無印良品の「ポリプロピレンウェットシートケース」は、2018年5月に発売された新商品です。発売後、公式ネットストアではすぐに売り切れになりました。
無印良品の収納グッズで使用されることが多い「ポリプロピレン素材」で、中身が透けて見えないホワイトグレーのシートケースです。
市販のウェットシートや掃除シートも入れて使用することができ、取り出し口が広いのが特徴です。
こちらの記事では、無印良品の「ポリプロピレンウェットシートケース」のサイズや特徴、収納アイデアを写真付きでご紹介しています。
新商品のPPウェットシートケースは、1個490円(税込)で購入することができます。PPファイルボックスやPP引き出しケースと同じ「ホワイトグレー」のカラーを採用しています。
PPウェットシートケースのフタ部分に商品シールが貼られていました。
ウェットシートや掃除ケースを収納できるケースですが、片手で持ち運びがしやすい大きさです。
PPウェットシートケースの重さを量ってみました。ポリプロピレン素材のケースなので、1個234gと軽量です。中にシートが入った状態でも片手で持ち運ぶことができました。
フタに貼られている商品シールは跡が残らず、簡単に剥がすことができました。収納グッズでも商品シールが多いアイテムが稀にあり、シール跡が取りづらいことがあります。
PPウェットシートケースの商品シールは剥がしやすく、すぐに使い始めることができました。
商品シールを剥がすとよりスッキリとした印象に。パッとみてウェットシートケースとは分からないシンプルなデザインが魅力です。
フタはプッシュ式ではなく、フタを持って動かすだけです。
フタは自立式なので中にシートが取り出しやすく、中のシートの交換も簡単でした。
フタの開閉はフタを手で持って、上下に動かすだけ。密封容器ではないので、フタの開け閉めが簡素です。
無印良品では今回の「PPウェットシートケース」を発売する前から、1個750円の「シート用ケース」を販売しています。
無印良品の除菌シートや汗ふきシートに対応しているシート用ケースなので、サイズが小さめです。
フタはどちらも自立式です。ケースのサイズだけでなく、取り出し口の大きさの違いがよく分かります。カラーはどちらもホワイトグレーなので、一緒に並べて使いやすいアイテムです。
PPウェットシートケースの中に取り扱い説明書が入っていました。使用時の注意事項が掲載されているので、目を通すようにします。
無印良品の「ウェットティシュー」専用と書かれていますが、市販のウェットティッシュや掃除シートにも使用できると記載されていました。
ポリプロピレン素材を使用しているので、火気の近くや高温になる場所では使用することができません。
特に注意したいのが、「異なる種類のシートを一緒に入れない」という点です。香りや成分が混ざる可能性があるため、必ず1種類のシートのみを入れるようにしました。
また、PPウェットシートケースは完全密封容器ではないため、乾燥するおそれがあると掲載されています。
PPウェットシートケースは取り出し口が広い点が気に入っています。中の物が取り出しやすく、いろんな種類のシートに対応可能です。
PPウェットシートケースは本体とフタの2つの部位にわかれています。中にシートを入れる時はフタを外して収納しました。
本体とフタを分けた状態です。
フタの裏面にはパッキンがあり、設置した時は本体とフタが外れにくくなっています。
PPウェットシートケースの使用例をご紹介していきます。こちらの商品は無印良品の「ウェットティシュー」専用のケースです。
無香料でアルコールフリーのウェットティシューは、1個120円(税込)で販売しています。
無印良品の「ウェットティシュー」がキレイに収まりました。
PPウェットシートケースは、袋に入った状態で「幅17cm×奥行10cm×高さ5cm以内」のシートを入れることができます。
フタをセットする前にウェットティシューの取り出し口に付いているシールを剥がしました。
PPウェットシートケースのフタをセットしました。取り出し口が広いので、きちんとシート側の取り出し口が見えています。
ウェットティシューを1枚ずつ問題なく取り出すことができました。
ウェットティシューを上に引っ張っても、最後まで取り出します。
ウェットティシューを取り出した後は、乾燥を避けるため早めにフタをします。
フタは上から下にパタンっと落とすだけでOKです。
使用しない時はこの状態で置いておきます。中身が透けないパッケージなので生活感を抑えることができ、スッキリとした印象に。
PPウェットシートケースは、無印良品で販売している「フローリングモップ用替えシート ウェット」の専用ケースとして使用できます。
アルカリ性の水を使用したフローリングモップ用シートは、1個230円(税込)で販売しています。
無印良品の通販サイト「フローリングモップ用替えシート」のページ
袋に入ったままキレイに収まりました。専用ケースなのでサイズがピッタリです。
シートの取り出し口についていたシールを剥がしました。
「フローリングモップ用替えシート ウェット」は取り出し口が広いですが、PPウェットシートケース自体も取り出し口が大きいので問題なく使用できます。
シートケースを使用していて気になるのが、ウェットシートの乾燥です。PPウェットシートケースも完全密封容器ではないので、シールを剥がした後は乾燥しやすくなります。
ウェットシートを取り出す時に少し手間になりますが、シールを残しておき、使用毎に貼っておくのもおすすめです。
開封後は乾燥しやすくなりますが、シールを貼っておくことで乾燥するスピードを少し遅らせることができます。
取り出し口が広いでの、使用時のシールを剥がす時もスムーズでした。
PPウェットシートケースはウェットシート専用ケースですが、無印良品で販売している「フローリングモップ用替えシート ドライ」を収納することができました。
凹凸加工が施されたドライタイプのシートは、1個20枚入り・190円で販売しています。
無印良品の通販サイト「フローリングモップ用替えシート ドライ」のページ
ドライタイプのシートはパッケージの袋から取り出して収納します。20枚全てを入れることはできず、5枚ほど余ってしまいました。
無印良品の「フローリングモップ用替えシート ドライ」を取り出しやすく収納できた理由は、真ん中に切り目があり、シートを手に引っ掛けて持ち上げることができるからです。
手で掴みやすい場所がないと、ツルツルと滑ってしまいシートを引っ張り出すことができません。
シートの端を掴んで引っ張り出すことができました。
PPウェットシートケースは、市販のウェットシートや掃除シートもサイズが合えば入れることができます。サイズは袋に入った状態で「幅17cm×奥行10cm×高さ5cm」以内のシートが対象です。
市販で購入できる掃除シートやおしりふきシート、ウェットシートを入れてみましたが、問題なく収納することができました。
セリアで購入した「セスキの激落ちくんウェットシート」も問題なく入れることができました。少し袋が大きくても、中のシートとの間にスペースがある場合は、袋の端を折ると入れやすくなります。
市販のウェットシートも問題なく入りました。
おしりふきシートもキレイに収まっています。
PPウェットシートケースにシート以外の物を収納して、使いやすさを試してみました。本来の使い方と異なるので、その点はご了承ください。
まずはLOHACOの通販サイトで購入できる「無印良品 業務用キッチンダスター」を収納しました。
キッチンダスターを三つ折りにします。
PPウェットシートケースに収納しやすい大きさになりました。
業務用キッチンダスターをPPウェットシートケースに収納することができました。サイズがピッタリです。
「使いやすそうだなぁ」と喜びながらフタをしたのですが、キッチンダスターを掴もうとしたら手がツルツルと滑ってしまいます。キッチンダスターの切れ目が取り出し口に出ていないので、うまく掴むことができませんでした。
フタを外すとスムーズに取り出すことができますが、少し手間です。キッチンダスターを取り出しやすいように細かくカットして収納しようと思います。
次はメラミンスポンジを収納しました。メラミンスポンジは100円ショップのセリアで販売しているカットタイプを使用しています。
メラミンスポンジを入れた状態でフタをしました。
取り出し口が広いので、メラミンスポンジをスムーズに取り出すことができます。取り出しはもちろん、メラミンスポンジを追加する時もフタをしたままで補充することができて便利です。
上の写真のようにメラミンスポンジを詰め込みすぎると、フタが閉まらなくなりました。
ポリエチレン手袋の収納ケースとして使用しました。ポリエチレン手袋は100円ショップでも購入することができ、掃除の時に重宝する消耗品です。
ポリエチレン手袋をパッケージの箱から取り出し、PPウェットシートケースの本体に入れます。
そのままフタをすれば完了です。
ポリエチレン手袋は指でつかみやすく、1枚ずつスムーズに取り出すことができました。
取り出し口が広いので手袋の残量も確認しやすいです。
ウェットシートケースなので、トイレ用の掃除シート入れとしても重宝します。上の写真では、セブンプレミアムの「流せる・厚手 トイレ掃除シート」を入れました。
セブンプレミアムの日用品は白を基調としたシンプルなデザインの商品が多いですが、PPウェットシートケースに入れることで更にスッキリとした印象に。
掃除シートとメラミンスポンジを別々のPPウェットシートケースに入れ、重ねて棚に置きました。
片手で持ちやすいので、棚に収納した場合でも取り出しやすいです。
PPウェットシートケースの活用法で特に便利だなぁと思ったのが、使い捨てマスクの収納です。標準サイズ(幅17.5cm×高さ9.5cm)のマスクを収納しました。
パッケージの袋からマスクを取り出し、重ねて収納しました。上の写真では15枚のマスクを用意していますが、20枚ほど収納することができます。(マスクの厚みによって若干の誤差あり)
幅17.5cm×高さ9.5cmの使い捨てマスクがキレイに収まりました。
フタをして使用します。
取り出し口が広く、マスクは指先で掴みやすいので取り出しやすいです。
片手でも何とか取り出すことができますが、たまに取り出しに失敗することも。片手でウェットシートケースを抑え、もう片方の手でマスクを上に引っ張るとスムーズに取り出すことができました。
使用しない時はフタをしているので、埃を避けることができます。玄関や洗面所に置きやすい大きさとデザインです。
マスクをたくさん収納できる大容量タイプのマスクケースを探している場合は、ideacoのマスクディスペンサーが重宝します。
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PPウェットシートケースを卓上のダストボックスとして使用しました。フタを取り、本体にキッチンポリ袋を入れます。
そのままフタをすれば準備が完了です。
PPウェットシートケースをテーブルの上に置き、卓上のゴミ箱として使用しています。
取り出し口が広いので、ゴミを入れやすいです。いつもは中の物を取り出して使用しますが、今回は中に物を入れています。
使用しない時はフタを閉じておけば、ゴミが目に入らなくなります。
中が透けないのでスッキリとした印象に。フタの開け閉めが簡単なので使いやすいです。
ゴミを捨てるときはフタを取り、キッチンポリ袋ごと取り出せばOKです。ウェットシートケース自体もポリプロピレン素材なので、洗いやすく手入れが簡単。
洗面所で使用するコットンの収納ケースとして使用しました。コットンを立てて収納しやすい大きさで、収納力もバッチリです。
フタをしました。取り出し口付近にあるコットンはすぐに取り出すことができます。
コットンをサッと取り出すことができました。はじめは使いやすいですが、コットンの枚数が少なくなると奥のコットンが取り出しにくくなりました。
「使用しない時はフタができる」「フタの開閉が簡単」という点はとても便利です。
ポリプロピレン素材でホワイトグレーの収納グッズは、インテリアに馴染みやすいシンプルなデザインが魅力です。
2018年5月に新登場したPPウェットシートケースも、無印良品ならではの使いやすさとシンプルさが素敵なアイテムだなぁと感じました。
部屋のインテリアに馴染みやすく、中のシートを取り出す時もスムーズです。玄関やリビング、デスク周りなど色んな場所で重宝します。
PPウェットシートケースは新商品なので、公式通販サイトで在庫切れになっていることが多いです。まだ、LOHACOでは取り扱いがない商品なので、ぜひ公式ネットストアをチェックしてみてください。(時折在庫が復活しています)
公式ネットストアに加え、アマゾンでも無印良品の商品販売がスタートしました。
約250商品が対象で化粧水や掃除用品、ポリプロピレン収納ボックスなどが対象です。