ホットプレートを選ぶ時に気になるのが、本体とプレートのサイズです。使用する人数とサイズが合っているか、収納スペースの確保が大切なポイントになります。
こちらの記事では、BRUNO(ブルーノ)の3種類と象印のSTAN.シリーズのホットプレートをピックアップしました。
象印のSTAN.シリーズはホットプレートだけでなく、IH炊飯ジャーや電動ポット、コーヒーメーカーを展開しています。ホットプレートはブラック1色で、外観のマットな質感が魅力です。
BRUNOはコンパクトとグランデサイズに加え、オーバル型が登場しています。
ホットプレートを並べた写真やセット内容を写真付きでレポートしています。ホットプレートのサイズ感や使用イメージの参考になれば幸いです。
正面にちょこんとデザインされた象印のロゴマークが可愛いです。光沢感があるホットプレートではなく、マットな質感でかっこいいのが特徴。
本体ガードがプレート面よりも高いので手が触れにくくなっており、お子さんがいらっしゃる家庭でも使いやすいホットプレートです。
STAN.ホットプレートのセット内容です。プレートは1種類のみで、樹脂ヘラや温度調節プラグケースも入っていました。
サイズが大きい樹脂ヘラは、お好み焼きや餃子を焼く時に重宝しています。スプーンに似た形状なので、具材をすくいたい時にも便利です。
収納方法に困ることが多い温度調節プラグの専用ケースが付いており、スッキリと収納することができます。
人気のホットプレートなので時期によっては入荷待ちになるのが難点。
ブルーノのコンパクトホットプレートは可愛いけど、サイズがちょっと小さい…という場合、グランデサイズが使いやすい大きさです。
コンパクトホットプレートと同様にオプションプレートが充実しており、いろんな料理で活躍します。
基本セットには平面プレートとたこ焼きプレートが含まれていました。コンパクトタイプにはプレートを動かす木ベラが付いていますが、グランデサイズには入っていませんでした。
3人以上でたこ焼きパーティーをする場合はコンパクトタイプよりもグランデサイズが使いやすいです。一度に35個のたこ焼きを作ることができます。
仕切り鍋とグリルプレートは基本セットには含まれず、別売りです。オプションパーツは専用の箱に入っていました。
BRUNOといえば、コンパクトホットプレートが定番商品です。カラーバリエーションが豊富で、上の写真では復刻版限定カラー「グリーン」を使用しています。
コンパクトホットプレートの基本セットです。平面プレートとたこ焼きプレートが入っており、グランデサイズとプレートの種類が同じでした。
本体からプレートを外す時に使用する専用木ベラが入っています。
基本セットにたこ焼きプレートが含まれており、1回に24個のたこ焼きを作ることができます。
おでんやシチュー、煮込み料理で活躍するセラミックコート鍋は別売りです。こちらの専用の箱に入っていました。
2019年2月に登場した新シリーズ「BRUNO crassy+」のホットプレートはオーバル型です。
コンパクトとグランデサイズは本体に光沢感がありますが、オーバルはマットな質感で落ち着いた印象のホットプレートでした。
基本カラーはグレージュとブラックの2色で、2020年限定でブルーグレーが登場します。上の写真ではブラックを使用。
オーバル型はコンパクトとグランデよりも基本セットのパーツが多めです。平面プレートとたこ焼きプレートに加え、直火調理もできる深鍋が入っていました。
この深鍋がすき焼きや煮込み料理をする時に重宝します。
プレートだけでなく、シリコンマットとハンドルも入っていました。
別売りでセパレートプレートとグリルプレートも用意されています。基本セットでも十分に使いやすい内容なので、まずは基本セットの購入がおすすめです。
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食卓でホットプレートを使用する時に重要となるのが、電源コードの長さです。ダイニングテーブルが広い場合、電源コードの長さが足りなくなることも。
象印のSTAN.ホットプレートは長さ2.5mのロングコードを採用しています。
BRUNOのホットプレートのレビューを見ていると「なかなか温度が上がらない」「火力がイマイチ」という投稿をよく見かけます。
取り扱い説明書を見てみると「タコ足配線をしてませんか?定格15A以上のコンセントを単独で使ってください」と記載されていました。
使用する場所によっては長さ1.8mの電源コードでは単独使用が難しい場合があります。購入前によく使用する場所と電源コンセントの位置確認がおすすめです。
ホットプレートを選ぶ時に気になるのが、何人くらいで使用できるサイズかという点です。メーカーの公式サイトを確認してみました。
象印のSTANシリーズは記載がありませんでしたが、サイズはBRUNOのグランデサイズと近いです。
BRUNOの公式サイトでは「グランデサイズは4〜5人」と記載されていました。実際に使ってみると、5人はちょっと厳しいかも…という印象です。
家族3〜4人で使いやすい大きさです。焼肉など一度に焼く量が多い場合は4人でもやや小さく感じるかもしれません。
BRUNOのコンパクトサイズは2人が使いやすいサイズでした。3人でも使用できますが、少し小さく感じます。
上の写真では象印のSTANシリーズのホットプレートです。4人で囲んだ状態で、21cmサイズのお皿を置いています。
BRUNOのグランデサイズのホットプレートを置きました。本体と平面プレートサイズはSTANシリーズよりも少しだけ小さいですが、焼き場のスペースはほとんど同じくらいに感じました。
BRUNOのオーバルホットプレートを置きました。お皿の位置は変えておらず、STANシリーズやグランデよりもグッとサイズが小さくなっています。4人で使用する場合は1人分のスペースがとても狭いです。
BRUNOのコンパクトホットプレートを置きました。2人だとゆとりを持って使用できるサイズです。
4人以上の家族で使用する場合はコンパクトホットプレートを2台並べるのも使いやすいです。2台使用するとグランデサイズよりも焼き場が広くなり、野菜とお肉、お鍋の種類などを分けたい時に重宝します。
4種類のホットプレートの外寸サイズをまとめました。幅はSTANシリーズよりもグランデサイズが大きく、奥行きはSTANシリーズが少し長いです。多少の差はありますが、サイズ感としては近いホットプレートでした。
外観はコンパクトよりもオーバルタイプが少し大きめです。どのホットプレートも高さは14cm〜15.5cmの間に収まっています。
調理スペースとなる平面プレートのサイズです。数値上はSTANシリーズとグランデサイズがほとんど同じですが、実際に使ってみるとSTANシリーズの方が少し広いように感じました。
STANシリーズは深さ4cmの「深型プレート」を採用しており、パエリアやブイヤベース、すき焼き調理でも使用できます。フラットな位置からプレートを見てみると、STANシリーズとBRUNOの平面プレートの高さの違いがよくわかります。
左が象印のSTANシリーズ、右がBRUNOのグランデサイズです。BRUNOは別売りで鍋が用意されており、平面プレートは深さが重視されていません。
STANシリーズ(左)のプレートは、プレート表面に浅い凹凸が付いていました。ダイヤカットディンプル仕上げなので油なじみがよく、焦げ付きにくいのが特徴です。
BRUNOの平面プレートは凹凸がなく、ツルンとしています。
4つの平面プレートをホットプレートから取り出し、横一列で並べてみました。サイズや形が少しずつ異なります。
調理スペースにA4サイズの用紙を置いてみました。STANシリーズのプレートはA4用紙がすっぽりと収まり、左右にスペースが余っています。
B5サイズの用紙を載せてみました。上下左右それぞれのスペースにゆとりがあります。
BRUNOのグランデサイズの上にA4用紙を置きました。こちらも上下はピッタリで、左右が少し余っています。グランデサイズは両サイドがやや丸みがある形で、コンパクトとオーバルの間のような形をしていました。
B5サイズの用紙を載せた状態です。こちらもスペースにゆとりがあります。
BRUNOのコンパクトホットプレートの上にA4サイズの用紙を置きました。平面プレートが全く見えない状態です。
次はB5サイズの用紙を置きました。平面プレートよりも少し大きいですが、調理スペースの広さと近いです。
BRUNOのオーバルホットプレートの上にA4用紙を置きました。こちらも平面プレート全体が隠れています。
B5サイズの用紙を置きました。オーバル型なので上下左右が少しずつ見えた状態になっています。調理スペースはB5サイズと近い広さです。
次は平面プレートの上に食パン(トースト)を置きました。食パンはセブンイレブンで購入した角型(6枚切)です。
STANシリーズの上には3枚並べることができました。6枚置けるかな?と思いましたが、上下に2枚並べることができませんでした。
グランデサイズにも3枚のトーストを並べることができました。こちらも6枚は並べることができませんでした。
コンパクトサイズは3枚並べることができず、2枚を並べました。上下左右に少しだけスペースがある状態です。
オーバルタイプも2枚のトーストを並べることができました。オーバル形状のため、角型と違い四隅が少し狭いです。
STANシリーズとグランデサイズを並べてみました。グランデサイズは持ち手が少し高めです。STANシリーズはブラックカラーなので存在感があります。
上から見た状態です。調理スペースの広さはほとんど同じですが、STANシリーズは本体ガードがやや大きめで、ホットプレート全体が大きくなっています。
グランデサイズは両サイドに持ち手が付いており、ホットプレートの持ち運びがしやすいです。
STANシリーズとコンパクトホットプレートを並べてみました。高さはほとんど同じですが、幅の違いがよくわかります。
STANシリーズはプラグ部分で温度調節を行うので本体はスッキリとしたデザインです。
上から見るとSTANシリーズはブラック1色です。
並べてみると調理スペースの違いがよくわかります。少人数でも一度にたくさん焼きたい場合はSTANシリーズorグランデサイズがおすすめです。
STANシリーズとBRUNOのオーバルホットプレートを並べてみました。どちらもブラックカラーでマットな質感ですが、デザインと持ち手のカラーが異なる分、印象が大きく変わります。
上から見ると、幅と奥行きの長さの違いがよくわかります。
オーバルホットプレートも両サイドに持ち手が付いており、ホットプレート本体を持ち運びしやすいです。
BRUNOのホットプレートを検討している時に悩むのが、「グランデサイズとコンパクトどちらにするか」という点です。使用できるプレートの種類に大きな差はないので、調理スペースの広さで検討するのがおすすめです。
3人以上で使用する場合はコンパクトサイズは小さいと感じるかもしれません。
グランデサイズ1台にするか、またはコンパクトサイズを2台使用するという選択肢もあります。
2台使用するとグランデサイズよりも調理スペースが広くなり、少量の調理をしたい時は1台のみを使用します。
左(ピンク)が2016年に購入したコンパクトホットプレートです。右(グリーン)は2020年に購入しました。
使い方やサイズはほとんど変わっていませんでした。よく見ると蓋の「BRUNO」のロゴが少しだけ細くなっています。
2016年に購入したピンク色ホットプレートもまだ使用でき、故障はしていません。
どちらも両サイドに持ち手が付いており、やや丸みがあるデザインです。グランデサイズは本体に光沢感があり、オーバルはマットな質感。
上から見てみると幅と奥行きの違いがよくわかります。
オーバルは基本セットに鍋がついており、直火で調理できるのが特徴です。(IHは使用NGでした)
すき焼きやお鍋などを直火で下準備し、保温しながら食べたい場合はオーバルが重宝します。
小さめサイズを探している場合、コンパクトとオーバルで悩むことも。調理スペースはほとんど同じなので、価格とデザイン、追加パーツの有無で合うホットプレートを選びます。
長方形のホットプレートに慣れている場合、オーバル型はやや使いにくいと感じるかもしれません。(徐々に慣れました)
上から見ると形状の違いがよくわかります。収納スペースにきれいに収めやすいのは角型のコンパクトです。
どちらも両側に持ち手が付いており、ホットプレートを持ち運びしやすいです。
ホットプレート選びでたこ焼きプレートは必須という場合、象印のSTANシリーズは対象から外れます。2020年5月時点ではSTANシリーズは別売りプレートが発売されておらず、たこ焼きを作ることができません。
1度にたくさんのたこ焼きを作りたい場合はグランデサイズ(35個)がおすすめです。コンパクトとオーバルはどちらも24個でした。
左がコンパクト、右がオーバル。グランデとコンパクトのたこ焼きプレートにはラインが入っており、オーバルよりもたこ焼きが作りやすかったです。
グランデサイズとコンパクトは基本セットに深鍋が入っていません。グランデサイズの深鍋は仕切りなしと仕切りありを選ぶことができます。(上の写真は仕切りあり)
グランデサイズとコンパクトは基本セットに深鍋が入っていません。グランデサイズの深鍋は仕切りなしと仕切りありを選ぶことができます。(上の写真は仕切りあり)
直火調理ができるのはオーバルの基本セットに含まれている深鍋です。お鍋の下準備や早くお湯を沸かしたい時に重宝します。
下準備ができた後はオーバルの蓋をし、埃を避けることができます。
ガスコンロですき焼きの準備をしておくと、食べ始めがスムーズでした。
食卓に運んだ後は保温モード(WARM)にしておくと、最後まであたたかく食べることができます。
購入時に入っていた箱のサイズを測りました。時期によっては箱のサイズや形が異なる場合がありますので、参考サイズとしてご確認いただければ幸いです。(自宅でメジャーで計測)
STANシリーズホットプレートの箱:幅49.5cm×奥行23cm×高さ42cm
グランデサイズ・基本セットの箱:幅50cm×奥行31.5cm×高さ18.5cm
コンパクトサイズ・基本セットの箱:幅41cm×奥行28cm×高さ17.5cm
オーバル・基本セットの箱:幅41.5cm×奥行28.5cm×高さ19cm
like-it(ライクイット)が販売している木目調コの字ラックは、キッチン棚の整理に便利なアイテムです。組み立て不要ですぐに使い始めることができます。
プラスラックはレギュラーとスリムの2種類が用意されており、ホットプレートの収納ではレギュラーサイズを2個並べて使用しました。
プラスラック1個あたりの耐荷重が4kgで、グランデサイズのホットプレートを置くことができました。(グランデの製品重量は約3.2kg)
プラスラックの下スペースにはコンパクトサイズのホットプレートを置いています。平面プレートを入れた状態では入らず、平面プレートを外した状態で置いています。
コンパクトホットプレートの基本セットに含まれるプレートや電源コード、木ベラは無印良品のファイルボックスに収納しました。
プラスラックを2個並べた状態で上にSTAN.ホットプレートを置きました。(ホットプレートの重量 約4.8kg)
STANシリーズは平面プレートのみなのでスッキリと収納がしやすいです。真っ黒ではなく、底部分がベージュ系カラーなのも気に入っているポイント。
重量が約2.8kgのオーバルホットプレートは1個のプラスラックの上に置くことができました。オーバルはコンパクトよりも高さがあるので、下のスペースには入りませんでした。
コンパクトホットプレートが1台の場合は平面プレートをセットし、上のスペースに置くのがおすすめです。可愛いデザインのホットプレートは木目調コの字ラックとよく合います。
プラスラックはキッチン収納棚の縦スペースを有効活用でき、調理家電やキッチングッズの収納に役立つアイテムです。