朝、昼、晩と使用する機会が多いキッチンは物が増えやすく、収納が難しい場所です。食器や調理器具、食品などを出し入れすることが多いので、使い勝手のよさもキッチン収納づくりの大切なポイントになります。
キッチン収納を見直す前に、まずは使用していない調理器具や食器などを処分しました。必要なものだけを置くことにしたので収納スペースに余裕が生まれ、収納の改善もしやすかったです。
今回は、無印良品とIKEAで購入できる収納用品を使用したキッチン収納アイデアをご紹介します。大掛かりな収納術ではなく、収納用品の特性を生かしたキッチン収納で簡単に取り入れることができます。キッチン収納づくりの参考になれば嬉しいです。
食器は食器棚だけでなくキッチンにある棚にも収納をしています。縦のスペースに余裕があるので、無印良品で販売している「アクリル仕切棚」を使用して収納スペースを増やしました。アクリル仕切棚は大小2種類のサイズが販売されており、今回は小サイズを使用しています。
小サイズのアクリル仕切棚2つを横に並べ、すっきりとした印象に。アクリルシリーズの収納グッズは透明なので圧迫感が少ないのも特徴です。仕切り棚は100円ショップでも購入することができますが、丈夫さを求める場合はやはり無印良品がおすすめ。
収納スペースを増やした場合でも無理に詰め込まず、食器の量はスペースの7割以内に抑えると出し入れがしやすいです。食器の定位置を決めることで散らかりにくく、キレイに維持することができます。
収納場所や方法に困ることが多い、トレーやお盆。複数枚を一緒に収納していると出し入れがしにくく、時には倒れてしまうこともあります。
仕切り棚と同じ無印良品のアクリルシリーズ「アクリル仕切りスタンド」を使用して、木製トレーやプレートを収納しています。高さがあるのでトレーがしっかりと立ち、出し入れがしやすいです。透明タイプなのでこちらも圧迫感が少なく、すっきりと収納することができます。
アクリル仕切りスタンドは大小2サイズが展開されており、こちらでは小サイズを使用。大サイズは仕切り板の数は同じですが、間のスペースより広くなっており、引き出しでの食器収納や冷凍庫での食材収納に活用することができます。
無印良品の通販サイト「アクリル仕切りスタンド 3仕切り」詳細ページへ
食器棚や引き出しでは通販サイト「LOHACO」で販売している、無印良品の業務用キッチンダスターを敷物として使用しています。業務用なので1箱に100枚のキッチンダスターが入っており、気兼ねなくドンドン使うことができます。キッチンダスターの詳細については下の記事でレポートしています!
LOHACOの通販サイト「無印良品 業務用キッチンダスター」詳細ページへ
無印良品の定番収納グッズ、ポリプロピレンファイルボックス。デスク周りやリビング、キッチン、洗面所など色んな場所で使用することができるアイテムです。無印良品のファイルボックスは半透明タイプも販売していますが、すっきりと見せたい場合は中の様子が見えにくい「ホワイトグレー」タイプがおすすめ。
「BRUNO コンパクトホットプレート」に横にスタンダートタイプのポリプロピレンファイルボックスを置いています。ファイルボックスの中にはホットプレートの付属プレートや電源ケーブル、鉄板を持ち上げる木製コテを一緒に収納。付属セットをこちらに収納したので、ホットプレート購入時のボックスは処分しました。
無印良品の公式通販サイト「ポリプロピレンファイルボックス」ページへ
IKEAの白い収納用品「VARIERAボックス」はインテリア雑誌やインスタグラムでも見かける機会が多いアイテムです。汚れや水をサッと拭き取ることができ、キッチンや洗面所などの水まわりでも活躍します。
蓋が無くオープンタイプの収納ボックスなので、引き出しでも使用しやすいのが特徴。先ほどご紹介した無印良品のキッチンダスターを収納しています。ホワイトカラーなので清潔感があり、キッチンを明るい雰囲気にしてくれる収納ボックスです。
VARIERAボックスのサイズは大(599円)と小(299円)の2種類。購入しやすい価格なのでまとめ買いもしやすいです。
キッチン備え付けの収納棚でVARIERAボックスを使用しています。食品や水のストック入れとして使用し、ボックスごとに入れる内容を分けることで散らかりにくくなり、必要以上の物を買わないようになりました。
収納棚や食料収納庫が散らかりやすい場合は収納ボックスやケースでしっかりと区切るのがおすすめです。
無印良品で販売している「ポリプロピレン整理ボックス」は価格が安く、数を揃えやすい収納グッズです。半透明タイプの収納ケースはサイズバリエーションが豊富で、組み合わせて使用することも可能です。
上の写真では、浅型の引き出しにポリプロピレン整理ボックスを並べて使用しています。大きいサイズが1個180円、小さいサイズが1個160円と80円です。フライ返しやトングなどの調理器具を収納しており、下には業務用キッチンダスターを敷いています。
散らかりやすい調理器具はしっかりと仕切りをつけることで整理しやすくなり、ケースが汚れた場合もすぐに洗うことができます。
ポリプロピレン整理ボックスは調理器具だけでなく、お箸やスプーンなどのカトラリーケースとしても使用するのもおすすめです。
食器棚でもポリプロピレン整理ボックスを使用しています。高さがない食器棚は奥の食器やグラスが取り出しにくくなります。マグカップなどをポリプロピレン整理ボックスに入れて、奥の食器も取り出しやすいようにしました。
ぐい呑みも簡単に取り出せて便利です。ポリプロピレン整理ボックスは食器棚だけでなく、冷蔵庫の整理にも重宝します。ジャムや岩のりなどの瓶類をまとめておくことができます。
無印良品の通販サイト「ポリプロピレン整理ボックス」詳細ページへ
同じポリプロピレン素材の収納用品「メイクボックス」もキッチン収納で使用することができます。同じサイズのメイクボックスは重ねて使用することができ、入れるものに合った高さのメイクボックスを選ぶことができるのも嬉しいポイント。
上の写真では予備のキッチンスポンジを浅型のポリプロピレンメイクボックスに入れています。サイドに持ち手がついているので出し入れがしやすく、シンプルなデザインなのでキッチンインテリアにも馴染みやすいです。
鍋やフライパンを収納するガスレンジ下の引き出しは、キッチンの中でも特に汚れやすく、散らかりやすいスペースです。こちらの引き出しにはキッチンダスターではなく、IKEAが販売している「VARIERA 引き出しマット」を敷きました。
ホワイトカラーの引き出しマットは傷や汚れを防止してくれるだけでなく、引き出し収納を明るい印象にしてくれるアイテムです。また、調理器具の滑り止めとしても重宝します。IKEAの引き出しマットについては、下記の記事でカラーや使い方例をレポートしています。
大きくて取り出しにくいフライパンは、無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ワイド」に立てて収納しています。重ねて収納できるティファールの鍋セットを使用していますが、下のフライパンや中華鍋は毎回取り出すのが大変でした。立てて入れることにより出し入れがしやすくなり、引き出し内もスッキリ。
この他にも取外せるハンドルは無印良品の「ポリプロピレン整理ボックス」に、鍋の蓋はIKEAの「VARIERAボックス(小)」に入れています。