毎日使用する冷蔵庫は食品の出し入れが多く、家の中でも特に散らかりやすい場所の一つです。冷蔵庫は奥行きがあるので奥の物が取り出しにくくなり、賞味期限内に食べきれないことも。
冷蔵庫の中を整理する場合は、食品が出し入れしやすいようにするのがポイントです。こちらの記事では、無印良品とIKEAの収納グッズを使用した冷蔵庫収納の実例をご紹介しています。
丸いペットボトルを寝かせて収納すると横に転がりやすく、周りの食品に当たってしまうことがあります。転がりやすい食品を収納する場合は、無印良品のスチール仕切板をストッパーとして使用するのが便利です。
スチール製なのでしっかりと重さがあり、500mlのペットボトルを支えてくれます。スチール仕切板を使用することで、ペットボトルを2段にして収納できるようになりました。また、冷蔵庫内の仕切りとしても重宝します。
保存容器やバターなどを冷蔵庫に置く場合、重ねて収納することが多いです。無印良品で販売しているアクリル仕切棚を使用すると、重ねずに縦スペースを生かして収納することができます。
重ねていないので下の物をスッと取り出すことができ、一手間減らすことができるのが嬉しいポイントです。透明なアクリル製なので圧迫感が少なく、スッキリとした印象に仕上げることができます。
冷蔵庫の中でも特に散らかりやすい場所が冷凍室です。深さがある引き出し式のタイプが多く、冷凍食品や保冷剤を積んで収納した場合は下の物が取り出しにくくなることも。
どの食品もサッととり出せるように立てて収納すると使いやすいです。上の写真では無印良品のアクリル仕切りスタンドを使用しました。冷凍食品の数が多い場合は、食品の向きを変えて2列に並べて収納するのがおすすめです。
冷蔵室の棚を整理する時は、無印良品の「ポリプロピレンメイクボックス」シリーズが役立ちます。いろんなサイズの収納ボックスを販売しており、食品や飲み物のサイズによって使い分けることができるのが便利です。
収納ボックスを使って仕切りを作ることで、食品の定位置を決めることができ、散らかりにくくなります。奥の物を取り出したい時はボックスごと出せばOKです。
棚の食品を整理する場合は、1/2サイズのメイクボックスが使いやすいです。上の写真では卵6個入りパックや漬物を収納しています。
卵を保存する時は、ドアポケットの卵置き場よりも棚に保存しておくのがおすすめです。冷蔵室の開閉に伴う振動と温度の変化で、卵が傷みやすくなります。卵のおすすめの保存方法については、下の記事でご紹介しています。
ポリプロピレンメイクボックスは冷蔵室だけでなく、冷凍室の整理にもおすすめです。一番大きいサイズのメイクボックスは保冷剤を立ててキレイに収納することができます。1/2サイズは冷凍食品を立てて収納でき、取り出しやすくなりました。
ヨーグルトやヤクルト、ジャムなどをスッキリと収納できるグッズを探している場合は、無印良品のデスク内整理トレーもおすすめのアイテムです。上の写真では「デスク内整理トレー3」を使用しており、細長いので省スペースでキレイに収納することができます。
名前の通り、引き出しで使用できる収納グッズなので角が直角になっており、スッキリとした印象に仕上がります。デスク内整理トレー3は片手でつまんで、簡単に引き出すことができます。
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キッチン収納で活躍する「PP整理ボックス」も冷蔵室の整理におすすめのアイテムです。サイズは4タイプあり、一番大きいサイズでも200円で購入することができます。
縦長の「ポリプロピレン整理ボックス2」はデスク内整理トレー3よりもやや横幅が広く、厚みもしっかりとしています。「ポリプロピレン整理ボックス3」は刻み葱や納豆などをまとめておくのに便利です。
ポリプロピレン整理ボックス2はジュースやビールの収納にもおすすめです。奥の物が取り出しやすくなり、定位置ができたのでスッキリとした印象に。
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IKEAの人気収納グッズ「ヴァリエラボックス」も冷蔵庫の収納に役立ちます。無印良品の収納グッズは半透明タイプが多いですが、VARIERAボックスはマットな白です。中が見えにくいのでスッキリとした印象に仕上がりますが、在庫管理が少し難しいことも。
中に何を収納しているわかるように、ラベルシールを貼っておくと便利です。今回はIKEAで販売している「PROVSTICKA ラベルシール4種類セット(149円)」を使用しました。
MISOなど食品名が書かれたシールと自分で書き込めるシールの2種類がセットになっています。VARIERAボックスは汚れたら水洗いができるので、冷蔵庫でも使用しやすいです。VARIERAボックスはサイズが2種類あり、小さいボックスを使用しています。
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冷蔵庫収納では、保存容器選びも大切なポイントとなります。自宅ではサイズが統一されている無印良品の「バルブ付き密閉保存容器」を愛用しています。
種類はプラスチック製とホーロー製の2種類があり、レンジで温める料理はプラスチック製に保存。梅干しやキムチなど、ニオイ移りがしやすい食品はホーロー製の保存容器を使用しています。
バルブ付き密閉保存容器は重ねて使用できるので、縦スペースを生かして収納することができます。無印良品ならではのシンプルなデザインも魅力です。バルブ付き密閉保存容器の種類や特徴、使用実例は下の記事で詳しくご紹介しています。
中身が分かりにくい保存容器や収納グッズを使用する場合は、ラベルシールを貼っておくと便利です。上の写真で使用しているラベルシールは、スマホアプリでラベルデザインが作れる「ピータッチキューブ」を使用しています。
味噌の収納は「野田琺瑯 ホワイトシリーズ 持ち手付きストッカー」を使用し、ピータッチキューブで作ったラベルシールを貼っています。
ラベルシール代わりに白いマスキングテープを使用するのもおすすめです。保存している食品の名前や保存期限、保存開始日を書いておくと管理がしやすくなります。
冷蔵庫収納で意外と散らかりやすいのが、ワサビやからしなどのチューブです。サッと取り出せるように立てて収納できるグッズを使用するのがおすすめ。上の写真では、無印良品の「アクリルポット蓋なし(250円)」にチューブを立てて収納しています。
物を吊るして収納できる「ステンレスひっかけるワイヤークリップ 4個 (400円)」もチューブルの収納に便利なアイテムです。
ドアポケットにワイヤークリップをひっかけ、ワサビやからし、にんにくなどのチューブを掛けています。パっと見てチューブの残量が分かりやすいのが嬉しいポイントです。
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ドアポケットに収納していても倒れやすい調味料は、ポリプロピレンブラシ・ペンシルスタンドに入れて収納するのもおすすめです。少量タイプであれば、マヨネーズも立てて収納することができます。
定位置を作ることで、ドアポケットの散らかり防止にもつながります。こちらのペンシルスタンドは1個150円で購入で販売しています。
マヨネーズやケチャップは冷蔵庫で保存していても、開封後は約1ヶ月が賞味期限です。なかなか使い切れない場合は、少量タイプの購入がおすすめ。無駄が少なくなり、収納スペースも節約することができます。
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IKEAで販売している食品保存容器は、深さがある冷凍庫で活躍します。TILLSLUTA保存容器の耐冷温度は-20度です。白いボックスに透明な蓋がついており、上から見た場合でも中を確認しやすいようになっています。
冷凍室の保冷剤や小さな食品の保存に使用しました。蓋付きなので重ねて使用することができます。上でご紹介したPPメイクボックスと組み合わせて使用するのもおすすめです。
収納グッズを使用して整理をする前に、冷蔵庫内の掃除をしておきましょう。粉末タイプの酵素系漂白剤「オキシクリーン」を使用して、定期的に冷蔵庫掃除をしています。
冷蔵庫内の棚やドアポケット、トレーなどの多くは取り外すことができます。キッチンシンクで漬けおき洗いをし、調味料や汁物の汚れを落とします。
冷蔵庫に保存している食品が少なくなったタイミングで掃除するのがおすすめです。オキシクリーンの活用法については、下の記事でご紹介しています。
棚やポケットなどがキレイになったら、除菌スプレー「パストリーゼ77」で仕上げます。すすぎの必要がなく、除菌効果が高いのが特徴です。パストリーゼ77の特徴や使い方については、下の記事でご紹介しています。