小さいサイズのお皿「小皿・豆皿」は、色んな使い方ができる食器です。お醤油やポン酢などの調味料を入れる器としても重宝します。デザインが華やかな小皿は食卓のアクセントにもピッタリです。
特に和食器ブランドではシリーズで小皿を展開していることが多く、色んな柄や形の小皿を揃えたくなります。気に入ったデザインの小皿や豆皿を少しずつ揃えていくのも楽しいです。食洗機や電子レンジに対応している小皿も多く、普段づかいしやすいのも嬉しいポイント。
こちらの記事では、おしゃれで使いやすい小皿や豆皿を販売している、おすすめの食器ブランドをご紹介します。重さや大きさ、裏面のデザインを確認したい場合にもおすすめです。
波佐見焼の白山陶器は、和食と洋食どちらの料理にも合わせやすい食器「ブルームシリーズ」を販売しています。白と深い青を基調としており、可愛さと上品さのバランスが絶妙な食器です。
お皿やボウル、マグカップを販売しており、「プレートSS」サイズは小皿として活躍するアイテム。柄は2種類あり、左が「リース」、右が「ブーケ」というデザインです。リースはお皿のフチ部分に、ブーケは中央部分に花柄が描かれています。
小皿の裏面も可愛いデザインが施されています。プレートSSは、同じブルームシリーズで販売されているデザートカップのソーサーとしても使用可能です。
左手をお皿に添えてみました。小皿としてはやや大きめサイズ(直径11.5cm)で、薬味皿や副菜用プレート、レンゲ置きなど色んな使い方をすることができます。
1枚の重さは90g(個体差あり)。比較的軽量で使いやすい小皿です。
薄型の小皿なので重ねて収納した場合でもかさばりません。スッキリと重ねることができ、美しい佇まいが魅力です。
ブルームシリーズのお皿は、SS・S・M・L・ディナープレートと全部で5種類販売しています。上の写真に写っているお皿は左がプレートSS(小皿)、右がプレートSサイズです。
プレートSは取皿としてはやや大きい印象。プレートSSを少し小さめの取皿として使用することができます。
プレートSSとプレートSを重ねて収納した場合、それぞれのデザインがキレイに見えます。どこか懐かしい雰囲気があるブルームシリーズの食器は、北欧食器とも相性がよく、普段づかいしやすいアイテムです。
楽天市場の食器ショップでも取り扱いがあり、プレートSSは1枚1,300円前後で購入することができます。
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伝統とモダンさを兼ね備えた素敵な食器を展開している、東屋(あずまや)。江戸小紋の図案がおしゃれな小皿も人気が高いアイテムです。印判撰集の小皿はデザインが豊富で、少しずつ揃えたくなります。上の写真に写っている小皿は、左から「九曜・菊十・唐松」です。
印判小皿に左手を添えてみました。小皿としてはやや大きめのサイズで、小さめサイズの取皿として活躍するアイテムです。ちょっとした料理を盛るお皿として活躍しています。
1枚の重さは84g(個体差あり)と軽量で、やや繊細な印象の小皿です。食洗機も使用OKとのことですが、自宅では手洗いで使用しています。
印判小皿の裏面はとてもシンプル。ロゴなどはなく、真っ白な状態です。裏面にはデザインが施されていないので、表面の柄の美しさが際立ちます。
上でご紹介したブルームシリーズと同じように、印判小皿も薄型の食器です。重ねて収納してもかさ張らず、キレイに収納することができます。
印判染付けの技法が用いられた印判撰集では、小皿だけでなく蕎麦猪口や箸置きも販売しています。白と青を基調とした上品なデザインで、食卓をより素敵な雰囲気に仕上げてくれる食器です。少しずつデザインが異なるので、セットで揃えるのもおすすめです。
印判小皿をお刺身用のお皿として使用してみました。ワンプレートにまとめることもできますが、小皿で分けて食卓に彩りを加えるのも素敵です。フラットなお皿なのでおかずの盛り付けもしやすく、食卓のアクセントにピッタリ。
東屋では小皿だけでなく、さらに小さいサイズのお皿「豆皿」も販売しています。2種類の豆皿「印判・土灰」があり、上の写真に写っているのは「土灰」の豆皿です。
東屋の豆皿はシンプルな円形タイプではなく、形が特徴的で「ひょうたん・梅・ひまわり・たんぽぽ・木瓜・扇・桃」をモチーフとしています。上の豆皿は「梅」です。
豆皿に左手を添えてみました。印判小皿よりもだいぶ小さいサイズです。
重さは1個あたり53g(個体差あり)。東屋の豆皿は種類ごとに形が異なるので重ねて収納しにくいのが少し難点ですが、可愛い形の豆皿は食卓のアクセントになります。
縁に少し高さがあるので副菜や薬味、お漬け物を盛りつけやすいのが嬉しいポイント。桃やひょうたんなど形が特徴的な豆皿は、丸いお皿とは違った魅力があります。
フラットなお皿ではないので、醤油やポン酢など調味料を入れやすいのも特徴。シンプルなデザインの土灰の豆皿は、柄が特徴的な食器とバランスが取りやすく、使用する機会が多いアイテムです。
KIHARAでは伝統文様をモダンにアレンジした有田焼、KOMON(コモン)シリーズを展開しています。KOMONシリーズでは箸置きや取り皿など色んな種類の食器を販売していますが、一番始めに作られたのがこちらの豆皿です。
色んなモチーフを取り入れた豆皿がありますが、上の写真に写っているのは左から「富士・雪輪・ひょうたん」です。
豆皿の裏面にはKIHARAのロゴがデザインされています。同じシリーズの箸置きと同じデザインです。
左手を添えてみました。豆皿としてはやや大きめサイズで、小皿といった印象です。
KOMONシリーズの豆皿と箸置きを一緒に使用してみました。全て同じデザインというわけではありませんが、好きな文様をセットで揃えておくのも素敵です。普段づかいはもちろん、お正月用の食器としても活躍します。
1枚あたりの重さは80g。豆皿としては重たい印象ですが、ほぼ小皿サイズなので重たさは感じませんでした。KIHARAのKOMONシリーズでは、もう一回り大きい取皿も販売しています。
やや薄めのお皿なので、スッキリとキレイに重ねることができます。単品購入はもちろん、5枚セットも販売しており、プレゼントとしてもおすすめの食器です。1枚650円前後と購入しやすい価格も魅力。
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白山陶器や東屋、KIHARAなど日本の食器ブランドをご紹介してきましたが、北欧ブランドのイッタラでも素敵な小皿を見つけることができます。
アジア限定モデルとして展開している「ティーマティーミ」では、醤油皿や薬味皿として活躍する「プレート9cm」を販売しています。
ティーマティーミのプレート9cmに左手を添えてみました。深さがある器で、豆皿としても活躍します。
お皿の裏面にはイッタラのロゴマークがデザインされていました。
重さは1個112gとやや重め。繊細というよりも丈夫さとシンプルさのバランスが絶妙なお皿です。
ティーマティーミのプレート9cmは重ねた時の佇まいが美しく、収納している間も楽しむことができます。ターコイズやグレーなど日本の食器では珍しいカラーが採用されており、色違いで購入するのもおすすめです。
限定販売なので在庫が無くなると手に入らなくなる場合も。在庫についてはイッタラの公式サイトでの確認がおすすめです。下の記事ではティーマティーミの種類や使い方についてご紹介しています。
普段づかいすることが多いのが、ぎやまん陶の小皿と小鉢です。ガラスのような輝きが美しい美濃焼の器で、渋い色合いが魅力。使い分けがしやすいように「茄子紺・利休・漆色」の3種類を揃えています。
やや深さがある三寸小鉢は、醤油やポン酢、薬味置きとして活躍します。
三寸小鉢に左手を添えてみました。豆皿よりもやや大きめですが、コンパクトサイズなので食卓でも使いやすい器です。
三寸小鉢と三寸皿を並べてみました。同じカラーで展開されていますが、三寸皿はフラットな食器です。
三寸小鉢の重さは79g、三寸皿は90g。直径は三寸皿の方が大きく、重ねて収納する場合は三寸皿を下にしています。
ぎやまん陶では小皿や小鉢だけでなく、同じデザインで箸置きを販売しています。上の写真では茄子紺の三寸小鉢と箸置きを並べてみました。
三寸小鉢は重ねて収納しやすく、コンパクトなのも嬉しいポイント。
醤油やポン酢の器としてよく使用しています。安定感があり、渋めのカラーの小皿と小鉢は食卓の引き締め役にピッタリです。
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kata kataの印判手豆皿は、夕食はもちろん、お菓子タイムにも活躍するアイテムです。クマやアホウドリ、マンドリルなど動物をモチーフとしており、温かみを感じる色合いやイラストが素敵。重ねて収納しにくいのが難点ですが、持っていると楽しい気持ちになれる豆皿です。
裏面にはkata kata × classikyのロゴマークがデザインされています。味のある文字デザインが可愛いです。
豆皿に左手を添えてみました。豆皿と言うにはやや大きめサイズです。
kata kataでは、円形で使いやすい印判手小皿も販売しています。ふくろうやぶらさがり(コウモリ)、たんぽぽなど食器では珍しいモチーフが印象的。ちょっと首を傾げているふくろうの小皿も気に入っています。
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石川県南部で生産される色絵の磁器、九谷焼。美しく素敵な食器が多いですが、人気の作家さんや食器は入手が困難で、なかなか普段づかいできないことも。特別な転写シールを使用し、職人さんの手によって作られる青郊窯(せいこうがま)の器は、食卓に取り入れやすいアイテムです。
パッと目をひく美しい色合いの豆皿は、食卓をより素敵な雰囲気に仕上げてくれます。
豆皿の裏面はとてもシンプル。表面の柄をよりキレイに引き立ててくれます。
左手を添えてみました。豆皿としてはやや大きめサイズです。小さな取り皿や薬味皿としても使用することができます。
重さは1枚あたり83gとやや軽め。食洗機は使用せず、手洗いで使用します。
程よく薄い豆皿なので、重ねて収納しやすいのが特徴。一番上のお皿は「古九谷色絵石畳文」というデザインで、個人的にとても気に入っている豆皿です。
豆皿にカットしたレモンをのせてみました。無地の小皿も良いですが、色合いがキレイなお皿は料理をよりキレイに見せてくれます。
副菜やおつまみ、ちょっとしたおかずの盛り付け皿としても活躍します。電子レンジは使用することができません。青郊窯の豆皿はデザインが豊富なので、少しずつ好きなデザインを揃えていくのもおすすめです。
普段づかいしやすい小皿を探している場合は、無印良品が販売している「白磁小皿」もおすすめのアイテムです。1枚280円で購入することができ、枚数を揃えやすいのが嬉しいポイント。シンプルで上品な小皿は、和食はもちろん洋食とも合わせやすいデザインです。
小皿の裏面も真っ白。
白磁小皿に左手を添えてみました。コンパクトサイズでお盆やトレーにも載せやすい食器です。
重さは1枚74gと軽め。少し深さがあるので醤油皿や薬味皿としても活躍しています。
スッキリと重ねて収納することができます。上品な白色の小皿は佇まいが美しく、280円とは思えない食器です。うっすらと模様があるのも魅力。
白い小皿は他の食器の調整役としても活躍します。色が美しい九谷焼とも相性がよく、お互いをキレイに見せてくれます。
右の小皿だけ交換してみました。東屋の印判小皿とも相性バッチリ。柄モノのお皿が多いと器同士がぶつかってしまうことがありますが、無印良品の白磁小皿はどんなお皿ともよく合います。
今度はKIHARA KOMONシリーズの小皿と合わせてみました。和モダンな食器ともよく合っています。白の小皿は食卓を明るい印象にしてくれるアイテムです。
無印良品の白磁小皿を2枚並べて使用しました。醤油皿として使用することが多く、その他にも塩やポン酢、レモン、ネギのお皿としても重宝しています。食器洗い機と電子レンジが使用できるのも便利です。
ガラス製の小皿を探している場合は、イッタラの人気シリーズ「カステヘルミ」のチェックもおすすめです。北欧食器では珍しい10cmサイズのプレートを販売しています。こちらの小皿は日本でも人気が高く、インスタグラムでも見かける機会が多い食器です。
表面は平らになっていますが、裏面は安定感が出るように細かい脚がたくさん付いています。
左手を添えてみました。ちょうど使いやすい小皿サイズです。
フラットな小皿なので重ねて収納すると、スッキリとした印象に。
重さは1枚123gと同じサイズの小皿よりも重たい印象。実際に手で持ってみると、重さを実感しました。クリアタイプだけでなく、色付きプレートも販売しており、セットで揃えるのもおすすめです。
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素敵なデザインの小皿や豆皿は、食卓のアクセントになる食器です。和食器と北欧食器、どちらもおしゃれなデザインのお皿を販売しており、シリーズで揃えたくなることも。
枚数を揃えたい場合や色んな種類の小皿・豆皿をチェックしたい場合は、食器専門ショップの利用もおすすめです。波佐見焼のおしゃれな小皿や可愛いデザインの豆皿を見つけることができます。