無印良品は収納グッズだけでなく、食品にも力を入れています。お菓子やカレーなど常温保存できる食品が中心でしたが、2018年9月末に冷凍食品が新登場しました。
2018年10月時点では、4店舗と公式ネットストアで冷凍食品を購入することができます。
今回は公式通販サイトで冷凍食品を購入しました。冷凍便を利用するので、通常の商品とは分けて送料が計算されます。送料は「790円」でした。
グランフロント大阪の店舗でも冷凍食品を販売しており、ガラス扉付きの冷凍棚ショーケースに陳列されていました。
お店の方にお聞きしたところ、持ち帰る際は小さな保冷剤が用意されているとのことでした。保冷剤の効力は1〜2時間ほどなので、遠くの店舗で購入する場合は保冷剤(保冷バッグ)の持参がおすすめです。
こちらの記事では、冷凍食品のラインナップや食べた感想、写真を掲載しています。商品ごとのカロリーは公式サイトには掲載されておらず、購入した商品のパッケージに記載されていた内容です。
実際に食べてみた感想は「すごく美味しい!」というよりも、「薄味で食べやすく、美味しい」「冷凍食品では珍しい副菜が多く、ストックしておくと便利」と思いました。
無印良品の冷凍食品は、5つのシリーズに分かれています。(2018年10月時点)
「世界の煮込み」シリーズは夕食の1品として活躍するメニューが多く、肉じゃがやビーフストロガノフ、カムジャタンなどの煮込み料理を販売しています。
無印良品の冷凍食品はパッケージが透明で、中身が確認しやすいのがポイントです。
電子レンジ調理ではなく、湯せんで温めました。価格は1個390円で、量は1人前なのでやや少なめです。
「世界の煮込み」シリーズの中で特に人気なのが、「サムゲタン」です。テレビ番組のヒルナンデスでも取り上げられ、ネットストアでは売り切れになっていました。店舗の在庫も他の商品よりも少なかったです。
肉じゃがは1人前なので、量はやや少なめです。「おかずをもう1品追加したい」という時に重宝します。
じゃがいもは小さめにカットされており、味もやや薄味で食べやすいです。
商品パッケージの裏面には「本品に含まれるアレルゲン」や原材料、エネルギー(カロリー)が掲載されていました。
ご飯とよく合う1品が欲しい時は、「牛肉とたまねぎの生姜煮」がおすすめです。玉ねぎが多めで、やや濃いめの味付けでした。生姜がしっかりと効いているので、生姜が苦手な方はご注意ください。
販売元は無印良品ですが、製造所は神戸にある「エム・シーシー食品株式会社」と記載されています。
こちらも電子レンジでは調理できず、湯せんで10〜12分ほど温めます。一袋あたりのエネルギーは197kcalでした。
無印良品の通販サイト「牛肉とたまねぎの生姜煮」の商品ページへ
新登場した冷凍食品は、餃子の品揃えが充実していました。餃子は蒸し焼きにするのでフライパンが必要ですが、焼売は電子レンジで調理することができます。
餃子や焼売の価格は1個450円で、スーパーで販売している冷凍餃子よりも少し高い印象です。
「日本の飲茶」シリーズでは、みたらし団子やおはぎなど和菓子も販売しています。今回はおはぎをご紹介していますが、想像よりも美味しくて驚きました。
ツイッターで「みたらし団子が美味しい」と見かけたので、次回はみたらし団子や他の和菓子も購入予定です。
焼売を電子レンジで温めました。耐熱皿に移し、分量の水を加えてラップをすれば準備完了です。味も美味しく、お弁当やお昼ご飯、夕食の1品として活躍します。
商品パッケージの裏面には、温め方が掲載されていました。焼売1個あたりのカロリーは「74kcal」です。
焼売の商品パッケージはチャック式になっており、残った分を冷凍保存しやすいです。
おはぎは室温で自然解凍することができました。解凍時間の目安が2〜3時間なので、お昼に冷凍から出すと15時頃に食べることができます。
4個入りですが、1個ずつが小ぶりなので食べやすいです。
冷凍庫でストックしておくと、「ちょっと和菓子やあんこが食べたいなぁ」と思う時に便利です。
購入した月が2018年10月で、賞味期限が2019年8月でした。約10ヶ月冷凍庫で保存することができます。
商品パッケージの裏面には原材料やエネルギーが掲載されています。1個あたり123kcalなので、4個食べると492kcalに…!おいしいですが、食べ過ぎには注意したいと思います。
「世界のごはん」シリーズでは、おにぎりや穴子飯、ちまき、キンパなど色んな種類のご飯ものが発売されています。
特におにぎりの品揃えが充実しており、発芽玄米や五穀米、押し麦のおにぎりは冷凍食品では珍しいです。
キンパ(韓国風のりまき)はテレビ番組でも紹介され、ネットストアと店舗で品薄になっていました。いなり寿司やちまきが登場しているのも嬉しいです。
左2個が「発芽玄米ごはんの塩おにぎり」、右2個が「五穀米ごはんの鮭おにぎり」です。どちらも1個のおにぎりが小さく、子供も食べやすい大きさでした。
ちょっと小腹が空いた時や少しだけご飯を食べたい時に便利です。発芽玄米ならではの食感と素朴な味わいが魅力。
おにぎりは電子レンジで温めることができます。1個あたりのエネルギーは132kcalでした。
無印良品の通販サイト「発芽玄米ごはんの塩おにぎり」の商品ページへ
5個入りのおにぎりは1個ずつ包装されており、食べたい分だけ温めることができました。袋に蒸気穴が開いているので、そのまま電子レンジで温めることができます。
無印良品の通販サイト「五穀米ごはんの鮭おにぎり」の商品ページへ
無印良品では冷凍おにぎりだけでなく、雑穀米の「温めて食べるパックごはん」も販売しています。プチプチとした食感で、美味しい雑穀米です。カレーともよく合い、ストックするようにしています。
無印良品の通販サイト「温めて食べるパックごはん 雑穀米」の商品ページへ
無印良品の冷凍食品で印象的だったのが、野菜のお惣菜が多い点です。他の商品と同様に「化学調味料・合成着色料・香料」は不使用で、色んな種類の副菜が用意されていました。
冷凍食品といえば揚げ物やパスタなどが多いですが、野菜のお惣菜がストックできるのは便利です。
食べる時は電子レンジは使用せず、「水で解凍」または「冷蔵庫で解凍」します。商品にもよりますが、水で解凍する場合は20〜40分が目安です。
冷凍食品とは思えないお惣菜の充実ぶりです。あともう1品欲しいという時に重宝します。味も素朴で美味しいです。
こちらは「いんげんの生姜醤油和え」で、だしの旨味が効いています。1パック390円で販売しており、カロリーは1袋(200gあたり)63kcalと低いです。
左が「蓮根のきんぴら」、右が「彩り野菜とひじきの煮物」です。夕食のおかずとしてはもちろん、お弁当の1品としても活躍します。
「焼きたての美味しさ」シリーズでは、パン系の冷凍食品が充実しています。ホットサンドやフレンチトーストは朝食にもおすすめです。
特にキッシュの人気が高く、店舗では売り切れていました。ネットストアも在庫切れになっていることが多いです。
「厚切り食パンのフレンチトースト」は電子レンジとオーブントースターで温めます。上から見ると小さく感じますが、厚みがあり食べごたえは十分でした。
程よく甘く、表面はカリッとした食感です。カロリーは1個(150gあたり)346kcalと高め。価格は税込250円でした。
「2018年に入ってから、無印良品の食品が増えているなぁ」と思っていましたが、冷凍食品が登場するとは思いませんでした。2018年10月時点では一部の店舗のみで販売していますが、ネットストアで取り扱いがあるので購入可能です。
冷凍食品はスーパーでも色んな商品を購入することができます。無印良品の冷凍食品は価格が少し高めな印象です。
「化学調味料・合成着色料・香料」が不使用で、他のメーカーにはない副菜や和菓子、おにぎりが充実している点が気に入っています。
公式ネットストアに加え、アマゾンでも無印良品の商品販売がスタートしました。
約250商品が対象で化粧水や掃除用品、ポリプロピレン収納ボックスなどが対象です。