yamazaki(山崎実業)では、収納グッズやキッチン用品を数多く販売しています。お米の保存容器の買い替えを検討している時に知ったのが、towerシリーズの密封米びつでした。
5kg分のお米を詰め替えて保存することができるライスストッカーです。お米は5kg毎に購入しているので、こちらのライスストッカーを使用してみることにしました。
楽天市場で「tower 密封ライスストッカー」の商品・レビューを見る
towerシリーズの密封米びつは蓋が透明で中身が確認しやすいのが特徴です。楽天市場の購入レビューをチェックしてみるとお米だけでなく、ドッグフードの保存容器として使用している人が多い印象でした。
yamazakiの商品らしいシンプルなデザインが魅力です。
こちらの記事では、yamazakiのtowerシリーズ「密封 袋ごと米びつ」と「密封 シンク下米びつ」を使用した感想をレポートしています。良かった点と気になった点を記載しました。
米びつのサイズ感を確認しやすい写真も掲載しています。
towerシリーズの密封米びつはサイズが異なる2種類を販売しています。どちらもカラーは白と黒の2色で、5kg分のお米を入れることができました。
幅と奥行きは2〜3cmの違いですが、高さは9.3cmの差があります。
袋ごと米びつはスリムで省スペースで置きやすいアイテムでした。シンク下米びつは高さを抑え、取り出し口が広いのが特徴です。
象印の「炎舞炊き 圧力IH炊飯ジャー」と並べています。(4合炊きのやや小さな炊飯器)
袋ごと米びつは炊飯器よりも高さがあり、スリムな形でした。
袋ごと米びつは逆台形で、両サイドに持ち手が用意されています。
商品パッケージの説明書きを見てみると、5kgのお米をそのまま収納できると記載されていました。
袋に入った5kgのお米を並べてみると、そのままスポッと入れることができるサイズ感でした。
towerシリーズの米びつには計量カップも付いています。
蓋が透明なので残量が確認しやすいです。高さがあるので出しっぱなしにしておくと存在感がありました。
5kg分のお米を詰め替えて使用する「密封 シンク下米びつ」は、炊飯器と同じくらいの高さでした。黒色の米びつも販売しており、自宅で使用している調理家電の色に合わせたカラーを選ぶことができます。
「密封 シンク下米びつ」は持ち手が片側にして付いておらず、持ち運ぶ時に底を両手で持つ必要があります。中にお米が入っている時は少し持ち運びがしづらい印象です。
こちらの米びつは取り出し口が広いので、お米を計量カップで掬いやすいです。高さを抑えた米びつなのでキッチンカウンター上にも置きやすいのが特徴。
高さが足りず、お米は袋ごと入れることはできませんでした。
お米の虫除けも入れています。towerシリーズの蓋はABS樹脂を使用しており、耐久性が高いわけではありません。米びつの上に重さがある物を載せるのはNGです。
ひなたライフの通販ショップ「tower 密閉 シンク下米びつ」の商品ページへ
ひなたライフさんは新規会員登録で「500円OFFクーポン」が発行されていることが多いので、お得に買い物ができました。
2種類の米びつと2Lペットボトルを並べてみました。左の袋ごと米びつは2Lペットボトルと同じくらいの高さです。
米びつの幅は寝かせた状態の2Lペットボトルと同じくらいでした。
お米の保存容器として野田琺瑯のラウンドストッカーを6年ほど使用していました。ホワイトシリーズの21cmサイズは5kgのお米がちょうど収まる容量です。
袋ごと米びつはラウンドストッカー21cmよりも高さがあります。
シンク下米びつはラウンドストッカー21cmよりも低く、幅が長めです。
towerシリーズの米びつには計量カップが付いており、同じお米計量カップでした。
左が無洗米、右が普通米を計る時に使用する目もりです。普通米の場合は「すり切り一杯で1合」、段差部分が半合になっています。
無洗米はやや計りにくい印象です。
持ち手が付いており、計量カップを掴みやすいです。持ち手付きなのでお米に手が触れにくいのも便利なポイントでした。
形がスリムな「密封 袋ごと米びつ」は袋入りにお米(5kg)をそのまま入れることができました。詰め替え作業がラクで、交換時の手入れがしやすいです。
蓋が透明で残量が見やすいです。ABS樹脂を使用している蓋は細かい傷がつきやすいのが気になりました。
袋ごと米びつは両サイドに持ち手が付いており、お米が入っている状態でも持ち運びがしやすいです。実際に使用してみると両側に持ち手が付いているかどうかは大事なポイントでした。
キッチンの調理台の上に置くとなかなかの存在感です。
高さが28.5cmの袋ごと米びつは、深さがある引き出しに入れることができます。スリムタイプなので省スペースで置くことができました。
towerシリーズの米びつは蓋が大きく開きます。
収納している米の袋のサイズにもよりますが、袋に入れた状態では少しお米が掬いにくいと感じました。(計量カップを動かせるスペースが狭いため)
異なるお米を分けて収納したい場合は省スペースで置くことができる「袋ごと米びつ」が便利です。
引き出しだけでなく、キッチンの棚にも置くことができました。お米を取り出す時は蓋が片側に開くので、上のスペースもきちんと確保する必要があります。
お米は野菜室での保存に適していますが、袋ごと米びつは高さがあるため、野菜室での保存は不向きでした。
野菜室に付いている透明なトレーに引っ掛かってしまい、野菜室を閉めることができません。
高さを抑えた「シンク下 米びつ」は袋ごと入れることはできず、お米を詰め替えて使用します。上の写真は5kgのお米が入っている状態です。
取り出し口が広いのでお米の虫よけグッズを入れやすいです。
シンク下米びつの魅力は取り出し口が広く、計量カップでお米を掬いやすい点です。お米の虫よけグッズはお米にさして入れています。
シンク下米びつは底部分の形が異なります。袋ごとタイプは底がまっすぐですが、シンク下米びつは真ん中にお米が落ちる形になっていました。
付属の計量カップが角型なので、真ん中部分に落ちたお米をサッと掬うことができました。シンプルな機能ですが、実際に使ってみると便利です。
シンク下米びつは冷蔵庫の野菜室に収納しやすいサイズです。冷蔵庫の野菜室の高さによっては、うまく収納できない場合も。
野菜室に付いている透明なトレーが引っ掛かる場合があります。
自宅の冷蔵庫は高さがギリギリでした。野菜室で使用する場合は事前にサイズの確認がおすすめです。(本体サイズ:幅30cm×奥行19.7cm×高さ19.2cm)
また、野菜室にはトレーが付いていることが多いので、野菜室に入れた状態で米びつの蓋を開けるのが難しいです。
シンク下米びつは持ち手が片側しか付いておらず、野菜室からお米が入った状態の米びつを取り出しにくい印象でした。
シンク下米びつも両側に持ち手が付いていれば、更に使いやすくなるのに…と思いました。
高さを抑えているシンク下米びつはキッチンの引き出しに置きやすいアイテムです。スリム型よりも少しスペースを取りますが、安定感があります。
引き出しは野菜室よりも蓋を開けやすく、お米の取り出しがスムーズでした。
蓋をしっかりと閉めて保存します。商品名は「密封 シンク下米びつ」ですが、配管が近くにある引き出しは湿気がこもりやすいので注意が必要です。
湿気が多くなるキッチンシンク下、温度が高くなるコンロ下の引き出しを避けて収納したいところですが、なかなか良いスペースが確保できないことも。
高さがあるキッチンの収納棚に置きました。袋ごと米びつよりも高さを抑えているので、蓋の開け閉めがしやすいです。
towerシリーズの米びつの魅力は透明な蓋です。蓋を開けずに中身を確認でき、お米の補充タイミングがわかりやすいのが嬉しいポイント。
野田琺瑯のラウンドストッカーは蓋が2重になっており、towerシリーズの米びつよりもワンアクション動作が増えます。
towerシリーズの米びつはどちらも蓋が大きく開きます。蓋は簡単に取り外しができないので、高さを確保できない場所では使いづらいことも。
特にシンク下米びつは蓋が大きく開き、取り出し口が広いのでお米をすくいやすいです。
どちらの米びつにも底部分に商品シールが貼られています。使用前にこちらのシールを剥がそうと思いましたが、なかなかキレイに剥がれませんでした。
個体差がありますが、きれいにペラっと剥がせると思っていたので、ちょっと気になりました。
使い始めてすぐの頃、蓋の閉め方がよく分かっておらず、きちんと密封できませんでした。上の写真は袋ごと米びつのロック部分ですが、サイズが小さいです。
シンク下米びつも蓋全体の大きさに対して、ロック部分が小さいです。
蓋にはパッキンが付いており、きちんと蓋を閉めているつもりでもパッキンが少し浮いた状態になっていました。
towerシリーズの米びつをきちんと密封して使用する場合は、ロック部分の上に手を載せ、上から下にまっすぐ押します。
するとロック部分が「カチっ」と音がしました。ロック部分をしっかりと閉じたあと、蓋の四隅を軽く押すと蓋全体がきちんと密封されました。
蓋が大きいシンク下米びつも同じ方法で蓋を閉めます。ロック部分を上から押して「カチっ」と音を鳴らし、四隅を抑えてパッキンを下まで落とせば完了です。
慣れれば簡単でスムーズに密封することができました。
towerシリーズの密封米びつは本体、蓋、パッキンに分解することができます。
蓋を開き、図の矢印の方向に蓋を取り出します。図で見ると簡単そうですが、始めて蓋を外す時は時間が掛かりました。
蓋の取り外し・取り付けが可能な商品ですが、蓋と本体の接着面の強度が少し心配です。
パッキンは簡単に取り外すことができました。パッキンを蓋に再度取り付ける時は少し時間が掛かります。
お米を入れ替える時は各パーツを取り外して洗い、しっかりと乾燥させます。
6年ほど使用した野田琺瑯のラウンドストッカーは耐久性に優れており、問題なく使用できました。両側に持ち手が付いており、持ち運びがしやすい点も気に入っています。
また、詰め替え時は各パーツが洗いやすく、手入れがしやすいです。
towerシリーズの米びつを長い期間使用しているわけではありませんが、蓋部分の耐久性が少し気になります。
密封米びつは他のtowerシリーズの商品と同様にキッチンインテリアに馴染みやすく、使いやすさを意識したデザインが施されています。
特に透明な蓋は在庫管理がしやすく、お米の保存以外にも活用できるアテムです。
2種類の米びつはどちらも長所・短所があり、二つの長所を盛り込んだ米びつが欲しいと思いました。