無印良品では、小さめサイズのエコバッグを数多く販売しています。特に価格が手頃で使いやすい「ジュートマイバッグ」は人気が高いアイテムです。
荷物をたくさん入れたい場合は、1枚150円(税込)で販売している「再生ポリプロピレンバッグ」が重宝します。2020年2月に登場したアイテムで、発売当初は銀座店など限られた店舗のみで販売していました。
プラスチック製ショッピングバッグが廃止されたことにより、2020年7月より全国の無印良品の店舗で購入できるようになりました。
※ エリア・店舗によっては、商品購入時のサイズにあったバッグのみを販売している場合があります。バッグ単体で購入される場合は、事前に購入予定の店舗にお問い合わせいただければ幸いです。
無印良品の再生ポリプロピレンバッグ。
— ぱんくま (@clipnotebook) July 2, 2020
1枚150円で購入できて、とにかく大容量。3サイズのうち、1番小さいバッグでこの大きさ。
不要になったら無印良品の店舗で返品できて、150円がそのまま返ってくる。
手入れもしやすいし、気に入ってる。 pic.twitter.com/08D5yFEgrN
無印良品での買い物はもちろん、ちょっと100円ショップで買い物をしたいという時にも重宝しています。
無地(ホワイト)のシンプルなエコバッグなので使いやすく、肩がけできるので持ち歩きがしやすいです。
無印良品の売り場で再生ポリプロピレンバッグを探したのですが、見つけることができませんでした。
レジで「1枚150円の再生ポリプロピレンバッグを購入したいのですが」とお聞きしたところ、スムーズに購入することができました。
※ 店舗によっては、再生ポリプロピレンバッグの単品購入ができない可能性もあります
こちらの記事では、無印良品が販売している「再生ポリプロピレンバッグ」のサイズ感や使用例、収納アイデアを写真付きでレポートしています。
無印良品の再生ポリプロピレンバッグは3サイズを販売しています。(2020年7月時点)
どのサイズも1枚150円(税込)で購入することができました。各サイズ1枚ずつ購入したので、全部で450円です。
再生ポリプロピレンバッグの一番の特徴が「デポジット制」を採用していることです。
使わなくなった再生ポリプロピレンバッグを無印良品の店舗に持っていき、返品すると150円がそのまま返ってきます。
バッグの使用期間は実質無料で利用することができる嬉しい制度です。
バッグを返品・返金する時は購入時のレシートは必要ありません。購入した店舗だけでなく、全国の店舗で返品が可能です。
「購入したけどあまり使わなかった」「使い込んでだいぶ傷んでしまった」など、不要になったタイミングで返品ができます。
使用し、店舗に返品した再生ポリプロピレンバッグはリサイクルされます。
そのため、購入した再生ポリプロピレンバッグは以前誰かが使用していた物ではなく、新品できれいな状態です。
2020年7月時点では3つのサイズが発売されています。いずれも大容量のバッグで、少量の荷物を持ち運ぶ時はやや不向きなアイテムです。
サイズを平置きで測ってみましたが、1〜2cmの個体差があります。
再生ポリプロピレンバッグを使用してみて良いと感じたのが、ハンドルのカラーがサイズによって異なることです。
1つのサイズのみを使用している場合は間違えることがありませんが、2〜3サイズを使い分けている場合は間違って持ち出してしまうことも。
よく使用する小サイズは白色(ホワイト)のハンドルカラーで、洋服と合わせやすいです。一番大きい大サイズのハンドルカラーは、無印良品のロゴカラーと似ている「えんじ色」でした。
肩がけで使用するハンドルの長さを比べてみましたが、どのサイズも同じ長さでした。(やや個体差あり)
再生ポリプロピレンバッグを持ち歩く時は上の写真のようにコンパクトに折りたたみます。折りたたんでいる状態ではバッグのサイズがわからないので、ハンドルカラーが見分けるポイントに。
2020年7月に購入した小サイズと中サイズには、持ち手が2タイプ付いていました。長いハンドルは肩がけ、短いハンドルは手持ち用です。
大サイズは肩がけ用の長いハンドルのみが付いていました。2020年7月1日に更新された「イオンモールKYOTO」さんの無印良品ブログでは、短い持ち手も付いた大サイズの写真が掲載されていました。
購入店舗や購入時期によっては、大サイズも2タイプのハンドルが付いている場合があります。
大容量エコバッグを使用する上で一番気になるのが、耐久性です。
以前、似た形のショッピングバッグを100円ショップで購入したところ、使用中にハンドルが切れてしまい、困ったことがありました。
無印良品の再生ポリプロピレンバッグに荷物をたくさん入れ、何度も使用していますが、ハンドルが切れたことはありません。
中サイズはハンドルと同じグレー色の糸が使用されていました。縫製がすごくきれいというわけではありませんが、ハンドルが切れないようにしっかりと縫われているのがわかります。
再生ポリプロピレンバッグのハンドルの太さを定規で測ってみたところ、どのサイズも幅3.5cmでした。細すぎず、太すぎず、肩がけがしやすい太さです。
幅と高さがあるバッグなのでマチはやや小さめです。
同じようなサイズのバッグを購入しようと思っても、なかなか手に入れにくいサイズです。無印良品での買い物はもちろん、イベントグッズの持ち運びや日用品のまとめ買いなど、幅広いシーンで活躍します。
一番小さい「小サイズ」でも十分な大きさでした。買い物用として購入する場合は、こちらの小サイズが一番使いやすいです。
上の写真では、小サイズのバッグの上に「45Lゴミ袋」を載せています。45Lゴミ袋よりも少し小さい大きさでした。
2Lペットボトルは1本がすっぽりと隠れる高さです。
中サイズの再生ポリプロピレンバッグは幼稚園・保育園のお昼寝布団バッグとしても使いやすい大きさです。
楽天市場で人気のお昼寝布団バッグのサイズを見てみると「幅73cm×高さ48cm×マチ18cm」または「幅80cm×高さ60cm×マチ20cm」でした。
中サイズは「幅93cm×高さ65cm×奥行17cm」なので、昼寝布団バッグに近いサイズです。
素材で使用している再生ポリプロピレンは軽量で、耐水性に優れているのも便利なポイント。
中サイズに45Lゴミ袋を重ねてみると高さがほとんど同じでした。幅は中サイズのバッグの方が大きいです。
2Lペットボトルは2本縦に置くことができました。
購入してみて、あまりの大きさに驚いたのが大サイズです。想像よりも大きく、肩がけで持つとインパクトがあります。
大サイズは「体にフィットするソファ本体」がまるまる1個入る大きさとのこと。
45Lゴミ袋が小さく見えます。2Lペットボトルを2本置きましたが、高さにゆとりがある状態です。
再生ポリプロピレンバッグを肩がけし、横から撮影してみました。想像よりもバッグのサイズが大きく、画面いっぱいにバッグが映っています。
中サイズと大サイズを持ち歩く時は、前後のスペースをしっかりと取る必要がありました。
大サイズのバッグは手で持つと地面に付いてしまいす。(身長167cm)
小サイズと中サイズは短いハンドルが付いています。それぞれを手で持った状態です。
中サイズのバッグは腕を伸ばすと、バッグが地面に付いてしまうことも。
中サイズと大サイズは普段づかいするには大きい印象です。
エコバッグを選ぶ上で大事なポイントが手入れのしやすさです。無印良品の再生ポリプロピレンバッグは耐水性に優れており、濡れた布巾やキッチンダスター、ウェットシートで汚れを拭き取ることができます。
ハンドル部分もしっかりと汚れを拭き取ります。
バッグ自体を水洗いする場合は、しっかりと陰干しをして乾かします。
無印良品ではポリエチレンシートを使用したトートバッグやレジャーシートを販売しています。カラーはホワイトではなく、「ライトベージュ」です。
再生ポリプロピレンバッグは真っ白に近いカラーなので、ポリエチレンシートのライトベージュと並べてみると色の違いがよくわかります。
ホワイトカラーのバッグはコーディネートに取り入れやすいアイテムですが、色写りがしやすい洋服と組み合わせる場合は注意が必要です。
特に新しく購入したデニムパンツやデニムジャケットと合わせると、バッグにデニムの染料が青く移ってしまうことも。
再生ポリプロピレンバッグを購入する時に気になったのが、耐久性(どれくらい荷物を入れても大丈夫なのか?)という点です。
小サイズ・中サイズのバッグの中に白色のタグが付いており、「耐荷重:20kgまで」と書かれていました。
あくまでも目安ですが、耐荷重20kgには驚きました。
2Lペットボトルやお米の持ち運びに便利かも?と思いましたが、やはりバッグに入れて持ち運ぶのは重たいです。
バッグ自体の耐久性は大丈夫でも、ハンドルが肩に食い込むので持ち運ぶことができませんでした。
耐荷重は20kgまでとされていますが、重い物を持ち運ぶのは不向きな印象です。
大容量のバッグですが、どのサイズも内側にポケットは付いていませんでした。あくまでもサブバッグとして使用し、ショルダーバッグやミニバッグなど、他のバッグとの併用がおすすめです。
再生ポリプロピレンバッグを利用してみて便利だと感じたのが、コンパクトに折りたためる点です。
軽量でコンパクトになるので携帯性がよく、使用しない時も省スペースで収納できます。
特に小サイズはコンパクトに畳むことができ、トートバッグやリュックに入れやすい大きさでした。
中サイズも片手で問題なく持てる大きさです。長いハンドルがバンドのような役割をしてくれるので、輪ゴムなどを用意する必要がありません。
大サイズもコンパクトに折りたたむことができました。他のサイズよりも高さがあるので細長い状態に。
iPhone Pro MAXと折りたたんだ再生ポリプロピレンバッグを並べてみました。
再生ポリプロピレンバッグの重さを量ってみました。小サイズが130g、中サイズが178g、大サイズが230gといずれも軽量です。
小さめサイズのトートバッグに再生ポリプロピレンバッグ(小サイズ)を入れています。
白色なので他のアイテムと馴染みやすく、内生地が黒のバッグに入れてもサッと取り出すことができます。
中サイズと大サイズもコンパクトに折りたたむことができるので、トートバッグに入れて持ち歩きがしやすいです。
トートバッグだけでなく、リュックやショルダーバッグに入れておくと、いざという時に重宝します。
再生ポリプロピレンバッグは耐水性に優れているアイテムなので、急な雨が降ってきた時にバッグ用レインカバーとしても使用可能です。
トートバッグに小サイズの再生ポリプロピレンバッグを入れておき、雨が降ってきたらトートバッグを中に入れて持ち歩きます。
再生ポリプロピレンバッグにはファスナーが付いておらず、オープンタイプのバッグなので中に雨が入らないようにだけ注意しています。
再生ポリプロピレンバッグは保冷機能が付いていません。生鮮食品のエコバッグとしては使用しておらず、ドラッグストアなどで日用品・消耗品を購入する時に重宝しています。
ティッシュペーパーや洗剤、ウェットシート、トイレットペーパーなどを入れやすい大きさでした。
個人的によく使用するのが、100円ショップでの買い物時です。100均では収納ケースなどをまとめ買いすることが多く、持ち手が短いレジ袋での持ち運びはつらいことも。
高さがあるバッグなので、収納ケースを重ねて入れてもはみ出していません。マチが程よく狭いのでバッグの中で荷物が動き回らないのも便利なポイントです。
小サイズのバッグはクリーニング用バッグとしても重宝しています。かさ張りやすい冬物衣類・コートをまとめて入れることができました。
クリーニングを持って行く時はもちろん、持ち帰り時にも持参しています。(クリーニング店もレジ袋が有料化)
コインランドリーで布団など大きい物を洗う場合は、小サイズよりも中サイズが使いやすいことも。
ダブルサイズの掛け布団を圧縮袋に入れた状態です。(少し膨らんでいます)
中サイズの再生ポリプロピレンバッグにスッキリと収まりました。高さがあるバッグなので布団がはみ出さず、持ち運びがしやすいです。
白色のバッグですが、薄っすらと圧縮袋のデザインが見えています。程よく厚みがあり、透けにくいバッグですが、柄物は薄っすらと見えることも。
肩がけできる長いハンドルが付いているので、布団や衣類の持ち運びがしやすいです。
大きいサイズの紙袋を収納する時にも役立ちます。上の写真では小サイズの再生ポリプロピレンバッグを使用しています。
幅60cmの紙袋は専用ストッカーに入りませんでしたが、再生ポリプロピレンバッグ(小サイズ)には入れることができました。
紙袋ストッカーと並べてみると、サイズの違いがよくわかります。紙袋ストッカーは仕切りが付いているので、中サイズと小サイズの紙袋を収納する時に便利です。
再生ポリプロピレンバッグをスーツケースの保管袋として使用しました。自宅では容量38L(2〜3泊用)のスーツケースを収納しました。
サイズが「48cm×36cm×23cm」のスーツケースを小サイズのバッグに入れることができました。高さがあるバッグなのでスーツケースを入れやすいです。
スーツケースの大きさによって、中サイズのバッグが入れやすいことも。
ハンドルが付いているので、取り出し・持ち運びがしやすいです。
フリマアプリ出品用のダンボールや梱包材入れとしても重宝します。小〜中サイズのダンボールを再生ポリプロピレンバッグ(小)に入れました。
幅と高さがあるバッグなので、ダンボールがきれいに収まりました。
散らかった印象になりやすいダンボールや梱包材をまとめておくことができ、見た目もスッキリとした印象に。
処分前のダンボール置き場としても使用可能です。ダンボールのサイズや量によっては、中サイズが使いやすいことも。
3サイズの再生ポリプロピレンバッグを購入し、一番よく使用しているのが「小サイズ」です。
一番小さいサイズのバッグですが、A3対応ファイルを2個並べて入れることができました。コンサートグッズやイベントグッズの持ち運びにも重宝します。
コンサートうちわが入るA3ラージケースがスッキリと収まっています。
100均セリアで購入した「デコレーションパネル」は、サイズが横60cm×縦45cm」と大きめサイズのパネルです。
小サイズの再生ポリプロピレンバッグに問題なく入れることができました。
小サイズの再生ポリプロピレンバッグには2Lペットボトルを5本並べることができました。肩が痛くなるのでペットボトルをまとめて持ち運ぶことはありませんが、小サイズの収納力がわかります。
無印良品の定番アイテム「PPファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用」を小サイズのバッグに入れました。全部で3個のファイルボックスが入っています。
店舗でファイルボックスをまとめ買いした場合は、容量に合ったバッグをレジで選ぶことができます。
ジュートマイバッグは無印良品の人気アイテムです。エコバッグとしても使いやすく、手頃な価格で購入することができます。
ジュートマイバッグの中で一番大きい「A3サイズ」と再生ポリプロピレンバッグを重ねてみました。
幅と高さは再生ポリプロピレンバッグが大きいですが、マチはジュートマイバッグの方が広いです。
小サイズとジュートマイバッグA3を重ねてみました。幅と高さの違いがよくわかります。
ジュートマイバッグは中に何も入っていない状態でも自立します。ハンドルが長めで肩がけがしやすいのも便利なポイント。
しっかりとした生地なので、折りたたみがしにくいのが難点です。
サブバッグとして大きいバッグを持ち運びたい場合は、携帯性・耐水性に優れている再生ポリプロピレンバッグが重宝します。
どちらも手頃で使いやすいバッグなので、用途に合わせて使い分けることができました。
価格が安く、持ち運びがしやすい大容量バッグといえば、IKEAのキャリーバッグが人気です。素材にポリプロピレンを使用しており、軽量で耐水性に優れています。
IKEAといえばブルーバッグの「FRAKTA・フラクタ」シリーズが定番アイテムですが、モノトーンデザインの「FISSLA・フィスラ」シリーズも同じサイズ展開です。
再生ポリプロピレンバッグの小サイズとIKEA「FISSLA キャリーバッグM」を重ねてみました。どちらも高さがあり使いやすいバッグですが、再生ポリプロピレンバッグ(小)の方がサイズが大きめです。
再生ポリプロピレンバッグ(中サイズ)とIKEAのLサイズです。
IKEAのキャリーバッグLサイズは高さは低めですが、マチが広いのが特徴です。
中サイズの上にキャリーバッグMを重ねました。サイズの違いがよくわかります。
大サイズとキャリーバッグLでは、高さが倍以上でした。
再生ポリプロピレンバッグ(大)がすごく大きいため、IKEAのキャリーバッグMが小さく見えます。
エコバッグとしてよく使用しているのが、L.L.Beanのグローサリー・トートバッグです。内側にポケットは付いていませんが、しっかりとした作りで荷物が多い日に重宝しています。
グローサリー・トートバッグも折りたたむことができます。軽量・コンパクトさで選ぶなら、再生ポリプロピレンバッグが便利です。
L.L.Beanの通販サイト「グローサリートート」をチェックする
2021年7月にL.L.Bean楽天市場ショップ(公式)がスタートしました。3,980円(税込)以上は送料無料でした。
以前は銀座店での取り扱いだったため、諦めていたバッグです。全国の店舗で購入・返品(返品)ができるようになり、普段づかいで購入することができました。
特によく使用しているのが、小サイズです。一番小さいサイズですが、大容量で荷物がたくさん入ります。帰宅後も手入れがしやすく、とても重宝しています。