はじめてメルカリやヤフオクに出品する時に気がかりなのが、発送作業です。購入された商品をどのように包むか、どんな梱包材・緩衝材を使えば良いか悩むことも。
よく使用する梱包材を決めておくと梱包作業がスムーズになりました。こちらの記事では、よく利用している100均とシモジマの梱包グッズをご紹介しています。
メルカリを始める前に読むと便利な本や楽天市場で購入した梱包グッズも掲載しました。
よく使用しているmon・o・toneの「梱包&収納クラフトテープ白黒セット」は発送作業だけでなく、自宅収納のタグラベルシールとしても活躍するアイテムです。
出品した商品の梱包は難しく考えず、商品が「雨で濡れない」「発送中に折れない」「発送中・到着後に壊れない」ことを意識しています。
過剰包装する必要はありませんが、発送前と到着後に商品の状態が変わらないように梱包します。
梱包材や衝撃材自体が汚れていると、商品に汚れがつく場合があります。梱包グッズを使い回す場合は状態の確認がおすすめです。
メルカリやヤフオクへの出品頻度が少なく、少量の梱包材が必要場合は100円ショップの利用が便利です。
ダイソー、セリア、キャンドゥそれぞれの100円ショップに梱包材が用意されていますが、特にダイソーは梱包材の品揃えが豊富でした。
※ 店舗によっては商品自体の取り扱いがない・欠品している場合があります
ダイソーではポスト投函が可能な梱包ケースやプチプチロール、厚さ測定定規を購入することができました。
ロールタイプのエアーマットは2020年1月に初めて見かけた商品です。こちらは1個100円ではなく、220円(税込)の商品でした。
エアーマット自体は軽量なので持ち運びができますが、少しかさ張る大きさです。
割れやすい瓶ものや食器、キッチン用品の梱包に重宝します。ロールタイプのエアーマットはセリアとキャンドゥでは見かけていません。(2020年1月時点)
メルカリでは食器も人気が高い商品です。輸送中に割れる恐れがあるので、エアーマットでしっかりと梱包します。
エアーマットで商品が箱の中で動かないように、なるべく商品に合ったサイズのダンボールを用意します。
ダンボールの中に隙間ができないように新聞紙を詰めました。
エアマットやクッションシートはカットされた商品も販売しています。小さい物を発送する場合はカットタイプが使いやすいです。
100円ショップの梱包グッズは人気商品です。店舗や時期によっては品薄になっていることも。梱包材の購入は発送直前ではなく、事前の購入がおすすめです。
フリマアプリの商品を発送する場合、厚みによって料金に大きな差が出ます。ダイソーでは郵便物の厚みを測定できる専用グッズを販売しています。
厚さを「1cm」「2.5cm」「3cm」を簡易的に測ることができる商品です。上部に目盛りがついており、郵便物の長さを測ることができます。
便利なアイテムですが、耐久性はあまりよくありません。上の写真のように両端を指で持つと定規自体がグワンと曲がってしまいます。
厚さ測定定規はダイソーだけでなく、キャンドゥでも販売しています。キャンドゥの厚さ測定定規(上)は素材に「MDF」を使用しており、ダイソーよりも丈夫なアイテムでした。
測定できるサイズはどちらも同じです。
ダイソーの厚さ測定定規を使用してみました。A4サイズ対応の発送ケースを通すと、定規自体が少し曲がっています。
キャンドゥの厚さ測定定規に同じケースを通しましたが、定規が曲がらずスムーズに厚さ測定ができました。
店舗によっては取り扱いがない可能性がありますが、100円ショップで厚さ測定定規を購入する場合はキャンドゥの商品がおすすめです。
買って良かったと思ったのが、ムック本「メルカリ発送らくらくセット」です。本ではなく、付録の厚さ測定スケールが欲しくて購入しました。
本自体はボリュームが少なめなので、「メルカリを始める時に知りたいことが詰まっている」というわけではありません。
「1cm・2.5cm・3cm」の厚みを測定でき、ゆうパケットやネコポスなど発送方法の種類がわかりやすいです。
定規は紙製ですが、厚みがあるので発送ケースを通しやすいです。
キャンドゥ、ムック本、ダイソーの厚さ測定定規を並べてみました。付録の定規はサイズが大きめです。
ムック本の付録には「梱包サイズ早わかりメジャー」も付いており、裏側には60サイズから160サイズまで測れる表示が付いています。
ダンボールや発送袋を計測する時に重宝するアイテムです。メジャーの片側に小さなボタンが付いており、テープがシュルシュルと簡単に回収されます。
ダイソーでは本や文房具、小物類を発送する時に便利なケースも販売しています。セット枚数は少なめなので、少量の荷物発送時に便利です。
DVDやコミックを入れやすいサイズのダンボールボックスです。ネコポスやゆうパケットに対応しています。
A4サイズ対応の発送ケースは、雑誌や薄手のトップス、ミニトートバッグを送る際に重宝します。
雑誌を発送する場合は出品前にサイズ確認がおすすめです。雑誌によっては本体サイズが大きく、発送ケースからはみ出してしまう場合があります。
A4サイズ対応の発送ケースを自宅に一つ置いておき、いつでもサイズ確認ができるようにしておくと便利です。
洋服などを発送する時に便利な配送用ペーパーバッグも購入することができました。撥水処理はされていないので、商品の水濡れ対策は必須です。
ペーパーバッグ自体にテープが付いており、梱包作業をスムーズに行うことができました。OPP袋もそうですが、袋タイプはテープ付き商品が重宝します。
ダイソーやセリアでは、クッション封筒の品揃えも充実しています。
フリマアプリにまとめて出品したり、長く利用する場合は梱包材をまとめて購入しておくと発送作業がスムーズです。
使いやすい梱包材を安く購入する場合は、包装用品専門店の「シモジマ」が重宝します。
シモジマは実店舗だけでなく、公式オンラインショップも運営しています。
以前、どんな商品があるか知りたくてカタログを取り寄せましたが、業務用品だけでなく、梱包材の品揃えが充実していることに驚きました。
特に買ってよかったのが、ロールタイプのプチプチです。アマゾンでも確認しましたが、シモジマよりも価格が高い印象でした。
シモジマのオンラインショップで購入した梱包グッズの一部を並べてみました。
シモジマは楽天市場にも出店していますが、同じ商品でも公式通販ショップの価格が一番安いです。
2回ほどリピート購入しているのが、サイズが60cm×42mのプチプチロールです。
長さが42mあるので一度購入すると長持ちしてくれます。まとめて出品する場合はロールタイプのプチプチがあると安心です。
シモジマ オンラインショップの「プチプチロール d35」をチェックする
なかなかのボリュームです…!安心感はありますが、収納スペースが必要でした。
ダイソーのエアーマットと並べてみるとボリュームの違いがよくわかります。シモジマの商品はダイソーの約8倍の長さでした。
ダイソーは220円商品なので、同じ長さ分を購入すると1,600円以上に。シモジマの商品は1,100円〜1,320円(税込)で購入でき、価格が安いです。
アマゾンや楽天市場ではなく、公式通販ショップを利用する時に気になるのが送料です。
シモジマのオンラインショップはキャンペーンをしていることが多く、新規会員登録で送料が安く(無料)になることも。
シモジマでよく購入するのが、ポスト投函(ゆうパケット)に対応しているA4サイズのダンボールケースです。
10枚セットで462円(税込)なので、1枚あたり約46円です。ダイソーの同型商品は2枚セット110円(税込)なので、シモジマの方が安いです。
開封用のミシン目が用意されている点が特に気に入っています。
シモジマのカタログもきちんと入れることができました。(発送時は水濡れ対策でOPP袋で本を包みます)
組み立ても簡単です。
念のため梱包テープで留めるようにしています。上に開封用のミシン目が用意されているので、購入者の方も商品が取り出しやすいです。
上の写真のようにミシン目に沿ってケースを開封できました。
郵便局やコンビニで発送手続きをする前に厚さ測定定規で必ず測定するようにしています。
雨の日に配達してもらう場合も多いので、中の商品が濡れないように水濡れ対策も必要です。
OPP袋またはIKEAのジッパー付き袋をよく利用しています。
上のOPP袋はシモジマで購入しましたが、ダイソーでもOPP袋を数多く販売しています。
OPP袋にテープが付いている商品を利用すると発送作業がスムーズです。
A4サイズの発送ケースにOPP袋で包んだ雑誌を入れました。割れやすい商品を発送する場合は衝撃材を併用します。
OPP袋はサイズ展開が豊富でカードやポストカード対応商品も販売しています。
カードなど折れやすい商品を封筒で発送する場合は、輸送中に折れないようにダンボール紙を一緒に入れます。
上の写真ではダイソーで購入した「折り曲げ防止ダンボールシート」を使用していますが、カットしたダンボールをストックしておくのもおすすめです。
ダンボールなどを再利用する場合は、必ず汚れチェックを行います。
OPP袋で水濡れ対策、ダンボールシートで折り曲がらないようにしています。
洋服を発送する際もOPP袋が重宝しますが、IKEAのISTADジッパーバッグを利用することも多いです。
ジッパーバッグは使い回しはせず、きれいな状態の物のみを使用します。
シモジマではホワイトやブラックカラーの発送ケースも販売しています。10枚セットで759円(税込)と価格は少し高くなりますが、出品価格が高い商品の発送時に重宝しているアイテムです。
発送ケースやダンボールケースと組み合わせて使用しているのが、白黒雑貨専門ショップ「mon・o・tone」の梱包テープです。
白と黒の2色セットで、価格は1,100円(税込)でした。
mon・o・toneの楽天市場店「梱包クラフトテープ白黒セット」を見る
よく使用しているので残量が少なくなっています。テープのサイズは「幅5cm×長さ50m」で、一度購入すると長く使用できるアイテムです。
100円ショップでは色んな種類のマスキングテープを販売しており、発送時に役立つ注意喚起デザインのマスキングテープも登場しました。
「上積み厳禁」「カッター使用注意」「水濡れ注意」の3種類を見つけることができました。
マスキングテープなので梱包テープとしては使用できず、封筒やケースの空きスペースに貼って使用します。
「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」で匿名配送を利用すると宛名書きが不要です。
2品以上を同じタイミングで発送する場合は中身を間違えてしまう可能性も。郵便局やコンビニに持って行く前にメモを貼るようにしています。
メモは付箋紙だと落ちてしまう可能性があるので、剥がしやすいマスキングテープを使用しています。
梱包グッズは1箇所にまとめて収納しています。梱包テープやハサミ、マスキングテープ、メジャーなど小物類を無印良品のPPファイルボックスにまとめました。
幅25cmのファイルボックスは持ち手が付いており、部屋の中で持ち運びがしやすいです。
発送ケースは高さが24cmのPPファイルボックスに立てて収納しています。使いたい発送ケースをすぐに取り出すことができ、残量も確認しやすいです。
PPファイルボックスをポリプロピレン平台車(無印良品)に載せ、動かしやすいようにしました。
商品発送で利用できる新聞紙や梱包材をストックしておくと、梱包費を抑えることができます。
はじめてフリマアプリ(メルカリ)を利用する場合は、独自のルールや梱包方法が心配になることも。
2019年に発売されたメルカリ本をピックアップしました。
↑ 出品時の商品撮影や梱包については、こちらの本が一番詳しく掲載されていました。(4冊中)
↑ メルカリアプリの使用方法が写真付きで掲載されていました。テクニックというよりも使い方を知りたい場合におすすめです。
↑ メルカリでの出品のコツが紹介されており、梱包についての情報は少ないです。「メルカリお悩みBOX」コーナーは、心配なトラブルや対応方法がお悩み別に掲載されています。
↑ 付録の定規・メジャーを目当てで購入しました。読み物は27ページほどでした。