にはおすすめです。半透明とホワイトグレーの2タイプがありますが、中が透けないホワイトグレーが重宝します。
黒色ダンボール収納ボックスを使用した収納アイデアをご紹介します。引き出し式のボックスはA4サイズの雑誌や書類が収納しやすいアイテムです。よく読んでいる雑誌や本、カタログの置き場所として活躍します。
下の段にはパンフレットやリーフレット、資料をまとめて収納しました。
価格は200円高くなりますが、紙製品を収納する場合は2段タイプがおすすめです。浅型の引き出しなので下の物も取り出しやすく、整理整頓がしやすいのが特徴。引き出しはケースごと取り出すことができます。
タテヨコ使えるフタ付きボックスにもA4サイズのカタログや雑誌を収納することができました。
ダンボール・ボックス・フタ式にまとめておくと便利です。
横ワイドタイプのダンボール収納ボックスは、お絵かきセットや文房具の収納に向いています。スケッチブックや色鉛筆、カラーペンをまとめました。
ボックス自体がシンプルなデザインなので、スッキリとした印象に。黒色が部屋の引き締め役になっています。
横ワイドの2段タイプは文房具やレターセットの収納におすすめのアイテムです。封筒や便箋、メモ帳、カラーペンをまとめて収納しました。中の物をサッと取り出すことができ、どんな物を収納しているか確認しやすいです。
電卓やノート、ミニサイズのクリアファイルを収納しています。
中に「ポリプロピレンメイクボックス・1/4縦ハーフ」を入れ、付箋やスティックノリを入れました。細々とした物は仕切りケースを使用すると使いやすくなります。
引き出し式のボックスにカットクロスを収納しました。出し入れがしやすい横ワイドタイプが重宝します。
黒色ダンボール収納ボックスをリビングに置く場合は、リモコン置き場としても使用することができます。リモコンの定位置を作りやすく、出し入れがしやすいです。テレビ台やソファ周りの収納におすすめです。
深型のボックスにはキッチンクロスやペーパーナプキンを収納することができます。キッチンクロスは立てて収納できるので出し入れがしやすいです。
2段タイプのボックスに靴下やハンカチ、ベルトなどのファッション小物を収納しました。財布やキーケースの置き場所としても活用することができます。
ダンボール収納ボックスは軽量ですが、電車やバスでの持ち帰りは少し大変です。1個目は店舗で購入しましたが、それ以降は通販を利用しました。