お皿は枚数が増えてくると収納方法に悩むことが多い食器です。重ねすぎると下のお皿が取り出しにくくなり、取り出す時に力が必要なことも。
お皿を立てて収納すると1枚ずつ出し入れがしやすくなり、食器の片付けがラクになりました。
「お皿を立てる収納」は便利ですが、食器のサイズや厚みがバラバラの場合は収納がしにくいことがあります。また、引き出しと棚で立てて収納する場合は、収納スペースの高さが必要となります。
「お皿を立てる収納」は万能ではありませんが、条件が揃うと収納がラクになる方法です。こちらの記事では、無印良品と100均、ニトリの収納グッズを中心におすすめの収納グッズをご紹介しています。
まずは無印良品の収納グッズを使用した収納例をご紹介していきます。無印良品の定番アイテム「ポリプロピレンスタンドファイルボックス」を使用しました。
PPファイルボックスは、角型の「スタンダードタイプ」と前面が斜めにカットされた「スタンドファイルボックス」の2種類を販売しています。
お皿を収納する場合は、前から取り出しやすい「スタンドファイルボックス」が使いやすいです。カラーはホワイトグレーで統一しました。
無印良品の公式通販サイト「PPスタンドファイルボックス」ページへ
幅は通常タイプとワイドの2種類を販売しており、それぞれを並べて使用しました。お皿を1枚ずつ取り出しやすくする場合は、幅が短い通常サイズがおすすめです。
円形のプレートだけでなく、25cmサイズのオーバルプレート(ブラックパラティッシ)もキレイに収納することができました。お皿は詰め込みすぎず、少しスペースに余裕を持たせて収納するようにしています。
無印良品のPPファイルボックスはいろんな種類があり、真ん中に仕切りとハンドルがついた「PP持ち手付きファイルボックス」も販売しています。
キッチンの引き出しにPP持ち手付きファイルボックスを2個並べ、丸盆ざるや大きめサイズのプレートを収納しました。26cmサイズのプレートも入れることができました。
真ん中に仕切りがあるので、左右それぞれにある収納スペースが狭くなっています。上の写真のように少し厚みがあるプレートは収納しにくいアイテムです。
パラティッシのプレートのように、リム(縁)に高さがあるお皿は収納しにくいです。浅リム皿(フラットタイプ)のお皿を収納する時に重宝します。
無印良品の通販サイト「PP持ち手付きファイルボックス」ページへ
無印良品で販売している「アクリル仕切りスタンド」は、収納スペースの幅が異なる2種類を販売しています。左と右で種類が異なるアクリル仕切りスタンドを使用しました。
両サイドに支えがないので、棚ではなく引き出しでの使用がおすすめです。
幅が狭いアクリル仕切りスタンドにはフラットなお皿を立てて収納しました。マリメッコのお皿や24h Avecのプレート(20cm・21cm)と相性バッチリです。
収納スペースが広いアクリル仕切りスタンドには、縁が高く厚みがある「パラティッシ」のプレートを収納しています。同じ種類・サイズのプレートは重ねて収納しやすく、お皿の出し入れがしやしいです。
アクリル仕切りスタンドは透明なので、圧迫感を抑えることができます。お皿の見せる収納にも重宝するアイテムです。
IKEAのロースコグキッチンワゴンの上に置いて使用しました。食器の下にはキッチンクロスを敷いています。
次は100円ショップの収納グッズを使用した収納方法をご紹介していきます。セリアではお皿と鍋フタ専用のディッシュスタンドを販売しています。
お皿は26cmサイズまで対応しており、棚と引き出しどちらでも使用することができます。
商品パッケージの裏面には注意書きが掲載されていました。「皿・フタスタンド」自体はポリプロピレン素材の軽量なアイテムなので、片側に重量が偏ると倒れる恐れがあります。
キッチンの引き出しに「皿・フタスタンド」を3つ並べて使用しました。どこに何のお皿を収納しているか、一目で確認することができます。
「皿・フタスタンド」の底部分には、お皿が立てやすいように小さな仕切りがあります。フラットなお皿を収納する時に重宝しました。
パラティッシのように縁が高めで厚みがあるお皿は、やや収納しにくい印象です。底の仕切りは使用せず、スタンドの中でやや斜めにした状態で収納しています。
前が開いているタイプなので、お皿の出し入れがしやすいのが嬉しいポイント。収納グッズ自体も透明なので圧迫感を抑えることができます。
「皿・フタスタンド」は引き出しだけでなく、棚でも使いやすいアイテムです。
「皿・フタスタンド」と同じ収納シリーズで「なべフタスタンド」を販売しています。
「なべフタスタンド」は鍋の蓋だけでなく、直径29cmまでのお皿を立てて収納することができます。
「皿・フタスタンド(左)」と「なべフタスタンド(右)」を並べてみました。奥行きの違いがよくわかります。
一番右側に「なべフタスタンド」を置きました。ペルゴラやカステヘルミなどの大きめサイズのお皿を収納することができました。
底の仕切りの幅も広くなっているので、ディーププレートも収納しやすいです。
前が開いているので、お皿を片手でサッと取り出すことができました。100円の商品としては十分な使いやすさです。
100円ショップの収納グッズで特におすすめなのが、セリアの「ディッシュスタンド」です。収納スペースが7箇所に分かれており、シンプルなデザインが魅力。
洗ったお皿の乾燥に使用できる商品ですが、お皿の立てる収納にも便利でした。
お皿の重量が片側に偏ると倒れる恐れがあります。
キッチンの引き出しにディッシュスタンドを置きました。パラティッシのプレートを並べて収納しており、1つのスペースに1枚のみを収納しています。
横長のディッシュスタンドなので、思っていたよりも安定感がありました。
同じセリアで販売している「キッチンマルチスタンド(JANコード:4947879708513)は、お皿を立てると傾いてしまうことが多かったです。
今度はディッシュスタンドを棚に置いて使用しました。棚の高さに余裕がある場合は、向きを変えて収納するのもおすすめです。
お皿のデザインがキレイに見えています。ディッシュスタンド自体も白色のシンプルなアイテムなので、スッキリとした印象に。
1つのスペースに1枚のお皿しか置いていないので、奥のお皿もすぐに取り出すことができます。
ダイソーの収納グッズは「A4ファイルスタンド」を使用しました。幅が異なる2種類を販売しており、高さや奥行きは統一されています。
A4サイズの書類を収納できるファイルスタンドですが、お皿の立てる収納にも便利でした。
A4ファイルスタンドを3個、スリムを1個(一番右)を棚に並べて使用しています。透明タイプのファイルスタンドなのでスッキリとした印象に。
スリムタイプのファイルスタンドには、ディーププレート1枚のみを収納しています。
使いやすい収納グッズですが、無印良品のファイルスタンドよりも軽く、変形しやすいのが気になるところ。お皿を収納する場合は単体で使用せず、横に壁がある場所で使用するのがおすすめです。(転倒防止)
お皿は詰め込みすぎず、少しスペースに余裕を持たせています。
お皿を立てて収納する場合は、お皿の形や大きさが揃っていると収納しやすいです。
次はニトリの収納グッズをご紹介します。ニトリではお皿専用の収納グッズを販売しており、棚と引き出しどちらでも使用することができます。
左が小皿用、右が大皿用です。
小皿用のプレートスタンドは食器棚で使いやすく、省スペースで置くことができました。
大皿用のプレートスタンドは直径24cmまでのお皿を収納することができます。上の写真では26cmサイズのオーバルプレートも立てることができ、専用グッズなので安定感があります。
キッチンの引き出しでも使用することができます。キッチンインテリアに馴染みやすいシンプルなデザインとカラーが魅力です。
ニトリのプレートスタンドの収納実例は、下の記事で詳しくご紹介しています。
ニトリの白い収納ケース「ブラン整理バスケット」はキッチン収納でも役立つアイテムです。幅がスリムな「ボトル用」はお皿の立てる収納でも活躍します。
幅が狭い収納バスケットなのでお皿が中で倒れにくく、お皿の出し入れが簡単でした。1個299円で販売しているので数を揃えやすいのも嬉しいポイント。
無印良品や100円ショップだけでなく、ニトリでもファイルスタンドを購入することができます。無印良品はホワイトグレーですが、ニトリは明るい白色です。
お皿を前から取り出しやすく、収納力もバッチリ。やや軽量なアイテムなので、棚で使用する場合は横の壁につけて置くのがおすすめです。
ニトリの楽天市場店で「A4ファイルスタンド 8個セット」をチェックする
ファイルスタンドだけでなく、角型のファイルケースも使用することができます。引き出しや棚の高さに余裕がある場所で使いやすく、前から見ると中が見えずスッキリとした印象に。
お皿やサイズや形別に分けて収納しました。お皿だけでなくトレーの収納にも便利です。
ニトリの楽天市場店で「A4ファイルケース 6個セット」をチェックする
今回は、無印良品と100均、ニトリの収納グッズを中心にご紹介しました。キッチンの引き出し整理で使いやすい専門グッズ「ディッシュスタンド」を探している場合は、こちらのメーカーのディッシュスタンドもおすすめです。