北欧スウェーデンの老舗陶磁器ブランド、ロールストランド。上品で可愛いデザインの食器を数多く展開しており、イッタラやアラビアとは違った魅力を持つブランドです。ロールストランドの人気シリーズといえば、植物をモチーフとした「モナミ」と「ペルゴラ」は外せません。
2008年に誕生したペルゴラシリーズは、ブルーで描かれたつる草模様が美しい食器です。人気シリーズですが、残念ながら2014年12月末で廃盤となりました。その後、2016年夏に限定生産で復刻、プレートやボウル、マグカップが販売さています。
今回は、限定生産された食器を中心にペルゴラのプレートサイズや使用イメージをご紹介します!お皿やボウル選びの参考になれば幸いです。
ペルゴラの食器は、きれいなホワイトカラーが特徴です。アイボリーやクリーム掛かった色ではなく、明るい白色を採用。お皿の縁(リム)にキレイなつる草デザインが描かれており、食卓をより明るく華やな印象に仕上げてくれます。
上の写真はプレート21cmを使用しており、トースト皿としてちょうど良いサイズです。上品で可愛いデザインのお皿は、和食よりも洋食と相性がよく、朝食やランチ用食器として活躍します。
ペルゴラの食器を使用していて一番良いと思った点は「とても軽い」ことです。軽量なので食器棚から出し入れがしやすく、洗い物もしやすいのが嬉しいポイント。また、ペルゴラの食器は食洗機と電子レンジも使用することができ、日常づかいしやすいアイテムです。
食器洗い機 | ○ 使用可 |
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電子レンジ | ○ 使用可 |
オーブン | × 使用不可 |
フリーザー(冷凍) | × 使用不可 |
ペルゴラが展開しているフラットプレートは、2つのサイズがあります。1人用のお皿として使いやすい「プレート21cm」とメインディッシュの大皿として活躍する「プレート27cm」です。
プレート21cmのお皿に手を添えてみました。片手でも持ちやすいサイズで、ランチや朝食のお皿として重宝します。ペルゴラの食器の中でも個人的にこちらのお皿を一番よく利用しており、デザインも素敵です。ケーキ皿やちょっと大きめの取り皿としても活躍します。
プレート27cmは、北欧食器の中でも大きいサイズのプレートです。家族分のおかずをのせる場合やパスタ皿としても使用することができます。大きなお皿ですが、比較的軽く持ち運びがしやすいです。明るい白色のお皿は、食卓の主役にピッタリ。
プレート21cmと27cmを重ねてみました。お皿のリムがキレイに見えており、薄型なので食器棚の中でも収納がしやすいのが嬉しいポイントです。
プレート21cmは、朝食やランチ用プレートとして活躍します。トーストはもちろん、クロワッサンやホットケーキ、サンドウィッチとも相性バッチリ。つる草模様が印象的なお皿ですが、ホワイトのスペースが多いので上品に見せることができます。マグカップもペルゴラで揃えて統一感を出すのもおすすめです。
イッタラの人気シリーズ「ティーマ」が販売しているプレート26cmと、ペルゴラの27cmプレートを並べてみました。ほとんどサイズに違いがなく、リムが広い分ややペルゴラの方が小さく見えます。ペルゴラの27cmプレートは平皿なので汁気が多いおかずよりも、カルパッチョやサラダ、パスタ用皿として活躍します。
ペルゴラの食器の中でも深皿(ディーププレート)24cmは、とても使いやすいアイテムです。深さがあるので、カレーや煮込み料理、シチューやパスタなど色んな料理と合わせることができます。
上の写真ではプレート21cmと27cmの間にディーププレートを置いています。平皿の間をちょうど埋めるサイズで、3つセットで購入する人も多いです。
一人分のパスタがちょうど入る大きさです。リムにつる草模様が描かれているので、華やかな印象に仕上げることができます。ペルゴラは模様がはっきりとしている食器なので、ランチョンマットやトレイなどの敷物は無地が合わせやすいです。
しっかりと深さがあるので、一人分のカレー皿としても使用することができます。シチューやスープ、ロールキャベツなど洋食と相性が良いお皿です。
ペルゴラでは、プレートだけでなくボウルも展開しています。ボウルは300mlと500mlの2種類がありましたが、2016年に限定復刻した際は、500mlボウルのみが販売されました。公式サイトはもちろん、楽天市場などの食器ショップでも300mlのボウルは在庫が無くなり、取り扱いがありません。
ボウル500mlにコーンスープを入れています。大きめサイズのボウルなので、余裕を持ってスープを入れることができます。スープの他にもサラダやフルーツ、ヨーグルトのボウルとして活躍します。
やや小さめサイズのどんぶりとして使用することも可能です。こちらのボウルも軽量なので持ちやすく、広口で洗いやすいのが特徴。
ボウルとプレートを組み合わせて使用するのも素敵です。ボウルの内側はホワイトスペースが多く、プレートと重ねた場合でも柄同士がぶつかることがありません。側面にやや丸みがあるボウルなので、柔らかい印象に仕上げることができます。
北欧ブランドの中でもペルゴラのマグカップは使用する機会が多いです。上品で華やかなデザインのマグカップですが、持ち手(ハンドル)部分がやや大きめサイズなので持ちやすく、なによりも軽量なのが嬉しいポイント。
マグカップは300mlと500mlの2サイズが販売されていますが、上の写真では300mlのマグカップを使用しています。片手で持ちやすいサイズで、日常づかいしやすいアイテムです。大きめサイズ500mlのマグカップは、スープ用カップとしても活躍します。
ペルゴラは2016年の夏に数量限定で復刻しましたが、それ以降の生産については未定な状況です。復刻した食器も数が限られているので、公式店舗や食器の通販ショップで在庫が無くなると、入手しにくくなります。以前まで300mlのボウルを販売しているショップがありましたが、今は販売しているお店を見つけられなくなりました。
ペルゴラに限ったことではありませんが、「人気シリーズなのになぜ廃盤になるのだろう?」と不思議に思っていました。ロールストランドの食器も一緒に販売しているイッタラのお店でお聞きしたところ、新しいシリーズや食器を生産する上で生産を中止せざるおえないシリーズも出てくるようです。
アラビア24hアベックのブルーカラーは取り扱いをしているショップがほとんど無くなってきました。再生産の予定がないペルゴラもいずれは在庫が無くなる可能性が高いので、購入を検討している場合は早めの購入がおすすめです。