防災グッズと非常食をストックするようにしています。非常食は電気やガスを使わずに食べられる食品(雑炊・缶詰・おかずセットなど)が中心ですが、甘い物も入れておくようにしました。
1年に1回は非常食の中身を見直したいところですが、ついつい忘れてしまうことも。スーパーやコンビニで購入できる通常のお菓子ではなく、長期保存が可能なお菓子缶を用意しました。
お菓子の保存缶はAmazonや楽天市場で購入することができます。今回は楽天市場の「よろずやマルシェ」さんでお菓子の保存食をまとめて購入しました。食料品や100均グッズ、事務用品を販売している人気ショップです。
お菓子の保存缶はよく売れており、品薄や入荷待ちの店舗が多いです。まとめ買いはせず、家族に必要な分だけを購入しました。
こちらの記事では、実際に食べて美味しかったお菓子の保存食を写真付きでご紹介しています。開封した写真も掲載しており、購入時の参考になれば幸いです。
実際に食べて特に良かったのが「井村屋 えいようかん」「ビスコ 保存缶」「ハーベスト 保存缶」の3つでした。どのお菓子も美味しいですが、もしもの時にこういう保存食があれば嬉しいなぁと思ったお菓子です。
製造日から約5年間長期保存することができ、賞味期限が近づいてくると普段のおやつとして食べることができました。
ビスコやハーベストなど缶タイプの保存食は、缶切りを使用せずに開けることができました。開封する時は「パカ」っと大きい音がなる保存缶が多いです。
こちらの記事では開封したお菓子の保存食をご紹介していますが、保存缶を開封すると長期保存することができません。スーパーで購入する通常のお菓子と同じくらいの賞味期限になってしまいます。
保存缶が届いたら中身を確認したくなりますが、開封せずに防災グッズセットの中に入れるようにしています。
通販ショップの商品ページで保存缶の写真を見て、「シーチキンくらいの直径かな?」と思っていました。実際に届いた保存缶はサイズが大きく、片手で何とか持てるくらいの直径です。
ご紹介しているお菓子の保存食の中で一番実用性が高いと感じたのが、こちらの「井村屋 えいようかん」です。お菓子の保存食はクッキーなどの焼き菓子が中心で、和菓子は貴重でした。
他のお菓子よりもサイズが小さいので省スペースでストックができ、防災リュックに入れやすいです。
1箱に5本入っており、1本あたりの171kcalです。手軽に栄養補給ができ、甘いものが欲しい時に重宝します。商品パッケージには「災害用伝言ダイヤル171」の利用方法も掲載されていました。
原材料は「砂糖(国内製造)・生あん(小豆)・水あめ・寒天」です。
個包装なので家族でシェアしたり、日にちを分けてだべやすいのが特徴。
パッケージの裏面に開け口が付いており、簡単に上部分のフィルムを剥がすことができました。消しゴムよりも少し大きいサイズで、見た目以上に食べ応えがあります。
スーパーなどで購入する羊羹と変わらない美味しさで、保存食としてだけでなくお茶菓子としても食べたくなる味でした。
保存食のお菓子は一つだけと言われたら、井村屋のえいようかんを選びます。
家族でシェアする場合は少し多めに購入するのがおすすめです。
ほんのりレモン風味のクリームが美味しい、ビスコ。お菓子の保存食は焼き菓子が中心ですが、クリーム入りは貴重です。
昔から馴染みがある商品パッケージも気持ちが落ち着きます。
保存缶には原材料が記載されていました。こちらの缶にも171災害用伝言ダイヤルの利用方法が記載されていました。
スマートフォンで使い方を調べられない状況になる可能性もあるので、パッケージにこういう記載があると助かります。
ビスコの保存缶も缶切りなしで簡単に開けることができました。開封後の蓋部分は手を切りやすいので、子供ではなく大人が開けるのがおすすめです。
保存缶を開けてみると個包装されたビスコが入っていました。こちらも馴染みがあるパッケージで、数日にわけて食べたい時に便利です。
1袋に5枚のビスコが入っており、6パック入りです。
保存食のビスコにもクリームが入っており、変わらない美味しさでした。お腹がいっぱいになる量ではありませんが、気持ちを落ち着かせたり、甘い物が欲しい時に重宝します。
保存食として食べなかった場合は普段のお菓子として楽しむことができます。
ハーベストはサクッとした食感、塩気と甘さのバランスが絶妙なお菓子です。スーパーでよく購入していますが、長期保存には不向きでした。
保存缶は製造日から約5年保存することができ、賞味期限をあまり意識せずにストックすることができます。
保存缶には原材料や171災害用伝言ダイヤルの利用方法が記載されていました。
缶切りなしで開けることができました。個包装なので家族でわけたり、日にちをわけて食べやすいです。
保存缶には8袋が入っており、1袋あたり4枚入りです。
ハーベスト保存缶を購入する際に注意したいのが、「ハーベストが割れている場合がある」ということです。
もともと薄いハーベスはとても割れやすいお菓子で、配送時や保存時のゆれなどで割れる場合があります。
今回食べた保存缶は8袋中2袋のハーベストが割れていました。少し食べづらくなりますが、味は問題ありません。
スーパーで購入できるハーベストと変わらない美味しさです。サクサクと食べられる軽いクッキーなので1缶があっという間に無くなりました。
実は食べたことがなかった「あたり前田のクラッカー」。保存食があると知り、こちらも購入していました。
保存缶には原材料が記載されていました。
ビスコやハーベストのように数枚ずつ個包装されているわけではなく、小さいクラッカーが1袋にたくさん入っていました。
袋は全部で3つあり、どの袋もたくさんのクラッカーが入っていました。1人で1袋を一度に食べきるのは難しく、家族でシェアしやすい量です。
10円玉サイズのクラッカーがびっしり。
味はリッツに似ていました。塩気が効いており、コーヒーや紅茶とよく合います。
商品パッケージに「まじめなお菓子」と書かれている、ミレービスケット。乾パン代わりに購入する人が多く、サクサクと食べられるビスケットです。
保存缶には原材料と171災害用伝言ダイヤルの利用方法がわかりやすく記載されています。
缶切りなしで簡単に開けることができました。ミレービスケットは個包装になっておらず、缶の中にビスケットがぎっしりと詰まっていました。1缶食べるとカロリーは862kcalとのことです。
21cmのお皿に入っていたミレービスケットを入れてみました。思っていたよりも量が多く、食べ応え十分です。
500円玉サイズの小さなビスケットです。味はシンプルで素朴な味わい。美味しいビスケットですが、口の中の水分が想像以上に奪われるので飲料水が少ない時はやや不向きな印象です。
お菓子の保存食は焼き菓子が多いですが、飴も入っていると重宝します。昔からよく食べているパインアメも保存缶を販売していました。
保存缶には原材料が記載されています。焼き菓子の保存食と同じように製造日から約5年、長期保存が可能です。
パインアメ保存缶も簡単に開封することができました。
保存缶に直接パインアメが入っているのではなく、袋の中に個包装されたパインアメが入っていました。
ザッと数えてみましたが、約20個のパインアメが入っていました。
味もサイズもスーパーで購入できるパインアメと変わらない印象です。
持ち運びができる防災リュックの中にお菓子を入れておく場合は、コンパクトサイズの商品がおすすめです。今回ご紹介した商品の中では「井村屋 えいようかん」が一番入れやすいと感じました。
防災リュックだけでなく、アウトドアや散歩、スポーツ時のリュックに入れておくと重宝します。
お菓子の保存缶はサイズが大きめですが、パインアメ缶は他の食品よりもサイズが小さいです。
長期保存する前に缶の蓋に「賞味期限と商品名」を記載しておくと便利です。上の写真では白色マスキングテープと油性ペンを使用しました。
深さがある収納ケースに入れた場合も賞味期限と商品名を確認しやすいです。奥にはパンの保存食を一緒に入れており、こちらはジッパーバッグにマスキングテープを貼って、賞味期限を記載しました。