人の行き来が多いフローリングは埃が溜まりやすく、皮脂汚れが付きやすい場所です。特に裸足で歩いている場合は皮脂が付きやすく、掃除機や乾拭きでは汚れを落とすことができません。
クイックルワイパーも使用していましたが、シートの買い替え費用が少し気になるところ。雑巾掛けは膝や腰が痛くなるので、ついついさぼってしまうことも多いです。
「何か良いフローリング用の掃除グッズはないかな?」と思い、アマゾンのランキングをチェックしていました。フロアモップ・フロアワイパー部門で1位だったのが、スコッチブライトが販売している「3Mマイクロファイバーモップ」です。
スコッチブライトといえばキッチンスポンジが有名ですが、フロアモップやバスブラシも販売しています。口コミの評価も高く、水拭きでも使用できるとのことだったので購入してみました。
3Mマイクロファイバーモップは使い捨てシートではなく、マイクロファイバーのクロスを繰り返し使用します。3Mマイクロファイバーモップは乾拭きと水拭き、どちらでも使用できるので掃除グッズが少なくて済むのも嬉しいポイントです。
クロスは洗って繰り返し使用できるので経済的にも優しく、モップのレンタルも不要。厚手のクロスには「極細ファイバー」と「中細ファイバー」が付いており、幅広い汚れに対応しています。3Mマイクロファイバーモップは楽天市場の通販ショップでも販売しており、使用レビューが参考になりました。
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3Mマイクロファイバーモップは「モップ本体・クロス・ゴミ取り用クシ」の3点がセットになっています。色は緑ではなく、白やベージュ、グレーなど落ち着いた色合いが良かったなと思いますが、THE掃除道具という感じです。クロスは必ず専用のものを使用します。
セットにはクロスが含まれていますが、今回は取り替え用のクロスも一枚購入しました。乾拭きをした後に水拭きをしたかったので、クロスを変えて使用します。
アマゾンで購入しようと思ったのですが、LOHACOで「モップ+取り替えクロスセット」が安い価格で販売していたので、そちらで購入しました。
マイクロファイバーのクロスをよく見てみると、異なる太さの繊維があるのが分かります。薄い緑色の部分は極細ファイバーで、埃やゴミ、髪の毛をキャッチしてくれます。緑色が濃くなっている部分には中細ファイバーが使用されており、こびりつき汚れを取る際に役立ちます。
クロスの裏側はこんな感じで、ポケットのようなものが付いています。取り替えクロスの価格はアマゾンで500円弱ほど。繰り返し使用できるので、クイックルワイパーのシートを買い足す頻度を考えれば決して高くありません。
クロスをモップ本体に取り付けていきます。取り付け方法は簡単です。クロスとモップを上の写真のような向きで揃えます。
【1】半円のようなポケットになっている所にモップを入れます。【2】モップヘッドの可動部分を前に開き、クロスの横長ポケットに。【3・4】クロスにモップを入れたら、可動部分を後ろに倒し、ロックが掛かるまで押し込めばOKです。
フローリングを掃除する場合は、はじめに「乾拭き」をするのがおすすめです。乾拭きでは埃やゴミ、髪の毛を取ることができます。
埃が積もった床をいきなり水拭きをしてしまうと、実は埃をのばしているだけの状態になってしまい、埃がフローリングに残ってしまいます。
乾拭きをする前に壁や巾木に埃が残っている場合は、ブラシやペンキ用刷毛などで埃を落としておきましょう。
家の中の埃をキレイに掃除する場合は、朝起きてすぐの掃除が一番です。掃除機や人が動くことで舞い上がった埃が、夜寝ている間に落ちてきます。朝一番にモップで乾拭きすると、より多くの埃を取ることができます。マイクロファイバーモップで掃除をすると音も静かなので、朝でも使用しやすいです。
それでは3Mマイクロファイバーモップで乾拭き掃除をします。モップやクイックルワイパーで掃除をする時は、フローリングの床目と並行に滑らせるのがおすすめです。
埃が溜まりやすい隅の部分も3Mマイクロファイバーモップでキレイにしていきます。
乾拭き後のモップを見てみると…。えらいことになってました。埃を取りこぼすことなくモップを掛けることができ、クロスを見るまではどれくらいゴミが取れているのか分かりませんでした。
軽くモップを滑らせるだけで埃や髪の毛をきちんとキャッチしてくれています。掃除機を掛けにくいソファー下やダイニングテーブル下も簡単に掃除をすることができました。
クロスに埃やゴミが溜まったら、セット内容に入っている「ゴミかき取り用クシ」で取り除きます。今回はキッチンペーパーを敷いて取り除きましたが、ビニール袋の中や新聞紙の上で取るのもおすすめです。
平らにしたクロスにクシを通すだけで簡単に埃を取ることができました。
たくさん付いていた埃が取れました。汚れがひどく無い場合は、そのまま乾拭き掃除で使用することができます。
乾拭きで埃や髪の毛、細かいゴミを取り除けたら、次は水拭きをしていきます。今回はクロスを新しい物に取り替えました。クロスを水で濡らし、しっかりと絞ります。
乾拭きの時と同じようにクロスをモップ本体に取り付けます。水拭きは乾拭きの時よりもフローリングの上を滑りにくくなるので、力を掛けやすい長さに持ち手を調節しました。
クロスを本体に取り付ける場合は、前部分のロックをしっかりと閉めましょう。ロックが掛かっていないとクロスが開いた状態になり、水拭きがしにくくなります。
立ったまま水拭きができるのでラクです。スチール製の持ち手も丈夫なので力が掛けやすく、床をしっかりと拭くことができます。マイクロファイバーモップは拭く面が広いので、短い時間で水拭きができるのも嬉しいポイントです。
マイクロファイバー製のクロスを使用しているので、油汚れや食べ物汚れの掃除にもおすすめです。水を吸い取る能力も高いので、飲み物をこぼしてもしっかりと拭き取ることができます。
キッチンのフローリングに付いた汚れは乾拭きでは落としにくいものが多いです。埃に水や油が付着すると取れにくくなり、床にへばりついてしまうことも。マイクロファイバーモップでしっかりと水拭きをして、キッチン床の汚れを落とすことができました。
マイクロファイバーモップは、ヘッド部分が360度動きます。食器棚横など狭いスペースも掃除がしやすく、埃をしっかりと絡めとることができました。
クイックルワイパーよりも少し厚みがあるので、とても狭い場所はモップ自体が入らない場合もあります。
収納棚の下や部屋の角など、お掃除ロボットが届きにくい場所もキレイに掃除することができました。乾拭きは掃除ロボット、水拭きはマイクロファイバーモップと使い分けるのもおすすめです。
リビング、ダイニング、キッチンのフローリングを水拭きしました。
クロスをよく見てみると、マイクロファイバーの先部分がグレー色に。しっかりと汚れが取れています。水拭きの前にしっかりと乾拭きをしたことで、フローリングの汚れ落としができました。(乾拭き:埃やゴミ取り / 水拭き:汚れ落とし)
左が乾拭きで使用したクロス(埃を取り除いた状態)。右が水拭きで使用したクロスです。
マイクロファイバーモップは廊下の床掃除にも重宝します。廊下は人が通ることが多い場所なので、隅に埃が溜まりやすいです。
クイックルワイパーと同じように、ベッド下の掃除にも使用することができます。マイクロファイバーモップは拭く面が広いので掃除がラクです。
モップをすーっと滑らせるだけで大量の埃が取れました…。
マイクロファイバーモップはハンドルの長さを調節することができます。力を掛けやすい長さに調節できるので、水拭きがしやすいです。また、短くできるので収納スペースを取らないのも特徴。
自宅で使用しているクイックルワイパー(2016年購入)とマイクロファイバーモップを並べてみました。マイクロファイバーモップの拭く面の広さがよく分かります。
持ち手はスチール製で丈夫なのが特徴です。クイックルワイパーよりも一回り太く、しっかりと握ることができます。丈夫なのでハンドル自体がしなりにくく、水拭きがしやすいです。
持ち手についていたシールも簡単に剥がすことができました。
マイクロファイバーモップはクロスを頻繁に取り替える必要がありません。ウェットシートタイプではないのでそのまま付けておくことができ、埃や髪の毛などを発見した時にすぐに掃除することができます。
掃除機と違ってすぐに掃除ができるので、常備しておくと便利です。
クロスが汚れてきたら、中性洗剤で洗って乾かしましょう。今回はおしゃれ着などを洗濯できる中性洗剤「ウタマロリキッド」を使用しました。
洗剤を付けて手洗いすると、すぐに水の色が変わりました。クロスにたくさんの汚れが付いていたようです。今回は手洗いをしていますが、マイクロファイバーモップのクロスは洗濯機でも洗うことができます。洗濯機を使用する場合は、他の洗濯物と分けて洗いましょう。
クロスを洗った後はしっかりと乾かせばOKです。
スコッチブライトの3Mマイクロファイバーモップは、ホームセンターなどで販売していることが多いです。軽量なので持ち帰ることができますが、少し長さがあったので通販で購入することにしました。
楽天市場やアマゾン、LOHACOなどで販売しています。今回は、モップ+取り替えクロスのセットが安かったLOHACOで購入しました。1,900円以上のアイテムなので送料も無料です。(アマゾンよりLOHACOのほうが安いことも)
こちらのモップを購入してからクイックルワイパーを使用する機会がだいぶ少なくなりました。こまめに埃や髪の毛を掃除したい場合や雑巾掛けがしんどいと感じている場合にもおすすめの掃除グッズです。
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