インテリアショップのニトリでは、IKEAの「トロファスト収納ボックス」に似た商品を販売しています。「トロファスト風ボックス」と呼ばれることが多い収納グッズです。
トロファスト収納ボックスは専用の棚を使用しますが、ニトリの収納ボックスはカラーボックスと組み合わせて使用できます。
商品名は「カラボにぴったり 収納ボックス」で、別売りのレールと組み合わせると引き出しとして使用可能です。
こちらのページでは、ニトリの「カラボにぴったり 収納ボックス」のサイズや特徴、収納アイデアを写真付きでご紹介しています。
色の組み合わせや使い方の参考になれば嬉しいです。カラーボックスは定番サイズ「カラボ 3段」を使用しました。
トロファスト風収納ボックスは、浅型と深型の2サイズを販売しています。どちらも幅は38cm・奥行き27.6cmで統一されており、高さのみが異なります。
浅型は1個299円と手頃な価格で販売しており、数を揃えやすいのが嬉しいポイントです。
商品シールにカラーボックス3段への取り付け例が掲載されていました。「浅型4個&深型1個」または「浅型2個&深型2個」を収納することができます。
上の写真では5色ですが、全部で6色を販売しています。パステルカラー(ペールトーン)の収納ボックスが多く、IKEAのトロファスト収納ボックスよりも優しい色合いです。
組み合わせがしやすいカラー展開なので兄弟で色分けをしたり、部屋によって使い分けることができます。
浅型(左)と深型(右)は同じカラー展開でした。店舗によっては品切れになっているカラーが多いです。特にライトグレーは品薄でなかなか購入することができませんでした。
ニトリの店舗で購入する場合は、事前に電話または公式サイトで店舗ごとの在庫確認がおすすめです。
トロファスト風収納ボックスは形が統一されているので、カラー違いでも重ねて収納することができます。浅型と深型も一緒に収納できるので、省スペースで置くことができました。
ニトリのお店では同じカラーのボックスが重ねて陳列されています。重ねることができるので持ち帰りがしやすいです。
トロファスト風ボックスを引き出しとして使用する場合は、別売りの「収納ボックス専用引出しレール」を購入します。1セットに2本入っていました。1セットで1個のトロファスト風ボックスを取り付けることができます。
商品パッケージの中に取り扱い説明書が同封されていました。電動ドライバーは使用できず、必ず手回しドライバーで取り付けます。
ニトリのカラーボックスは内側にダボ穴があいています。手回しのプラスドライバーを使用し、専用レールを左右同じ高さに取り付けました。
一見、簡単そうな作業に見えますが、慣れるまで少し時間が掛かりました。特に奥の穴は作業スペースが狭いので、手が背板に当たりやすいです。
手回しタイプのプラスドライバーは大きいサイズよりも、小ぶりの方が使いやすいと感じました。(上の写真では無印良品のプラスドライバーを使用しています)
収納ボックスで位置を確認しつつ、専用レールを左右に取り付けました。上の写真ではボックス2個分の準備が完了しています。
カラーボックスの背板は100円ショップのリメイクシートでアレンジをしています。こちらのカラーボックスではキャンドゥのリメイクシートを使用しました。
専用レールは手前にストッパーがあり、収納ボックスが外れにくくなっています。強く引き出すとボックスが飛び出すことがあるので、使用する際は注意が必要です。
専用レールを取り付ける時にしっかりとネジを閉めます。ネジが中途半端な状態だと、レールの中でボックスに当たってしまいます。
トロファスト風ボックスは、カラーボックスに棚に置いて使用することもできます。引き出し式ではありませんが、収納力は変わりません。
本家IKEAの「トロファスト収納ボックス」とニトリの「カラボにぴったり 収納ボックス」を並べてみました。カラーはどちらもホワイト(白色)です。
浅型の収納ボックスを並べました。ニトリの収納ボックス(右)は手前に持ち手が付いています。
IKEAのトロファスト収納ボックスの方が一回り大きいサイズです。重ねてみると大きさの違いがよくわかりました。
次は深型の収納ボックスを並べてみました。高さはほとんど同じですが、幅と奥行きが異なります。
IKEAのトロファスト収納ボックスは幅が42cmあるので、カラーボックスには入りません。
同じホワイトカラーですが、IKEA(左)はうっすらと中身が透けて見えます。ニトリ(右)は中身が透けませんでした。
どちらの収納ボックスも別売りで専用のフタを販売しています。フタを使用することで埃を避けることができ、見た目もすっきりとした印象に。
IKEAのトロファスト収納ボックス用のフタは、真ん中に丸い穴があいています。こちらに指を入れてフタを持ち上げます。
ニトリのフタは真ん中に持ち手が用意されており、フタが開けやすいです。
ニトリの収納ボックスのフタは、「ホワイト」と「クリア」の2種類が用意されていました。ホワイトは中身が見えず、クリアは中にどんな物が入っているか確認することができます。
フタのカラーは2色のみで、ブルーやピンクなど他のカラーのフタはありませんでした。(2018年10月時点)
耐荷重は約10kgと記載されています。価格は1枚149円と手頃で購入しやすいオプションパーツです。
フタはボックスに乗せているだけなので、簡単に外れます。
ニトリのトロファスト風収納ボックスは別売りのフタを使用すると、重ねて収納することができます。上の写真では「深型2個」と「浅型1個」を重ねました。
押入れやクローゼット、収納庫などカラーボックス以外の収納でも活躍します。
カラーボックス内でも重ねることができます。上の写真では専用レールを使用せず、浅型ボックス2個をフタを使って重ねている状態です。
ニトリのトロファスト風収納ボックスを購入する場合、カラー選びがポイントになります。白をベースとし、組み合わせるボックスの色を変えるだけで印象が大きく変わりました。
上の写真では左が「白×ピンク」、右が「白×ブルー」を使用しています。
こちらは「白×グリーン」の組み合わせです。ボックスのカラーを交互にするのではなく、下と上で分けてみました。色の組み合わせと配置でイメージを変えることができます。
グリーンをライトグレーに変えてみました。モノトーンインテリアに取り入れやすい無彩色の組み合わせです。
ベースカラーに白色を使用すると、他のカラーが馴染みやすくなります。
白以外の組み合わせもおすすめです。上の写真ではピンク×ブルーを使用しました。カラーボックス自体が白色なので、キレイにまとまっています。
次はトロファスト風収納ボックスの使用例をご紹介します。レールを取り付け、引き出し式にした収納ボックスは衣類収納に便利です。
カットソーやTシャツなどのトップスは、浅型ボックスに収納すると取り出しやすいです。フタをしていない状態で使用すると、ボックスよりも高く重ねておくことができます。
マフラーや手袋、ベルトなどのファッション小物も収納できました。バッグは入りにくい大きさです。
シワがつきにくいデニムパンツは、深型ボックスに立てて収納することができます。引き出し式なので取り出しやすく、ズボンの散らかり防止におすすめの収納方法です。
ニトリのトロファスト風ボックスは正面から見ると中が透けません。手前にラベルシールを貼り、収納内容を分かりやすくしました。
ダイソーで購入した「収納ボックス用インデックスステッカー」を貼りました。タオルや衣類収納のラベルがセットになっています。
浅型ボックスにフェイスタオルを6枚収納しました。バスタオルの収納にもおすすめです。
使いたいタオルをすぐに取り出すことができます。
タオルを多く収納する場合は、棚板の高さやレールの位置を調節すれば対応可能です。
タオルだけでなく、靴下やハンカチもまとめて収納することができました。
無印良品のPP洗濯用ハンガーを深型ボックスに収納しました。掛ける部分を下にすると入れやすいです。ハンガーが棚板に当たる場合は、棚板の位置を調節します。
浅型ボックスの中に無印良品のPPメイクボックス1/2を入れました。中の仕切りとして使用でき、洗濯バサミをまとめて収納しています。
PPメイクボックスもボックスも角丸なので、組み合わせて使いやすいです。
ボックスは取り外すことができるのでボックスごと持ち運びが可能です。
トロファスト風ボックスは素材に「ポリプロピレン」を使用しており、手入れしやすいアイテムです。ブラシや掃除グッズ、洗剤の収納にも役立ちます。
無印良品の業務用キッチンダスターもキレイに収まりました。使いたい時にすぐにキッチンダスターを取り出すことができます。
LOHACOの「無印良品 業務用キッチンダスター(グレー)」詳細ページへ
深型ボックスには洗剤スプレーを立てて収納することができました。
トロファスト風ボックスは、おもちゃの収納として人気が高いアイテムです。
子供部屋やリビングにカラーボックスを置き、トロファスト風ボックスと組み合わせることで、手頃な価格でおもちゃの収納スペースを作ることができます。
ぬいぐるみの収納には深型ボックスがおすすめです。
細々としたおもちゃは浅型ボックスが使いやすいです。ボックス自体が軽量で、角が丸いのも嬉しいポイント。
おもちゃだけでなく、お絵かきセットの収納にも役立ちます。スケッチブックやクレヨン、水彩絵の具セットをまとめて収納しました。
3ボックスごと取り出し、机の近くに置くことができます。ポリプロピレン素材なので手入れもしやすいです。
浅型ボックスは布(カットクロス・ハギレ)の収納に便利です。埃を避ける場合は別売りのフタを使用します。
引き出し式なのでスムーズに取り出すことができます。布だけでなく、ケイトの収納にもおすすめです。
ティッシュペーパーやキッチンペーパーなど紙の消耗品入れとしても役立ちます。上の写真では浅型ボックスにティッシュペーパーを収納しました。
キッチンペーパーのストックを寝かせて収納しています。収納量を増やす場合は深型がおすすめです。
紙の消耗品だけでなく、ラップや保存袋などキッチン消耗品入れとしても重宝します。
ニトリの収納グッズは「店舗」と「公式ネットストア」で購入することができます。楽天市場店もありますが、今回ご紹介した「カラボにぴったり 収納ボックス」は取り扱いがありませんでした。
公式ネットストアはカラーによって在庫数が異なり、配送時期がバラバラになる可能性も。カートに入れてお会計に進む時に配送時期の目安が分かりました。
店舗によって在庫が異なり、1つの店舗で欲しいカラーや数が揃わない場合があります。特にトロファスト風ボックスは人気が高いので、店舗によって在庫が異なりました。
店舗で購入する場合は、事前に在庫の確認がおすすめです。
手頃な価格で購入できる商品なので買い足しがしやすいです。ニトリの商品は廃盤やリニューアルすることがあるので、必要な数をまとめて購入するようにしています。
ニトリのチラシは人気商品やセール品、季節アイテムが掲載されていることが多いです。自宅では新聞を取っていないので、チラシをまとめてチェック・管理できる無料アプリ「シュフー」を使用しています。
ニトリの最寄り店舗のチラシが見れるので、ぜひチェックしてみてください。家電量販店、東急ハンズ、イオンなどのスーパーのチラシもまとめて見ることができます。
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