「きらきら鉱物菓子の作り方」は2021年6月に発売された本です。本屋さんできれいな表紙が目に留まり、印象に残っていました。
後日どうしても欲しくなり、楽天ブックスで注文。写真がたくさん掲載されており、作り方が丁寧に説明されている本でした。
私自身は普段お菓子づくりはほとんどせず、甘いものは食べる専門です。うまく作れるかな?と心配でしたが、思っていたよりもきれいに作ることができました。
水晶やアクアマリン、サファイアなど本物にそっくりな鉱物菓子ではありませんが、楽しく作ることができて満足です。
こちらの記事では、はじめての鉱物菓子(琥珀糖)づくりの様子とセリアで購入したおすすめ食器をレポートしています。
鉱物菓子は琥珀糖と呼ばれる伝統的な和菓子です。主な材料は「粉寒天・グラニュー糖・水」で、スーパーですぐに揃えることができました。
分量は本に記載されている内容に従ったので、記載することはできませんが、グラニュー糖の使用量の多さに驚きました。
クッキングシートを多く使用したので、残り少ない場合は買い足しがおすすめです。寒天を固める時に使用するステンレス角バットは100円ショップでも購入することができました。
セリアは浅型のトレーが中心でダイソーは少し深さがあるバットの取り扱いがあります。(店舗によって品揃えが異なります)
基本的な材料に加え、必要となるのが味・色付けの材料です。今回はぶどうジューズとかき氷シロップを使用しました。
本ではリキュールやジュースやカルピス、食用色素が紹介されています。鉱物菓子の種類別に使用しているリキュールなどが記載されていたので、色選びの参考になりました。
鍋にかける前に使用する材料を全て準備しました。実際に計量してみるとグラニュー糖の使用量の多さにびっくりしました。
手前の小皿に粉寒天、後ろのボウル2個にグラニュー糖を入れています。
たくさんの鉱物菓子(琥珀糖)を作る場合は、グラニュー糖を多めに用意しておくのがおすすめです。
注ぎ口のある雪平鍋がおすすめされていましたが、自宅にはなかったのでティファール鍋を使用。実際に使ってみると、確かに注ぎ口がある鍋が使いやすいと思いました。
はじめに水と粉寒天を入れ、中火にかけました。
作り方の細かな注意点は本に記載されている内容を参考にしているため、記載しておりません。大まかな流れを写真付きでご紹介しています。
準備しておいたグラニュー糖を入れます。味付けのジュースやかき氷シロップはこのタイミングで加えました。
かき氷シロップ(メロン)を加えました。色が一気に変わるので、はじめて加える時はドキドキしました。
用意しておいたバットに流し入れ、しばらくそのまま置いておきます。
バット自体が熱くなったので、持ち運びがしにくいことも。トレーの上に敷物をし、バットを持ち運びしやすいようにしました。
ぶどうジュース、かき氷シロップ3種類(メロン・イチゴ・ハワイアンブルー)をそれぞれ加え、バットに流し入れました。
バットにクッキングシートを敷いておくと、冷蔵庫で冷やした寒天をスムーズに取り出すことができました。
こちらのぶどうジュースを加えた寒天をはじめに作ったのですが、気泡がたくさん入ってしまいました。
バットに入れた寒天の表面が固まったらラップをし、冷蔵庫で冷やします。
約3〜4時間ほど冷蔵庫で冷やしました。
冷蔵庫で3時間以上冷やした寒天をナイフでカットしました。
クッキングシートを使用した場合、バットからスムーズに取り出すことができました。バットの洗い物もしやすいです。
容器の形にそって丸みが出ている部分をカットし、マグロの短冊のような状態に。
まずは角スティックを作りました。こちらのぶどうジュースで色付けした寒天ですが、マグロを切っている気分です。
上部の気泡部分はカットしました。
角を切り落とすイメージでいろんな形にカットしました。本では八角形や正八面体、六角柱など色んなカット方法が写真付きで紹介されています。
切りたては透明でキラキラしており、きれいな宝石のようです。この瞬間が一番テンションが上がりました。
こちらはかき氷シロップのメロンを加えた寒天です。こちらも角の丸みがある部分をカットしました。
切り落とされた部分も後でカットし、使用できます。
いろんな形にカットし、クッキングシートを敷いたアルミトレーの上に並べました。グリーン系もすごくきれいです。光が当たるとキラキラ光ります。
かき氷シロップのハワイアンブルーを加えた寒天をカットしました。エメラルドに近い色ですごくキレイです。
今回作った琥珀糖の中でこちらが一番気に入りました。色付けの液体を変えるだけでガラっとイメージが変わるので、いろいろ試したくなります。
こちらはかき氷シロップのイチゴを加えたものです。うっすらと色がついている状態で、赤色にはなりませんでした。
トレーやラックにクッキングシートを敷き、カットした寒天を並べました。
ダイソーで購入した「スタックバスケット ナチュラル」を使用しました。(JANコード:4993593015314)
スタッキングができるラックなので、縦スペースを使って乾かすことができました。
材料が余っていたので、着色なし(水・粉寒天・グラニュー糖)のみの琥珀糖も作りました。
マーブルはこんな感じで色を追加して、ざっくりと混ぜてみた。 pic.twitter.com/9GcEiLziu1
— ぱんくま (@clipnotebook) July 12, 2021
マーブルはバットに流し込んだ後、少量の着色液を加え、軽く混ぜたものです。(着色はかき氷シロップのハワイアンブルーを使用)
寒天をカットしてみると、クリアとブルーがマーブル状になっていました。
こちらは着色液を追加していないクリアです。透明度が高く、光を通してキラキラ輝いています。
クリアも作っておくと他のカラーと組み合わせて使いやすく便利でした。
乾燥させると切りたてのような透明な状態ではなく、薄い殻をまとったような状態に。
透明度は低くなりますが、鉱物のような色合い・仕上がりに。
こちらは乾燥日数が2日ほど短いマーブルです。乾燥中はたまに裏返し、全体がしっかりと乾くようにしました。
かき氷シロップのハワイアンブルーで色付けした琥珀糖。イッタラのカステヘルミのケーキスタンドにざっくりと盛り付けました。(写真は直径24cmを使用)
作った琥珀糖を食べてみるとシャリッとした食感が美味しいお菓子でした。すごく甘いので、一度にたくさん食べるのは難しいです。
左側にクリア(着色なし)、右側にかき氷シロップ(イチゴ)で色付けした琥珀糖です。無着色のクリアはより明るい印象でした。
こちらはマーブル。琥珀糖は装飾がきれいなステンレスプレートとも相性バッチリです。
写真ではMOTTA(モッタ)のソーサーを使用しました。
ブラックカラーのプレートも琥珀糖の色をきれいに見せてくれます。写真ではSAKUZAN saraの14cmプレート(ブラック)を使用しました。
マットな質感のプレートが明るい色合いの琥珀糖をよりキレイに見せてくれました。
楽天市場で「SAKUZAN saraプレート ブラック」商品一覧を見る
イッタラの「カステヘルミ」と「ウルティマツーレ」のガラス食器を使用。
カステヘルミの10cmプレートは2021年7月に再販されました。無くなると入手しづらくなるアイテムなので、気になる場合は早めの購入がおすすめです。
イッタラのガラス食器シリーズは「ウルティマツーレ」もおすすめです。
こちらはウルティマツーレ ボウル 11.5cm(クリア)を使用しました。デザートのお皿・ボウルとしても重宝するアイテムです。
楽天市場で「ウルティマツーレ ボウル 11.5cm」商品一覧を見る
はじめての鉱物菓子(琥珀糖)づくりだったのでシンプルな着色・形ですが、すごく楽しく作ることができました。
しっかり乾燥させた琥珀糖は常温で2~3週間ほど日持ちするとのこと。瓶に入れて飾っておくのも素敵です。
琥珀糖ソーダ作りで使用したセリアの食器をご紹介いたします。グラス、プレート、スプーンは全てセリアで揃えました。
1個110円で販売しているので、2セット分で660円です。
ガラスプレート アラベスク15cm(JANコード:4947879711841)
カットが可愛いガラスプレートです。
左が「バカラ アラベスクのデザートプレート 12cm」。右が「セリア ガラスプレート アラベスク15cm」です。
並べてみるとカットの細かさ・美しさの違いを感じます。
楽天市場で「バカラ アラベスク 12cmプレート」商品一覧を見る
クリームソーダやメロンソーダづくりで重宝するグラスも見つけることができました。
HKビヤグラス(JANコード:4580233921632)
パフェやクリームソーダで使いやすいロングスプーン。こちらは店舗によっては取り扱いがないことも。(2店舗中1店舗のみで在庫を確認)
ロングスプーン(JANコード:4991203146786)
こちらの3つは組み合わせて使いやすいです。
グラスに氷をたっぷり入れ、琥珀糖を追加しました。
琥珀糖ソーダができました。
— ぱんくま (@clipnotebook) July 17, 2021
すごく甘いです。 pic.twitter.com/QVTo2zJCUx
琥珀糖なので、すごく甘いです…!透明感がきれいな飲み物ですが、飲み過ぎは注意なドリンクでした。