お風呂場や洗面所のゴムパッキンに発生した黒カビがなかなか落ちません…。カビキラーなど色んなカビ取り剤を試してみましたが、うっすらと薄くなったような気はするものの、キレイにカビを除去することができませんでした。
カビは発生する前に防止するのが一番ですが、一度発生してしまうとしっかりと取り除く必要があります。
何気なく楽天市場のランキングを見ていると、プロ仕様のカビ取り剤が目に留まりました。カビ取りスプレーとジェルタイプが販売されており、どちらもレビュー数が多く、高評価です。洗剤や掃除グッズを販売している通販サイト「ビーワンショップ」のカビ取り除去剤で、乾燥すれば人畜無害で薬剤が残留しないとのこと。
今回はジェルタイプとスプレータイプの2種類を購入しました。ゴムパッキンやタイル目地のカビ取りはジェルタイプを使用します。ジェルタイプは180g入りなのでやや小さめサイズです。
楽天市場で購入してから気づいたのですが、アマゾンでも購入することができました。こちらは8件のレビューが掲載されており、6件は「よく落ちた」2件は「あまり落ちなかった」という評価です。
楽天市場には679件のレビューが掲載されており、よく落ちたという評価が8割ほどでした。実際にどれくらいカビが除去できるか気になるところです。
自宅にあるカビキラーと一緒に並べてみました。スプレータイプのカビ取り除去剤は、450mlと容量が多めです。ゴムパッキンではない部分のカビ取りで使用しようと思います。
楽天市場の商品ページに詳しく掲載されているのですが、こちらのカビ取り剤は浴室だけでなく、ビニールクロスの壁紙や土壁、珪藻土のカビ取り、外壁のコケ取りにも使用することができます。楽天市場でのレビュー数は1,666件と多く、使い方の参考になりました。
カビ取り剤と一緒に使用方法や注意書きの説明書が同封されていました。こちらの説明書によると、ジェルタイプの使用期限が6ヶ月、スプレータイプで2年となっています。それぞれの使い方が書かれているので、カビ取り剤を使用する前に必ず確認してください。
説明書にも記載されていますが、カビ取り剤を使用した後は洗い流せる場所は水で流します。水を使用できない場所のカビを取る場合は水拭きをし、乾燥させればOK。こちらのカビ取り剤は乾燥したら人畜無害になるので、使いやすいカビ取り剤です。
※ カビ取り除去の実例写真を掲載しています。汚れの写真が苦手な場合やお食事中の方はご注意いただければ幸いです
購入したカビ除去剤を使用してお風呂場を掃除していきます。浴槽の奥にあるゴムパッキンと壁との隙間にカビが付いていました。カビキラーなどドラッグストアで購入できるカビ取り除去剤でも取り除くことができず、目にする度に気になっています。
ゴムパッキンのカビ取りなので、ジェルタイプを使用します。説明書にも記載されているのですが、ジェルを塗る前に雑巾やタオル、台所用スポンジなどでジェルになる場所を拭き、汚れを拭き取ります。汚れを取ることでジェルがより浸透しやすくなり、カビ取り効果がアップ。
カビ除去ジェルをカビが発生しているところに塗って行きます。カビ取りをする場合は炊事用手袋を必ず着用してください。説明書によると「ジェルは鉛筆の半分くらいの太さで塗る」とのことでしたが、結構太めに出てしまいました。
カビ除去ジェルには内蓋が付いているので、ジェルを塗る前に外します。内蓋があることに気づかず、「あれ?出ないな?」と困っていました…
カビ除去ジェルを塗り終わったら、15分を目安に放置します。汚れがひどい場合は少し長めにおくのもおすすめです。時間が経ったらジェルを塗った場所とその周辺を水またはお湯で流します。
水で流してみると、ゴムパッキンと隙間にできていたカビがキレイに無くなっていました!他のカビ取り剤を使用してもなかなか落ちなかったカビなので、見事に落ちて良かったです。
こちらの除去剤ではカビ以外の汚れは落とすことができないので、他の汚れが残っている場合は別に掃除をする必要があります。
反対側の隅に発生しているカビも同じ方法で掃除をしました。こちらもカビをキレイに取ることができ、スッキリとした気分に。
お風呂場はゴムパッキンを使用している場所が多いので、よく見るとカビが発生していることがあります。浴槽の隅に付いているカビも掃除しました。
カビ除去ジェルを使用し、同じ方法でカビ取りを行ないました。ゴムパッキンの端部分に発生していた黒いカビもキレイに。
シャンプーや石けんなどを置くことができるカウンターは下部分が掃除しにくく、カビが発生しやすい場所です。カウンター下のゴムパッキンにカビがたくさん発生していました。カビ除去ジェルはソース入れのような形状なので、手を伸ばしてゴムパッキンにジェルを付けることができます。
見苦しい写真でごめんなさい…!カウンター下のカビはジェルを塗ってから少し長めに時間をおきました。30分ほどしてからシャワーで洗い流すと、すっきりとキレイに。カビや水垢が付きやすいカウンターの裏側にはカビ取り除去スプレーをしていました。
隅に溜まっていた汚れやカビ、ゴムパッキンもキレイになりました。
排水口をカバーする蓋もカビが発生しやすい場所です。こちらは除去ジェルではなく、除去スプレーで掃除をします。
スプレーをしてから20分後にシャワーで洗い流しました。水を掛ける前からカビが落ちているのが分かり、スポンジなどで擦る必要がありませんでした。
浴槽の内側は換気ができず、カビが発生しやすい条件が揃っています。自宅のお風呂は浴槽のエプロンを取り外すことができるので掃除をすることに。エプロン自体にもカビがたくさん発生していました。
カビの量が多い部分はジェルを、その他の部分はスプレーを吹きかけました。カビの量が多かったので30分ほど放置します。シャワーで洗い流すとスッキリとキレイな状態に。
すごい汚れをお見せしてごめんなさい…。エプロンを外した端の部分にカビがたくさん発生していました。このカビは本当に取れるのだろうかと不安になります。カビが多い部分はジェルを広い部分にはスプレーを吹きかけました。
こちらも30分ほど放置した後にシャワーで洗い流します。ほとんどのカビを落とすことができましたが、隙間の部分は掃除ブラシで汚れをかき出しました。
そして、浴槽の内側に溜まった汚れやカビです。あまりにひどかったのでモザイクをかけましたが、色で汚れのひどさが分かってしまいます…。
カビ取り除去ジェルとスプレーを使用して、カビを取り除きました。浴槽の内側は奥にもカビが発生していることが多いので、スプレーをしっかりと吹きかけます。
30分以上時間を置いてからシャワーで流しました。カビが残っている部分があれば、もう一度繰り返すことでさらにカビを落とすことができます。
カビが発生しやすい場所といえば、お風呂の蓋です。カビ取り剤の商品説明ページにも掲載されているのですが、ビニール製の風呂蓋はカビの除去が難しいアイテム。ビニールが除去剤をはじくので、カビが発生している部分まで除去剤が届かないことが多いです。
ビニールの奥深くまで浸透したカビは落とすことができないため、風呂蓋のためにカビ取り除去剤を購入するよりも、防カビタイプの風呂蓋に買い替えることが安くつくことも。上の写真の風呂蓋は11年以上使用しており、端の部分のカビが全く取れない状態です。
風呂蓋のカビ取りは難しいとのことですが、念のためカビ取りジェルを試してみました。カビが発生している部分にジェルを塗っていきます。
30分ほど放置した後にシャワーをかけると、思っていたよりもカビがしっかりと取れていました!奥深くまで浸透したカビを落とすことはできませんでしたが、カビがかなり少なくなっています。予想外にカビが落ちたので嬉しかったです。
ビーワンショップのカビ取り剤はお風呂場以外でも使用することができます。洗面所の蛇口後ろに発生したカビがずっと気になっていました。こちらも市販のカビ取り剤を使用しても全く落ちませんでした。
カビが発生している場所の汚れをタオルで拭き取った後、カビ除去剤を塗っていきます。ゴムパッキンの奥まで浸透したカビなので、スプレーではなくジェルを使用しました。
ゴムパッキンに発生したカビをキレイに取り除くことができました!実はこちらのカビが一番落とすのに時間が掛かっています。ゴムパッキンの広範囲にカビが発生しており、1回目(15分放置)のカビ取りではカビのほとんどが残った状態でした。
説明書に「2度目は3時間ほど放置してください」と記載されていたので、もう1回同じようにチャレンジすることに。きっちカビは落ちていないだろう思いながら洗い流したところ、カビがキレイに取れていました。1回目で落ちないカビも2回繰り返すことで落ちる場合があります。
ビーワンショップのカビ取り剤は、ドラッグストアで購入できる市販のカビ取り剤よりも価格が高いです。価格が高いにも関わらずアマゾンや楽天市場でも評判がよく、どれくらいカビが取れるのか試してみたくなりました。
実際に使ってみると「ゴムパッキンのカビがよく取れる」と実感し、大掃除やメンテナンスで使用する価値があると感じています。スプレータイプも重宝しましたが、しつこいカビやゴムパッキンのカビを中心に取り除きたい場合は、ジェルタイプが特におすすめです。
こちらのカビ取り剤も市販のアイテムと同じように、カビ取り剤特有のニオイがします。掃除をする時はしっかりと換気し、夕方よりも午前中から掃除を始めるのがおすすめです。