電化製品や家具、ブラインドなどに溜まった埃は、掃除機で吸い取るのに手間が掛かる汚れです。ハンディタイプのクイックルワイパーやハンディモップを使用することが多いですが、隅のほうの埃が取りにくい場合も。
何か良いホコリ取り掃除グッズはないかと探していた時に見つけたのが、TEIJIN(テイジン)の「あっちこっち おそうじ手袋」です。アマゾンや楽天市場での購入レビューの評価が高かったので、試しに購入してみました。
上の写真はパッケージの裏面です。テイジンのおそうじ手袋は、洗剤や水をつけずにそのまま使用します。手袋をはめて、埃が付いている場所を拭くだけです。長繊維使いなので毛羽立ちにくく、拭き跡が残りにくいのが特徴。
「あっちこっちおそうじ 手袋」は、グリーンとピンクの2色展開です。できればベージュやブラウンなど落ち着いた色合いのカラーがあれば良いなぁと思いましたが、防寒用手袋とまず間違えることがないカラーを採用したのかもしれません。
どちらもサイズは同じです。あっちこっちおそうじ手袋は、主に3つの使い方をすることができます。カラーによって使い分けるのもおすすめです。
あっちこっちおそうじ手袋は、やや小さめサイズです。私の左手と手袋を並べてみました。女性の中でも手が大きいほうですが、問題なく使用できるサイズです。
伸縮性があるので男性も使用できますが、ややフィット感があるかもしれません。大きくて手から抜けてしまう、ということは無かったです。
おそうじ手袋を着用してみました。程よくフィット感があります。手袋全体が超極細繊維で出来ているので、どの部分でもほこりを取ることができます。伸縮性があるので、指も動かしやすいです。
グリーンカラーの手袋も着用してみました。こちらも同じサイズなので問題なしです。裏返すことはありませんでしたが、手袋は両面をほこり取りとして使用できます。
あっちこっちおそうじ手袋で、ほこり取り掃除をしていきます。照明などのスイッチは壁の高い場所にあるので掃除機を当てづらく、上のスペースにほこりがよく溜まります。小さいスペースなのでハンディタイプのほこり取りでは、ほこりがうまく取れないことも。
人差し指でスーッとこすってみると、しっかりとほこりが取れました。照明スイッチは横部分にもほこりが付いていることが多いので、スイッチ全体を手袋で拭いておきます。ビックリするくらい簡単にほこりが取れます。
ガスの給湯スイッチの上にもほこりが溜まっていました。目に付きやすい場所なので、ほこりを取るだけでも印象が大きく変わります。
こちらも指でなぞってほこりを取ります。手袋タイプは力加減を調節できるので、細かい部分のほこりが取りやすいです。
リビングのキャビネットやカウンター上はほこりが溜まりやすい場所です。カウンター上に置いている電話の子機や花瓶にうっすらとほこりが付いていました。
ハンディタイプのほこり取りでも掃除することができますが、手袋タイプの掃除グッズで拭き上げるのもおすすめです。電話器のボタンとボタンの間など、細々とした部分もキレイに掃除することができます。
花瓶は撫でるようにしてほこりを取りました。ハンディタイプでこすると花瓶を倒してしまう可能性があるので、手で持てる手袋タイプが便利です。
ドアノブなど手をかける部分は手アカが付きやすく、汚れやすい場所です。引き戸タイプのドアはほこりが溜まりやすく、隅の部分は柔らかいモップではキレイにすることができません。おそうじ手袋でしっかりと磨き上げ、隅の部分は指でほこりを取ります。
ガラスタイプのドアの場合、フレームにほこりが溜まりやすいスペースがあることも。
サーッと指でなぞるとキレイにほこりが取れました。床に近い場所はほこりが溜まりやすいので、気軽に掃除ができるおそうじ手袋が重宝します。掃除機をかけている時におそうじ手袋をつけていると、掃除機がけついでにドア周りを掃除することができます。
電気ストーブや扇風機などの季節家電もほこりが溜まりやすい製品です。冬場に使用しているブルーノの電気ストーブにもうっすらとほこりが溜まっていました。
広い部分は手のひらでほこりを取り、ボタン周りなど細かい部分は指で掃除をします。大きいサイズの家電も撫でるようにほこりを取ることができるので、掃除時間も短いです。
電気ヒーターの背面に換気部分は、掃除機でほこりを吸い取ることが多いです。うっすらとほこりが見えたので、おそうじ手袋でなぞってみました。中からたくさんのほこりが出てきました。狭いスペースでも手袋の繊維がしっかりとほこりをキャッチしてくれます。(もっと手入れしようと反省…)
洗面所に置いている洗濯機にもよくほこりが付きます。掃除機は届きにくい場所なのでハンディタイプのほこり取りを使用していました。広い面はおそうじ手袋で撫でるようにほこりを取ります。
ホースやコンセント部分はハンディタイプのほこり取りでは掃除しにくい部分です。手で握って滑るようにしてほこりを取ることができました。
空気清浄機はほこりが付きやすい電化製品です。フィルターだけでなく操作パネルや排出口にもほこりが溜まっています。
ハンディタイプのほこり取りが入らない狭いスペースも簡単に掃除ができます。スーッと手を滑らせるだけでOKです。
ほこりが取れてスッキリとしました。掃除をする度にどっさり取れたほこりを見て、ビックリしています。
サイドについている持ち手部分もおそうじ手袋でキレイにします。指で掃除できるので、隅やカーブになっている部分のほこりもしっかりと取ることができました。
空気清浄機のフィルターは外側から掃除機をあてることが多いのですが、うっすらとほこりが付いていたのでおそうじ手袋で撫でてみました。
え……。ほこりがどっさりと取れました。軽く撫でただけですが、ほこりをしっかりとキャッチしています。あまりにも多くほこりが取れたので、床に落ちたほこりは掃除機で吸い取りました。
次はテレビです。テレビも本当によくほこりが溜まります。自宅は黒色フレームのテレビなので、ほこりがよく目立っていました。
テレビのフレームを掴み、すーっと滑らせてほこりを取りました。超極細繊維でできた手袋なので拭き上げ面を傷つけにくいのが嬉しいポイントです。
液晶画面と下の支えの間にもほこりが溜まっています。撫でるようにしてほこりを絡めとっていきました。せまい場所も簡単に掃除できます。
テレビの背面は細々とした配線やくぼみが多く、掃除が面倒な場所です。隅のほこりは指でキレイに取り除きます。
リビングと和室の間にアルミフレームの引き戸があります。フレームにもよくほこりが溜まっており、掃除が面倒な場所でした。
指で一回なぞるだけでフレームのほこりがたくさん取れます。掃除機のブラシやハンディモップでは掃除がしにくい部分です。タオルのように持ち替えたり、面を変える必要がないのでラクに掃除ができます。
おそうじ手袋は手が届く範囲であれば、高い場所も掃除がしやすいのが特徴です。高い位置にあるアルミフレームのほこりも簡単に取れました。
アルミフレームのほこり取りが終わると、手袋にはほこりがどっさり。もうちょっとマメにほこり取りをしよう…と思いました。
よく見ないと分からないのですが、壁紙にもうっすらとほこりが付いていることが多いです。おそうじ手袋はさっと撫でるだけで壁紙のほこりが取れるので、日常的な手入れにも重宝します。
おそうじ手袋のパッケージにもイラストが描かれていましたが、ノートパソコンやPCキーボードのほこり取りにも使用することができます。
キーボードを手で撫でて大まかなほこりと取り、ボタンの間など細かい部分は指でキレイにしました。キーボードとモニタの間にあるくぼみ部分は、指でなぞってほこりを取ります。
ほこり掃除で悩むことが多いのが、照明器具です。こちらはダイニングテーブル上に設置しているぶら下げタイプの照明ですが、木製フレームの隙間にもほこりが溜まっています。
広い面はそうじ手袋で撫でて大まかなほこりを取ります。しつこい油汚れがなければ、撫でるだけでほこりをキレイに取ることができます。
照明のフレームなど細かい部分は、ハンディ式ほこり取りではなかなかキレイになりません。指を入れ、しっかりと撫でることができるそうじ手袋が便利です。
そうじ手袋で照明を撫でると、ほこりがたくさん取れました。ほこりの量が多い場合は下にほこりが落ちる場合があるので、新聞紙を敷いておくと片づけがラクです。
角ハンガーや洗濯バサミなど、細々とした部分が多い洗濯グッズもよくほこりが溜まります。そうじ手袋で角ハンガーを撫でるようにキレイにし、フレーム部分は指で挟んでほこりを取りました。
おそうじ手袋はトイレのほこり取りにも便利です。トイレットペーパーホルダーも置いているので、よくほこりが溜まります。
ペーパーホルダーやタオル掛けなど、ほこりが溜まりやすい場所を撫でるようにしてキレイにします。
収納棚のほこり取りにもおすすめです。
ここまで「乾いた手袋でほこりを取る」使い方の例をご紹介してきました。おそうじ手袋は吸水性も高く、洗面所などを拭き上げる際にも重宝します。
水を拭いた後は手袋で蛇口などを磨いてキレイにすることができます。
洗面所を拭いた後は少し手袋が濡れた状態になりますが、しばらくすると乾いていました。大量の水を吸い上げることはできませんが、タオルでは拭きにくい細かい部分の拭き上げに便利です。
おそうじ手袋は乾いた状態だけでなく、濡らしてから使用することができます。そうじ手袋を水で濡らし、しっかりと絞ります。
少し濡れた状態の手袋をつけてみました。冬場はちょっと寒くなるので、無理に使用する必要はないと思います。
電子レンジの扉の持ち手など、掃除がしにくい部分を拭いていきます。頑固な油汚れは落とせませんが、軽い油汚れの掃除に便利です。
冷蔵庫の掃除に。冷蔵庫の外観や扉部分はもちろん、中の掃除にも重宝します。
レンジフードの拭き上げに。手袋タイプなのでタオルを持ち変える必要がなく、ラクに拭くことができます。
キッチンシンクもおそうじ手袋で磨きます。蛇口の後ろ部分はカーブなど、掃除がしにくい部分も簡単に拭くことができました。ただ、やはり冬場は少し寒いのでキッチン用の拭き上げタオルとしては不向きかもしれません。
おそうじ手袋は繰り返し使用することができます。掃除が終わったら中性洗剤で洗います。洗濯用洗剤はアルカリ性の場合が多いので、おしゃれ着などを洗う中性洗剤・ウタマロリキッドを使用しました。
汚れている部分を中心に軽くこすり洗いをし、しっかりと水で流しました。
乾きやすいように手袋をしっかりと絞り、角ハンガーなどで乾かします。
今回は色んな場所でおそうじ手袋を使用してみました。手袋タイプなので撫でるようにほこりを取ることができ、指で力加減を調節できるのが便利です。細かい部分のほこりもしっかりとキャッチしてくれました。
大掃除で家中のほこりをまとめて掃除したい、という場合にも活躍します。手袋をはめた状態で色んな場所をまとめて掃除するのもおすすめです。
こまめにほこり掃除をする場合は、掃除機をかける時におそうじ手袋をつけています。ドアや壁紙、トイレや家電など目についた場所をそうじ手袋でキレイにします。掃除機も持っているので、ほこりが床におちた場合はすぐに吸い取ることができました。
テイジンの「あっちこっち おそうじ手袋」はアマゾンや楽天市場でもレビューがたくさん投稿されています。使ってみた感想や使い方の実例も参考になりました。近くのドラッグストアでは販売していないことも多いので、確実に購入する場合は通販サイトの利用が便利です。
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